一人暮らしで「追い焚き機能」は必要? いる派・いらない派の声を検証|教えてAGENT

  • 0
  • 0
  • 0

一人暮らしで「追い焚き機能」は必要? いる派・いらない派の声を検証

           

お風呂

一人暮らしの部屋を探すときに迷うポイントの1つが「追い炊き機能」があるかどうかではないでしょうか。
もちろんメリットは大きいですが、それなりのデメリットもあります。一人暮らしではたして追い炊き機能はあったほうがいいのか、必要派と不要派の声をまじえて解説していきます。

 

追い炊き機能ってどういうもの?

給湯器

そもそも、追い炊き機能とはどういうものなのでしょうか。

追い焚き機能は、お湯を再び温めなおす機能

ひと言で言えば、お風呂のお湯を温めなおす機能のこと。追い炊き機能がないお風呂では再びお湯を温めるためには足し湯が必要ですが、追い炊きの場合はお湯を追加することなく再び温めることができます。

 

追い焚き機能の目的とは

追い炊き機能が主に役立つのは、家族で生活している場合です。それぞれの生活スタイルが異なるとお風呂に入る時間はバラバラになりがち。お風呂にお湯を入れてから時間が経ってしまうとお湯の温度が冷めてしまい、足し湯やお湯を張り替えが必要になります。また、お湯を入れ替える間、待たなければいけません。その点、追い炊き機能があれば、入ろうと思ったときにすぐ温かいお風呂に入ることができます。

 

追い焚きの仕組みとは

追い炊きの仕組みは「循環釜直結方式」と「給湯方式」の2種類あります。

●「循環釜直結方式」は次の2つ
・自然循環方式
浴槽内に循環口が2つあり、下から冷たい水を吸い込み、上から温めたお湯を出すタイプ。

・強制循環方式
浴槽内に循環口が1つあり、そこからお湯を吸い込み、ポンプでお湯を強制的に循環させるタイプ。

●「給湯方式」とは
浴槽にお湯をつぎ足して温度を上げる方式。この場合は新しいお湯を加えるため、水道代がかさみます。

 

ガス代、水道代はどうなるの?

追い炊き機能にはさまざまな機種がありますし、ガス代や水道代は地域や各家の契約内容によって異なります。また、電力などの光熱費の自由化されている今は契約会社によっても光熱費が変わってきます。そのため一概には入れませんが、基本的には前日の残り湯を使って追い炊きをする場合、毎回新しくお湯を入れる場合に比べて水道代を節約できます。ガス代に関しては新しくお湯を入れたほうが安くなる場合がありますが、ガス代と水道代を合わせて考えると残り湯を使って追い炊きをしたほうが節約できるといえます。

一方、追い炊き機能がついている場合でも、毎日新しいお湯を入れて温度が下がったときに追い炊きをしているケースだと、水道代の削減効果はうすく、さらにガス代もかかることになります。

 

 

一人暮らしで追い焚き機能って必要?

お風呂でスマホを触る女性・手元

家族で住んでいる場合は便利な追い炊き機能。しかし、一人暮らしの場合は追い炊き機能はあったほうがいいのでしょうか? 編集部で調査したところ、「いる派」「いらない派」から次のような回答が寄せられました。

 

一人暮らしで追い焚きは「いる派」の意見

湯船につからないと1日が終わらない。でも毎日新しいお湯を入れていたら水道代が大変なことになってしまうので絶対に必要。(30歳男性Y・Iさん)

最近ではスマートフォンが防水になってお風呂に持ち込めるようになったため、湯船につかる時間が長くなった。長い間入っていてもお湯がぬるくなってほしくないから。(26歳男性 R・Nさん)

 

「追い炊き機能はいる」と回答したのは、湯船に入る習慣がある人です。毎日欠かさずお風呂に入ると水道代がかさんでしまいますが、追い炊き機能があればお湯を使い回すことができます。また、長湯したい人にとっては温度を一定に保てる追い炊き機能は重宝されているようです。

 

一人暮らしで追い焚きは「いらない派」の意見

シャワーを浴びられれば十分。一人暮らしの湯船は小さいからそもそも入らない。(24歳女性 S・Nさん)

銭湯に行くことが好きだから家で湯船につかることが少ない。(26歳女性A・Kさん)

 

一方、「追い炊き機能はいらない」と回答した人は、湯船に入る習慣がない人です。そもそも一人暮らしの場合は浴槽が小さかったり、バストイレが一緒になっていたりするケースもあり、湯船に入らずシャワーのみで済ませる人が多くいます。その場合は、追い炊き機能は不要といえます。

 

 

追い焚き機能のメリットとデメリットは?

