仲介手数料とは？意味や仕組みを知っておこう

           

こんにちは、エイブルAGENTです。賃貸物件の契約時に支払う仲介手数料、皆さんはご理解いただけていますでしょうか？　不動産の売買においては仲介手数料が数百万円や数千万にのぼることもあり、支払う側としてはなるべく支払いたくないと考えてしまうものです。

 

そこで今回は仲介手数料を受け取る側であるエイブルAGENTが、仲介手数料についてのことと、仲介手数料の上限など気になる疑問について丁寧に解説していきます！

 

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賃貸や不動産でよく見る仲介手数料とは？

そもそも仲介手数料とは、どのようなものなのでしょうか。そこで最初に仲介手数料の概要について解説していきましょう。

 

仲介手数料とは、不動産会社や仲介会社に支払う手数料のこと

仲介手数料というのは、物件を契約するまでの期間に働いてくれた不動産会社や仲介会社に支払う手数料のことを指します。賃貸や売買の仲介を受けた不動産会社というのは、依頼してくれたお客様のサポートとして一緒に物件を探したり、お客様と大家さんの間に入って契約を進めたりとさまざまな仕事を行います。

 

契約が無事済んだ際に仲介を依頼した不動産会社に支払う謝礼金のようなもので、この仲介手数料を貰えないと仲介している不動産会社は働いた分のお金がもらえなくなってしまいます。

 

不動産の売買の場合、買値や売値に応じて仲介手数料が決まる

不動産の売買の場合は、買値や売値に応じて仲介手数料というのは決まっていきます。この仲介手数料は宅地建物取引業法で決まっており、それ以上の仲介手数料を請求することは違法となります。

 

売値・買値	仲介手数料
200万円以下	売値・買値×5％×消費税
200万円～400万円	売値・買値×4％+20,000円×消費税
400万円以上	売値・買値×3％+60,000×消費税

 

例えば不動産の売買価格が1000万円だった場合は下記のようになります。

・1000万円×3％+6万円×消費税（8％）＝388,888円

 

上記のように売買の場合の仲介手数料というのは計算式が決まっているため、あらかじめ自分で計算することも可能です。

 

賃貸物件の契約の場合は、家賃に応じて仲介手数料が決まる

賃貸物件の契約では家賃によって仲介手数料というのは決まっていきます。通常の不動産会社では、仲介手数料を「家賃の●％」と記載していることが多く、家賃と仲介手数料のパーセンテージによって変動します。

 

例えば家賃が9万円で仲介手数料が「家賃の100％」だった場合、支払う仲介手数料は9万円となります。不動産会社の多くでは仲介手数料を家賃の一ヶ月もしくは半月分に設定していることが多いため、多く見積もって家賃の一ヶ月と考えておきましょう。

 

仲介手数料の必要性を知って、賃貸業界・不動産業界をより深く理解する

仲介手数料はなぜ支払うのでしょうか。また仲介手数料の必要性とは？　賃貸や売買など不動産業界を深く理解できるように、仲介手数料についてより詳しく解説していきます。

 

仲介手数料は、契約成立時の成功報酬として、不動産会社の重要な売り上げになっている

仲介手数料というのは不動産会社にとってメインとなる売上金になります。特に売買の仲介手数料というのは不動産の価格によって数百万円、場合によっては一千万円を超えることもあり、不動産会社にとって大きな収益となるため数か月など長期間にわたって案件に携わります。

 

賃貸においても重要で、売買ほど長期間一つの案件に時間を費やすことはありませんが、その分たくさんの仲介をすることで大きな利益となるのです。

 

このように、払う側からするとあまり支払いたくないと思う仲介手数料ですが、不動産会社にとっては非常に重要な売上に大きく関わってくるお金となっています。

 

仲介手数料無料でも成り立つ？広告料や不動産会社自身が売主の場合などで利益が出る

仲介手数料は不動産会社の売上に直結する重要なお金ではありますが、大手不動産会社のなかには仲介手数料無料を謳っている会社もあります。

 

なぜ仲介手数料無料でも事業が成り立つのかというと、例えば他に広告料による収益があったり、不動産会社が賃貸物件を持っているため仲介手数料無料でも入居後の家賃収入で収益が見込める場合など、さまざまな理由があります。

 

他にも仲介手数料が無料であっても敷金や礼金を高く設定し、その分を収益とするケースがあります。その場合、仲介手数料が無料であっても初期費用が高くなってしまうことがあるため注意が必要です。

 

仲介手数料のルールが決まっていることで、賃貸や不動産の業界は公正を保てる

仲介手数料というのは賃貸では最大で家賃の一ヶ月分、売買では金額ごとに計算式が決まっているなど法律で価格が決まっているので公正を保つことができます。もし仲介手数料に明確なルールが無ければ、青天井に仲介手数料を設定できることになるため、お客様の立場を考えると非常に不利になってしまいます。

 

賃貸や売買を依頼する側を不利にしないためにも仲介手数料について厳格なルールが決まっているため、安心して不動産会社にご依頼くださいね。

 

仲介手数料を単なるコストと見ず、成り立ちや必要性や仕組みを知って、正しく契約しよう

仲介手数料は法律でルールが決まっており、不動産会社はルールに従って正式に顧客へ請求をします。請求した仲介手数料は不動産会社の利益となるため、そういった必要性や仕組みを知ることで今後の契約についての理解が深まることでしょう。

 

エイブルでは仲介手数料についての疑問をいつでも受け付けております。お金の大切さを理解し、丁寧に説明させていただきますので、何かご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。

 

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