子どもの一人暮らしの予算、仕送りなど「気になること」を全国の保護者にアンケートをとりました。

           

こんにちは、エイブルAGENTの女性スタッフ・Sです。先日お客様から、「子どもが東京で一人暮らしをすることになりました。仕送りの予算を考えたいので、かかる費用を教えてください」とLINEで相談をうけました。

 

そこで今回は、一人暮らしを考えている子どもをもつ保護者の方に向けて、過去に子どもの一人暮らしを経験した保護者がどのくらいの仕送りをしていたのか、などデータをもとにお教えします。

 

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「知らないと損をする！賃貸契約を結ぶときに注意したい8つのポイント！」

 

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「賃貸契約の初期費用の内訳は？計算方法や抑えるポイントを確認しよう」

 

子どもの一人暮らし経験のある保護者400名にアンケートをとりました。

はじめて一人暮らしさせる保護者の方へ

はじめて子どもが一人暮らしをするとき、親としてはいろいろな心配があると思います。住む場所を探して契約もしないといけないので、大学からどのくらいの距離が適当なのかとか、東京での家賃の相場はいくらぐらいが適正なのか、など考えるとキリがありません。今回は特に仕送りについてだけでなく、賃貸物件をどのようにして決めていくべきか、なども解説します。

 

全国の子どもの一人暮らし経験のある保護者400名にアンケート調査

今回データとして使用するのは、私たちエイブルAGENTが2018年11月に、下記の条件で実施したアンケート調査の結果です。

・調査方法：ネット調査

・地域：全国

・対象：子どもを一人暮らしさせたことがある保護者

・調査数：400人

 

はじめての一人暮らしはどのように決めた？

進学する大学の近くに引越した時期は？

最初のデータは、子どもの一人暮らしのために引越しを行った時期を調査したものです。最も多いのが3ヶ月～1年未満で25.7%、次いで1年～2年前が21.4％なので、3ヶ月未満の方を合わせると50.2％が直近のデータです。

 

また、4年以上前と答えた方が13.6％で、それ以外は86.4％です。この4年間でも景気の変動はありますが、リーマンショックや大震災のような極端なレベルの景気変動は起こっていませんから、このデータが景気や社会情勢の違いに左右されないデータだとご理解いただけるでしょう。

 

引越し先の物件は主に誰が決めたか

続いて引越し先の物件選びを親と子どものどちらが主導的に行ったか、という質問です。最も多いのは「協力して選んだが主に引越しをした子どもが選んだ」が33.2％、それ以外の回答は20％前後が多い結果となっています。

 

初期費用を出したり、仕送りをしたりするのは親の側であることが多いでしょうが、住むのは子ども自身ですから、細かいところは子どもの希望を優先して、親は予算を決めたり地域を絞ったりすることに専念すると上手くいきそうですね。

 

大学に進学したどのような物件に決めたか

どのような物件を選んだかについては圧倒的に多いのが、「賃貸住宅（マンションまたはアパートに一人暮らし）で69.3％となっています。

 

次いで多いのが「学生寮」の13.9％と、家族と同居の9.6％、ここまでで92.8％なので他はかなり少数意見です。

 

お部屋探し時に保護者が希望した設備ランキング

次は親の側で物件に求めた設備です。10位までご紹介しましょう。（複数回答可の問いなので回答総数が400を超えています）

 

1位・エアコン：269票

2位・バス・トイレが別：235票

3位・室内洗濯機置き場：125票

4位・インターネット無料：101票

5位・2階以上：99票

6位・フローリング：98票

7位・オートロック：95票

8位・広めの収納スペース：88票

9位・家具・家電付き：57票

10位（同率で2項目）ベランダ（バルコニー）　または　温水洗浄便座：56票

 
https://offer.able.co.jp/oshieteagent/wp-admin/tools.php
さまざまな観点がありますが、親が子どもの住居に望むのは、「安全」、「健康」、「清潔」などがキーワードになっていると言えるかもしれません。