赤ちゃん お風呂

生活スタイルや節約に対する意識によって、追い炊き機能が「いる」か「いらない」かは、わかれるところです。メリットとデメリットをふまえて、自分の生活に合っているかを検討しましょう。

 

追い焚きのメリット① いつでも温かいお風呂に入れる

追い炊きの最大のメリットは、いつでも温かいお風呂に入れることです。すでに湯船にお湯が入っている場合、イチからお湯を溜めるよりも早く温かいお風呂に入ることができます。また、入っているうちにお湯がぬるくなってしまった場合も、すぐに温めなおすことができるのもポイントです。

 

追い焚きのメリット② 水道代の節約につながる

お湯が冷めてしまうたびに熱いお湯をつぎ足す必要がないので、一人暮らしでも長い時間お風呂に入る場合は水道代の節約につながります。また、同じお湯を温めなおして使う場合は、さらに水道代を制約できるといえます。

 

追い焚きのメリット③ 追い焚きできる給湯器は便利な機能がたくさん

追い炊き機能がついた給湯器にはさまざまな機能があります。お湯を温める機能はもちろん、お湯が少なくなった場合に自動で足し湯をする機能、一定水位で自動停止する機能、保温機能、予約機能、呼び出し機能などもあり、大変便利です。また、お風呂についている給湯器パネルで温度を自在に設定できることもお風呂好きにとって魅力の1つ。給湯器メーカーや種類によって詳細は異なりますが、これらの機能があれば毎日の入浴タイムが充実することは間違いないでしょう。

 

追い焚きのデメリット① 新しいお湯と比べて衛生面が心配

一方で、追い炊きにはデメリットもあります。水道代を節約するためとはいえ、湯船に溜めたお湯を使い回すのは衛生面で心配があるという人もいるのではないでしょうか。

 

実際、人が入浴したあとのお風呂のお湯には雑菌がたくさんいます。一晩放置するとその数は一気に増殖。そのため、同じお湯を使い回すことは衛生的にはあまりおすすめできません。となると毎回お湯を新しくする必要があり、水道代の大幅な節約にはつながらなくなってしまいます。

 

また、毎日浴槽の清掃を行うことはもちろん、追い炊きの配管にも菌がつきやすいため、1カ月1度程度は配管の掃除を行う必要があります。

 

追い焚きのデメリット② 入浴剤が使えないことがある

入浴剤の成分によっては、使用すると追い炊きの配管などを痛めてしまうことがあります。入浴剤を使用する場合は、浴槽を傷めないかどうかパッケージの記載事項をよく確認しましょう。酸性やイオウが強いタイプの入浴剤は注意が必要です。

 

 

結局、一人暮らしに追い焚き機能は必要なの?

アヒルのおもちゃ

長湯したい人には必要不可欠な機能

足し湯をするよりも追い炊きのほうが水道代を安くできるため、お風呂好きで毎日の入浴が欠かせない人や長湯が好きな人にとっては、追い炊き機能があるほうが断然便利です。一度、追い炊き機能つきのお風呂がある家に住んだら、次回引っ越しする際に外せない条件になるのではないでしょうか。

 

タイマー機能があるため、余計な時間や光熱費がかからない

予約機能や自動水位設定などの機能があるため、給湯器のボタンを1つ押すだけで設定した温度・水位のお風呂を沸かすことができる点が便利です。お湯を出しっぱなしにして水道代とガス代が無駄になる心配もありません。

 

シャワーで済ませることが多い人には必要ないかも

一方で、シャワーで済ませることが多く、湯船にはあまりつからないという人には追い炊き機能は重要ではないといえます。追い炊き機能がついたお風呂がある物件はない物件に比べると家賃が高く設定されているケースがほとんど。自分にとって必要がなければ物件探しの条件から外して、家賃を節約したほうがよいでしょう。

 

ちなみに、賃料を抑えるために追い炊き機能を諦めた人には、簡易追い炊き機を使つという選択肢もオススメです。自宅のお風呂に追い炊き機能がついていない場合でも、湯船に入れて使う簡易追い炊き機があればいつでも温かいお風呂に入ることができます。

 

 

追い焚き機能つき物件を探している方は、ぜひエイブルにご相談を

一人暮らしで追い炊き機能が必要かどうかについて、ご紹介してきました。自分のライフスタイルや家賃の予算などを考慮して検討してみてください。「追い炊き機能が部屋探しのマスト条件」という方は、物件検索サイトで「追い炊き機能」にチェックを入れて探すか、直接エイブルにご相談ください。

 


【エイっと検索で部屋探し】

賃貸物件をお探しの方はこちら
 

エイブルでお部屋探し!

 
教えてAGENT編集部

物件紹介を行うエイブルが手がける教えてAGENTの編集部です。

 
一人暮らしで「追い焚き機能」は必要? いる派・いらない派の声を検証
         

エイブルAGENTの人気記事14

エイブルAGENTの人気記事14

 

教えてAGENTオススメ記事15

教えてAGENTオススメ記事15

エイブルAGENT

エイブルAGENT

過去の賃貸に関する疑問

過去の賃貸に関する疑問

カテゴリ

カテゴリ

人気のキーワード一覧

人気のキーワード一覧