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家賃はいくらが理想？生活費のシミュレーションで無理のない賃貸物件探しをしよう

家賃はいくらが理想？生活費のシミュレーションで無理のない賃貸物件探しをしよう

部屋探しの話

AGENT男性スタッフ・S
公開日:2019/04/02 最終更新日:2022/08/04

生活費のシミュレーションで理想の家賃を割り出そう

こんにちは。エイブルAGENTです。先日、一人暮らしを始める方やマンション住まいを検討中のファミリー層の方から「家賃はいくらが理想でしょうか？」とLINEで質問をいただきました。生活に無理が出ない家賃の相場を知るためには、生活費をシミュレーションすることが大切です。

今回は物件探しにおける生活費のシミュレーションと家賃について解説します！

この疑問の目次

1 家賃は生活費のシミュレーションをしてから決めよう
2 家賃ってどのくらいがいい？
- 2.1 家賃は収入（手取り）の3分の1～4分の1
- 2.2 生活費を元に算出する
3 みんなの収入と家賃を教えて！
4 物件を探す際は家賃をシミュレーションしよう！

家賃は生活費のシミュレーションをしてから決めよう

一人暮らしを始める人にとって、家賃の決め方はとても大事。生活費をシミュレーションすることで実際に物件を選んだ後の生活のしやすさにも差が出てきます。
生活費をシミュレーションすれば、「本当にこの家賃で一人暮らしを維持できるか、苦しくないか」という部分が分かります。

はじめて一人暮らしをする場合は、まずはこれから紹介する家賃以外の生活費を計算してみましょう。ついつい一番大きな支出である家賃を最初に決めたくなりますが、家賃は後回しにしたほうがシミュレーションをした場合がいいこともあります。

食費はいくら？

あなたが社会人なのか学生なのか、男性なのか女性なのか、自炊をよくする人なのかなどさまざまな要素の影響を受けて、一人暮らしでかかる毎月の食費の目安は変わってきます。

一人暮らしの食費が一体どのくらいかかるのか見当もつかない！なんて人はこちらの記事をチェックしてみてください。
一人暮らしの食費はどのくらいかかりますか？平均や節約術を教えて！

いくつか参考となる数字をあげてみましょう。

・大学生の場合…平均2万5000円前後

・社会人の場合…平均4万円前後

・男性の場合…平均4万円前後

・女性の場合…平均3万円前後

自炊する割合が少なく忙しい社会人男性であれば毎月4万円ほど、食事量が少なめで自炊を頻繁にする女性なら大学生の平均である2万5000円ほどといったように考えるとよいでしょう。

住居費はいくら？

住居費というのは、家賃・管理費・共益費・更新料・火災保険料といった費用のことです。

家賃と管理費は毎月かかるセットのものだと考えましょう。今回のメインテーマである家賃や管理費については、「2.家賃ってどのくらいがいい？」で詳しく説明しますね。

更新料や火災保険料は一般的には2年に一度支払いが必要になるケースも多いですが、詳細は物件によって異なります。また、更新料の目安は家賃の1ヵ月〜2ヶ月分だったり、大家さんによっては更新料が不要ということも。契約する物件が決まっていない場合は、多めに2ヶ月分を見積もって置くといいでしょう。

火災保険料の目安も、安いものでは1万～2万円ほどで済むこともありますが、契約内容や住居のタイプによってはそれ以上の金額になることもあるので注意が必要です。

多くの場合は2年に一度、1年に一度など定期での支払いとなるため、毎月の固定費として考える必要はありません。しかし、いざ支払うときには大きな金額になるので、ある程度頭に入れて生活する必要があるでしょう。

交通費はいくら？

電車を使うのか、バスを使うのか、徒歩で移動するのか、目的地までどのくらいの距離があるのかなど、人によって交通費は大きく変わってくるので、平均的な費用は求めにくいですね。しかし、自分の生活をシミュレーションすれば毎月の交通費の目安は出せるので、一度計算してみましょう。通勤・通学や、毎週必ず行く場所などを記録すると毎月のおおよその交通費の目安が分かりますよ！

教養娯楽費はいくら？

教養娯楽費とは、自分の能力アップのための検定や習い事、趣味などにかける費用のことです。一人暮らしだと1～2万円程度の教養娯楽費を捻出している人が多いですが、これもあなた自身の趣味の多さなどによって変わってきますね。一度自分の生活を振り返って、算出してみましょう。

光熱費はいくら？（水道代、ガス代、電気代）

生活する上では欠かせない水道、ガス、電気の料金は光熱費としてまとめて考えてみましょう。光熱費全体として考えると、一人暮らしの相場は1万円前後といわれています。ただし、水道代は地域による価格差、ガス代は都市ガスとプロパンによる価格差、電気代は夏・冬のエアコン使用時の費用の増加といった点には注意しないといけません。

