賃貸物件の湿気について教えてください。部屋選びの注意点と湿気対策の方法って?|教えてAGENT

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賃貸物件の湿気について教えてください。部屋選びの注意点と湿気対策の方法って?

           

賃貸物件の湿気について教えてください。部屋選びの注意点と湿気対策の方法って?

賃貸物件において、「湿気」は頭を悩まされるポイントです。特に梅雨から夏場はジメジメ暑くてつらいですよね。湿気が高いと、大切な家具や洋服のカビの原因にもなってしまいます。

上手に湿気対策して、快適にお部屋で過ごしたいのは誰もが同じ。そこで今回は、湿気がたまる原因や場所、すぐにできる湿気対策を解説。さらに、物件選びの際に、湿気がたまりやすい部屋かどうかを見極めるポイントもご紹介します!

湿気が部屋にたまる原因について

なぜ部屋に湿気がたまってしまうのでしょうか? 湿気がたまる原因と場所を知ることで、湿気対策をより効果的に実践できるようになります。

湿気がたまる原因とは?

賃貸物件に湿気がたまる原因は大きく分けて2つあります。

・建物構造により、調湿効果が変わる

・窓が少なく空気が通らない場所が出てくる

賃貸物件は建物構造によって、湿度を調整しやすいか否かが分かれます。木造住宅や土壁などは湿度の調整がしやすい素材。そのため、木造住宅においては、夏場の蒸し暑さなどを比較的感じにくいでしょう。しかし、木の素材自体が湿度に弱い傾向があります。木造はかびやすいので、家具配置を工夫し、こまめに換気を行うなど注意が必要です。

また、コンクリート構造は、丈夫で防音性が高い特徴があります。しかし調湿性は低いため夏場は蒸し暑く、湿気がたまりやすいので注意が必要です。また、鉄筋コンクリートはコンクリートの湿気が5~10年かけて放出されます。新築の鉄筋コンクリート構造の物件は湿気が出やすいので換気や湿気対策が特に重要です。

コンクリート構造の場合、部屋の壁によって湿気のたまりやすさが変わってくるので注意しましょう。コンクリート素材の部屋はデザイン性が高くおしゃれです。しかし、室内の壁がコンクリートむき出しの場合、外気温の影響を受けやすく、湿度も高くなりがち。夏場は換気扇をこまめに回して、カビを防ぐなどの対策が必要になるでしょう。同じコンクリート構造でも、調湿効果のある壁素材を使っている場合は夏場も快適に過ごしやすくなります。物件を選ぶ際には壁もチェックしておくと良いですね。

賃貸マンションやアパートは窓の位置が限られるため、空気の通り道が少なくなります。例えば一軒家などは、東西南北に窓や扉がついていることが多く、開ければ家中の空気が循環します。しかし、マンションやアパートは隣に部屋があるため、窓の位置が限られています。多くの場合、窓があるのは玄関とベランダの2方向です。空気の通り道が一方通行になってしまい、湿気がたまりやすくなってしまうのです。

湿気がたまりやすい場所って?

では、賃貸物件において湿気がたまりやすい場所はどこでしょうか? 前述したとおり、マンションやアパートは窓の位置が1か所もしくは2か所のみの場合が多くあります。そのため、空気の通り道の枝部分になるキッチン、風呂場、クローゼット、などは湿気がたまりやすくなります。実際、押し入れで布団がかびてしまったり、風呂場にカビが出てしまったり、という困りごとは多く聞かれます。

すぐにできる賃貸物件の湿気対策

賃貸物件でカビが発生してしまうと、退去時のクリーニング費用が多く請求されてしまうことも。夏場に向けて、すぐに湿気対策をしておきましょう。

家具の配置

まず、家具の配置です。家具は壁につけてしまうと、壁と家具のあいだに空気が通らずカビが発生してしまうことがあります。「いざ引っ越しの時に家具を動かしたら、壁が真っ黒になっていた……」なんてことは避けたいですよね。数センチ間を開けておくことで空気が通るようになります。

また、植物の置きすぎにも注意しましょう。植物はインテリアとしてはとても良いですが、部屋の湿度を上げてしまいます。小さめのものにする、数を減らすなど、湿気をためないよう工夫しましょう。また、水槽から蒸発する水蒸気が湿度に変わるということもお忘れなく。水槽には蓋をし、小さめのものを選ぶとよいでしょう。

定期的に換気をする

湿気対策にはとにかく換気です。全ての窓を10センチほど開けることで空気の通り道ができます。窓は全開にするよりも、少しだけ開ける方が勢いよく空気が流れていきます。

空気の通り道になりにくいクローゼットや押し入れは、定期的に扉を開け放しましょう。梅雨の時期は扇風機で空気を流し、湿気を逃がすことができます。押し入れなどはついつい忘れがちですが、大切なものがカビてしまわないよう定期的に換気をしましょう。

エアコンの除湿機能を活用する

外の湿度が高い梅雨時期は、窓を開けると部屋に湿気を入れてしまいます。エアコンの除湿機能を活用することで、快適に過ごすことができます。また、湿度は温度の低い場所に溜まる傾向があります。使わない部屋を閉め切ったままにせず、部屋全体の温度を一定に保つようにしましょう。

湿気がひどい場合は除湿乾燥機を購入するのもおすすめです。

換気扇を活用する

水蒸気がたまる場所には、換気扇がついています。風呂場やキッチンなどは換気扇を活用しましょう。

入浴後に換気扇を回さずそのままにしてしまうと、あっという間に黒カビが発生してしまいます。入浴後はすぐに換気扇を回すようにしましょう。できれば、昼間も風呂場の換気扇をつけ続けることをおすすめします。

洗濯物は晴れたら外に干す

室内に洗濯物を干すと、一気に部屋の湿度が上がります。洗濯物は極力外へ干すようにしましょう。雨天で外干しができないときは、風呂場で換気扇を回しながら干すのがおすすめです。

部屋選びのときに注意して確認すること

物件探しを際、なるべく湿度に悩まされない物件を選びたいですよね。結露が出やすい部屋はカビが発生しやすく、毎朝のふき取りが大変です。ここからは物件選びの時に注意して見るポイントをご紹介します。

サッシ横の結露

結露は外気温と差が出る窓に出やすいので、窓枠やサッシ横の結露をチェックしましょう。

サッシ横の周りの木材部分

サッシ横の木材部分にカビや変色があると結露が発生しやすい物件の可能性が高くなります。物件によってはサッシ横だけ塗り直されている場合もあるので、不自然な点がないか見ておきましょう。

壁紙の剥がれ

湿気がたまりやすい物件は、壁紙が浮いている場合があります。窓があるかどうか、壁紙が不自然に浮いていないかなども合わせてチェックしておくと良いでしょう。

まとめ

湿気がたまりやすい物件だと、家具や洋服がカビてしまう可能性もあります。また賃貸物件の場合、結露やカビで部屋を汚損してしまうと退去費用がかさんでしまう場合もあります。すぐにできる湿気対策を行い、快適に過ごせるようにしていきましょう! エイブルではその他、賃貸物件での幅広い疑問にお答えしています。ぜひお気軽にご相談ください。

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