 

子どもの一人暮らしの仕送りなどの支援額は？

最低限かかる月々の生活費は？

子どもに仕送りをどのくらいするのか、というのも親にとって大きな問題ですから、まずは東京での一人暮らしにかかる予算を考えてみましょう

 

概略の平均的な予算を下に記載します。

 

食費：3万円

水道光熱費：1万円

交際費：1.5万円

通信費：1万円

日用品：3,000円

娯楽：1万円

交通費：5,000円

美容・服代：1万円

合計　9.3万円

 

余裕を考えると月に10万円くらいの予算が必要です。ここに家賃を含めて、親が出せる金額と子どもがアルバイトをする収入や奨学金なども含めてよく考えましょう。

 

エイブルAGENTがまとめた、一人暮らしの生活費の記事がありますので参照してください。

「手取り18万では快適な一人暮らしはできる？　適正家賃と貯金のしかた」

 

子どもの月々の家賃の費用は？

実際に子どもが一人暮らしをした賃貸物件の家賃についてもアンケートをとっています。

 

1位・4～5万円：22.2％

2位・5～6万円：20.1％

3位・3～4万円：19.6％

4位・～3万円：12.9％

5位・6～7万：11.4％

 

家賃はずっと支払い続けるものですし、初期費用にも関連しますから（賃貸契約の初期費用は家賃月額の5倍くらいが相場です）、できれば抑えてておきたいものです。

 

ただし、前の質問であった設備へのこだわりが強いとどうしても家賃は高くなります。先に毎月の家賃の目安を決めてから物件探しに入った方がスムーズです。

 

子どもの月々のアルバイト代は？

子どもが行ったアルバイトでの収入の月額も記載します。

 

1位・アルバイトをしていない：15.9％

2位・4～5万円：12.3%

3位・5～6万円：11.8%

4位・3～4万円：9.6%

5位・2～3万円：8.9%

6位・6～7万円：7.6%

7位・7～8万円：6.9%

8～9万円：6.9%（7位は同率で2階級）

9位・1～2万円：5.6%

10位・0～1万円：4.5%

 

3～8万円の範囲が多く見られます。最低限の生活費は仕送りでまかなって、遊びや交際費をアルバイトで捻出するというケースが多いようです。

 

月々送る仕送りの額は？

親が送った仕送り額の調査結果は、以下となります。

 

1位・10～12万円：14.1%

2位・仕送りを送っていない：13.5％

3位・5～6万円：12.6％

4位・4～5万円：9.5％

5位・9～10万円：8.7％

6位・3～4万円：7.3％

7位・7～8万円：6.4％

8位・6～7万円、8～9万円：5.7％（8位は同率で2階級）

10位・12～15万円：4.8％

 

1位が10～12万円となり、子どもが「アルバイトをしていない」が1位だったのと相関関係が見えます。ただし、その比率が極端に高い訳ではなく、5～10万円の中に大きな数値差はありませんから、「○万円送るのが一般的」といった法則は見いだせません。

 

言い換えれば、家庭事情や仕送り事情は、その家ごとにまばらであることがこのデータから見えてきます。これを踏まえて、親の経済状態や子どもがアルバイトできるかどうかなど、よく話し合って予算を出しましょう。

 

お子様への仕送りに迷っているという方は、エイブルにご相談を！

東京で一人暮らしを始める子どもをもつ保護者の方に向けて、いろいろなデータをまとめました。親としては子どもの健康や快適な生活を考える一方で、仕送りをするのも大変というケースもあります。この記事を参考にしていただいて、予算をしっかり組んで、無理のない計画を立ててください。

 

エイブルは、賃貸物件探しはもちろん、一人暮らしに適した間取りの情報や、大学ごとの居住が多いエリアのご案内なども行っています。部屋探しだけでなく、賃貸関連で何か困ったり迷ったりしたら、いつでもエイブルにご相談ください。

＜関連リンク＞

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