光熱費がにどのくらいお金がかかるのか詳細を知りたい人はこちらの記事を見てくださいね。
一人暮らしの光熱費ってどのくらい？平均相場と節約術を教えて！

通信費

スマホやタブレット、パソコンのインターネット回線の料金は、通信費として考えます。一人暮らしの場合の通信費の相場は、8000～1万5000円前後となっています。引越したからといって、今のスマホやタブレットの毎月の料金が大きく変わることはありません。インターネット回線の月額料金の相場は2000～4000円ほどなので、通信費も算出しやすいです。

その他

上で紹介した費用の他にも、生活をする中で必要なティッシュペーパーなどの消耗品、散髪代や洋服代などなにかと細かな出費があります。実際に一人暮らしを始めてみないとイメージはしにくいと思いますが、その他の費用は平均で1万円ほどみておきましょう。

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家賃ってどのくらいがいい？

具体的に一人暮らしでかかる生活費の目安が分かると、シミュレーションもはかどり家賃の目安も判断しやすくなってきますよね。

家賃は収入（手取り）の3分の1～4分の1

一般的に家賃は収入の3分の1～4分の1程度に抑えるのが良いといわれています。ここでいう収入というのは、あくまで手取り金額のことです。月収が20万円でも社会保険料などを引かれると手取りは16万円ほどになります。この場合は手取りの16万円の3分の1～4分の1の 5万3000円～4万円ほどが家賃の目安といえます。

割合をどうやって決めたらいいかわからないなんて人はこちらの記事もためになります！
自分の家賃に合った収入の割合を教えてください。目安などを説明

生活費を元に算出する

家賃の目安は自分の手取りを元にある程度計算できます。しかし、実際には生活スタイルによって一人ずつの食費や光熱費、教養娯楽費などには差が出てきます。そのため、上で紹介した生活費を元に計算することも大切です。例えば、収入の3分の1～4分の1の家賃を設定して、そこに上で紹介した生活費を足していくと本当にその家賃で生活できるか見えてきますよね。

ファミリー層の場合は、より一層「3分の1～4分の1」という目安にとらわれないほうがよいでしょう。「ファミリー層」と言っても、家族構成はそれぞれ違います。子供がいるのか、子供が何歳なのかによっても、毎月の生活費は大きく変わってきます。ファミリー層の場合は、実際に今の生活費を見直してみて、「そもそも今の家賃は適正なのか？」「今の支出と収入の状況でどのくらいの養育費の捻出できるのか？」という部分を判断する必要がありますね。

みんなの収入と家賃を教えて！

実際に生活している人の収入や家賃事情を知ると、もう少しシミュレーションもしやすくなるかもしれませんね。一人暮らしをしている人の家賃と収入を教えてもらいましょう。

口コミ①（家賃9万円、収入手取り27万円）社会人7年目

「僕は社会人7年目で去年に手取りが27万円にまでアップしました。それを期に実家から家賃9万円の物件に引越しました。家賃はよく耳にする『手取りの3分の1』という目安で物件を選んでみたのですが、毎月の支払いはトータルで20万円ほどになっています。無理なく生活もできているのですが、貯金のことを考えたらあと1～2万円くらい安い物件のほうが良いかな？とも感じています」

口コミ②（家賃7万円、収入手取り23万円）社会人5年目

「私は手取り23万円で、家賃は7万円の物件に住んでいます。一人暮らしを始める前は自炊をして少しでも食費を浮かせようと考えていたのですが、やはり仕事が始まるとどうしても外食に頼ってしまうことが多く、毎月の食費は3万円ほどになります。それでも、全体の支出は17万5000円～18万円程度になっています。私自身切り詰めて生活している自覚はないのですが、それでも毎月5万円ずつくらい貯金できているので満足ですね」

口コミ③（家賃6万円、収入手取り20万円）社会人1年目

「僕は社会人1年目で手取りが20万円、家賃6万円の物件に住んでいます。最初は手取りの3分の1くらいの物件（家賃6万5000円ほど）を探そうと思っていたのですが、実際に親と相談しながら生活費をシミュレーションしてみたら、6万5000円だとちょっと苦しいようなイメージもあったので、少し抑えめにしました。
僕の収入で家賃6万円の生活をすると、毎月3万～3万5000円くらいは貯金に回せます。まだ社会人1年目なので大きな額は貯金できませんが、ボーナスが出たら普段よりも多めに趣味に回せたらと思っています」

物件を探す際は家賃をシミュレーションしよう！

一人暮らしでもファミリー層でも、賃貸物件やマンション購入を検討している場合には家賃や生活費のシミュレーションが大切です。一人暮らしなら生活費をシミュレーションすることで、自分の収入でも無理なく生活できる家賃の物件を探し出せます。
エイブルでは、一人暮らし、ファミリー層、それぞれの収入にあった家賃の物件をご紹介することも可能です。ぜひお気軽にご相談ください！