プロパンガスと都市ガスの違いはなんですか?賃貸物件での違いを教えて!|教えてAGENT

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プロパンガスと都市ガスの違いはなんですか?賃貸物件での違いを教えて!

           

プロパンガスと都市ガスの違いはなんですか?賃貸物件での違いを教えて!

日本の家庭で使われているガスはプロパンガスと都市ガスの2種類ですが、その違いをご存じでしょうか? ガスの種類は賃貸物件選びの決め手にはなりませんが、比較や検討の際の材料になります。そこで今回は、2つのガスの違いについてお伝えします。それぞれにメリットとデメリットがありますので、ぜひ確認しておきましょう。

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賃貸物件を選ぶときはガスもチェック

賃貸物件を選ぶときにはガスもチェックしておく必要があります。まずはその理由や、プロパンガスと都市ガスの違いについて見ていきましょう。

 

なぜガスまでチェックする必要があるのか

プロパンガスと都市ガスはいずれも目的は同じで、家庭のガスコンロや給湯で使われるという点は共通していますが、主に原料・供給方法・料金体形に違いがあります。生活する上で、料金体系と供給方法の2つについては直接の影響が考えられるため、賃貸物件を選ぶときには事前に知っておく必要があります。毎月のガス料金や災害時の復旧などについてきちんと理解した上で契約するようにしましょう。

 

プロパンガスとは

プロパンガスはブタンやプロパンが主成分のガスで、液化したガスを充てんしたボンベを各家庭に供給するものです。自由料金制のためガスの価格は販売店によって異なり、基本的には自由に販売店を選んで契約を交わすことができます。

 

メリット

・都市ガスに比べて熱量が高い

・設置する際の初期費用が安い

・料金が交渉できる

・災害時の復旧が早い(東日本大震災の被災3県において、全面復旧までの日数はプロパンガスの方が圧倒的に短かった)

 

デメリット

・料金が高い

・料金変動がある

都市ガスとは

都市ガスはメタンを主成分とする天然ガスで、地下のガス導管を通じて各契約者の家庭に供給されます。公共料金のためプロパンガスに比べてガス代が安いのですが、ガスの配管が通っていない地域では利用できません。

 

メリット

・料金が安い

・安全性が高い

 

デメリット

・熱量が低い

・災害時の復旧が遅い

・設置する際の初期費用が高い。

 

プロパンガスと都市ガスの料金比較

では、プロパンガスと都市ガスの料金を比較してみましょう。

 

プロパンガスの料金相場

プロパンガスの料金は基本料金と従量料金の2つから成り立っており、日本全国のプロパンガス価格の相場は、基本料金が1,890円、従量料金が523円です。首都圏と関西圏との差は以下の通り。

 

首都圏の場合

首都圏の場合、基本料金が1,646円、従量料金が1㎥あたり505円なので、月間20㎥のガスを使った場合は11,746円になり、他の地域に比べると安い傾向があります。それは、プロパンガス会社が多く競争が激しいこと、人口が多いため効率的にガスを配送できるので比較的コストがかからずに済むことが理由です。

 

関西圏の場合

関西圏の基本料金は1,903円、従量料金が565円で、月間20㎥のガスを使った場合は13,203円で、全国水準よりも高めです。

 

都市ガスの料金相場

都市ガスの場合、基本料金や1㎥あたりの単位料金は1ヵ月のガス使用量によって段階的に変わります。さらに、単位料金は原料費調整制度に基づいて毎月調整されているため変動します。

 

首都圏の場合

首都圏の場合、料金は6段階に分かれており基本料金は、

0~20㎥:約745円

20~80㎥:約1,037円

80~200㎥:1,210円

 

1㎥あたりの基準単位料金は、

0~20㎥:約143円

20~80㎥:約128円

80~200㎥:約126円

つまり月間20㎥のガスを使った場合、1ヵ月のガス料金は約3,605円になります。

 

関西圏の場合

関西圏の場合、料金は8段階に分かれており基本料金は、

0㎥~20㎥:約745円

20㎥~50㎥:約1,337円

50㎥~100㎥:約1,596円

 

1㎥あたりの基準単位料金は、

0㎥~20㎥:約191円

20㎥~50㎥:約161円

50㎥~100㎥:約156円

つまり月間20㎥のガスを使った場合、1ヶ月のガス料金は4,565円になります。

 

プロパンガスと都市ガス、どちらを選ぶべき?

プロパンガスと都市ガスの違いを見てきましたが、最終的に何を重視するかでどちらのガスが向いているかが分かります。自分にとってはどちらがいいのかを考えてみましょう。

 

料金重視の人

都市ガスとプロパンガスの料金を比較すると、プロパンガスの方が約1.6倍高くなっています。また、プロパンガスは自由料金制なので料金設定が大きく異なることもあり、さらに高額になる可能性も考えられます。ガス会社を選べると言っても賃貸物件の場合は大家さんが決めることですので、自分で安いガス会社に変更することもできません。これらの理由から、料金を重視する方は都市ガスの物件を選んだ方がよいでしょう。

 

火力重視の人

プロパンガスは都市ガスに比べ約2.2倍も高い熱量を持っており、1㎥あたりの熱量は24,000kcalです。熱量とは、同じ体積で出せる熱の量なので、単純に火力も2倍というわけではなく火力そのものはガス機器によって異なりますが、3口コンロでも同時に強い火力で調理ができるため、いくつもの強火を必要とする飲食店などで好まれています。このような場合はプロパンガスの物件を選んだ方がよいでしょう。

 

まとめ

プロパンガスと都市ガス、どちらに魅力を感じましたか? 賃貸物件の場合は、どちらにするか自分で選べるわけではありませんが、物件選びに迷った時にきっと役に立つはずです。エイブルではさまざまなご質問、ご相談を承っておりますので、お気軽にお問合せください。


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