賃貸契約や賃貸保証会社の緊急連絡先になる人が知っておきたいこと。|教えてAGENT

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賃貸契約や賃貸保証会社の緊急連絡先になる人が知っておきたいこと。

           

緊急連絡先のイメージ

こんにちは、エイブルAGENTです。先日お客様に、「賃貸契約書の緊急連絡先に、親の電話番号を書いたのですが、緊急連絡先になった人にはどのような役割があるのでしょうか?」とLINEで質問を受けました。

 

そこで今回は、緊急連絡先にはどのような役割があるのかを解説し、家族ではなく友人や勤務先でよいのか、といった点についてもご説明していきます。

 

その他、連帯保証人と保証会社の違いを詳しく知りたい方はこちら

「家賃保証会社は必須?連帯保証人との違い・メリット・デメリットなどをご紹介」

 

賃貸契約時の注意事項を知りたい方はこちら

「知らないと損をする!賃貸契約を結ぶときに注意したい8つのポイント!」

 

賃貸の緊急連絡先は契約者本人より重要?!

緊急連絡先ってなに?

賃貸契約をする場合に記入する緊急連絡先は、実際にはどのようなときに連絡するのでしょうか? 大家さんや不動産会社にとって必要としているのは、契約者が家賃を滞納している、といったときに連絡する位置づけの方です。

 

緊急連絡先は誰でもなれるの?

基本的に関係を問われることはなく、契約者本人に連絡が取れる人であれば誰でも構いません。友人や勤務先の同僚・先輩でも問題はありません。

 

ただし大家さんや不動産会社にとっては、家賃を支払ってもらうことが最も重要ですから、親や兄弟などの親族であることが好まれます。主に金銭面に関わることですので、いくら信頼関係があるといっても、責任を持って借主にしっかり注意を促せる存在は、疎遠になるかもしれない友人や同僚・先輩には難しいと考えるのが自然といえます。

 

賃貸契約では緊急連絡先が重要になってくるワケ

大家さんや不動産会社にとって、賃貸物件は家賃収入によって成り立っています。つまり、家賃が払われないまま契約者と連絡が取れなくなることは、商売が成り立たないことを意味します。友人や勤務先であっても、連絡が取れて契約者本人の居場所の確認が取れることが重要なのです。

 

緊急連絡先と保証会社・連帯保証人の違いはなに?

緊急連絡先は契約者本人と連絡を取るために記入するもので、滞納した家賃を支払う義務はありません。保証会社は家賃の滞納があった場合に、その家賃を立て替えます。そして契約者に連絡を取って、立て替えた分を契約者本人に支払うように請求します。ですから、保証会社はあくまでも支払いを一時的に代行するだけで、家賃を補填してくれるわけではありません。

 

連帯保証人は契約者本人に支払い能力がない場合や、連絡が取れないまま支払いが行われない場合に滞納した家賃を支払います。この3者の役割はすべて異なります。

 

緊急連絡先はどのようなことに使われる?

困っている大家さんのイメージ

家賃を滞納時などに借主に連絡がとれない時

賃貸契約者が家賃を滞納した場合、不動産会社や大家さんはまず契約者本人に連絡しますが、その連絡が取れなければ緊急連絡先に本人の居場所を確認します。

 

借主に会いに行ってもでてくれない時

借主に連絡が取れない場合、大家さんは物件に直接出向いて、借主(賃貸契約者本人)に会おうとします。それでも会うことができなければ、緊急連絡先に連絡せざるを得なくなります。

 

家賃滞納の手紙を送っても確認してくれない時

ポストの画像

家賃の滞納が起こっている状況で、契約者本人に直接連絡が取れない場合は、家賃の督促状を送ることもあります。これは保証会社が行う場合もあります。

 

緊急で連絡するとき。

契約者本人が死亡したときなどにも緊急連絡先が使われます。例えば、家賃が滞納しているので物件に行ってみたらそこで契約者本人が死んでいた場合なども連絡します。もちろん警察にも連絡がいきますが、大家さんにとっては、物件に残された荷物の撤去をしなければ次の契約ができませんので、非常に重要です。

 

賃貸契約の緊急連絡先になった人が気をつけること

代理で支払う義務はない

賃貸契約時に緊急連絡先になった人に求められるのは、本人との連絡が取れることのみです。もし家賃を滞納していたとしても、支払いを代行する役割は緊急連絡先の方にはありません。契約者本人が支払いできないときに支払い義務が発生するのは連帯保証人のみですから、この点については、緊急連絡先をお願いする方にしっかり説明しておきましょう。

 

緊急連絡先になった人は何をするのかを借主に伝える

緊急連絡先になる人は友人でも勤務先の人でも構いませんが、その役割を明確に説明、伝えた上で名前を借りましょう。基本的によくないことがあったときの役割ですから、信頼関係がある方にお願いしましょう。信頼関係に甘えて、家賃の滞納や、迷惑をかけるようなことは厳に慎むべきことです。

 

また借主にとっては、家賃を払えない状態が緊急連絡先に方にばれることにもなります。そのような意味でも、友人関係に頼むのは適切でない場合が多いと考えるのが確実です。

 

賃貸契約の際の緊急連絡先に関する疑問は、エイブルまで!

賃貸契約時の緊急連絡先について解説しました。基本的には友人でも勤務先の人でも構いませんが、ある意味、嫌な役割をお願いすることになります。場合によっては大家さんではなく、保証会社から連絡が入ることもありますから、その旨は確認を取ってからお願いしましょう。

 

また緊急連絡先になった人は家賃の支払いを代行する必要はありません。家賃を代行して払うのは保証会社の仕事です。

 

このように賃貸物件の契約には分かりにくいことがいろいろあります。緊急連絡先やほかにも分からないことがあれば、私たちエイブルに連絡してください。賃貸契約に関するさまざまな知識を持っていますので、皆さまの疑問にお答えいたします。

 

<関連リンク>

「家賃保証会社は必須?連帯保証人との違い・メリット・デメリットなどをご紹介」

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