礼金なしの物件を探している人へ。メリット・デメリットをまとめました

           

こんにちは、エイブルAGENTです。先日、お客様から「礼金なしの物件にデメリットはあるのですか？」とLINEで質問を受けました。

 

確かに今現在増えている「敷金なし」「礼金なし」という物件は大変人気です。しかし実は、これらが「なし」となることによって手放しで喜べることだけではありません。今回は賃貸物件のエキスパートであるエイブルAGENTが、礼金なし物件のメリットとデメリットについて紹介していきます。

 

初期費用をなるべく抑えたい方はこちら

「敷金礼金なしのゼロゼロ物件のメリットとデメリットは？」

 

退去時の費用を抑えたい方はこちら

「賃貸の退去費用を安く抑えて、敷金を多く戻すコツ。入居時にできる対策も紹介」

 

そもそも礼金って何？

まずは礼金とは一体何なのかを確認していきましょう。敷金とも混同されがちですので、注意が必要です。

 

なぜ礼金を払う必要があるのか。

礼金とは文字通り「お礼」の意味を込めたお金であり、大家さんに対する不動産会社の習慣です。そのため結論から言ってしまうと、礼金を支払う必要性と義務は本来であればありません。

 

最近では物件数も多く、空家問題も深刻になってきていますので、「礼金はなくても良いので入居してほしい」という意図を含んだ礼金なし物件も増えています。

 

敷金との違いは？

礼金と間違われやすい敷金ですが、全く意味合いが異なります。礼金はお礼の意味を込めて渡すお金で、返っては来ません。それに対して敷金は原状回復の費用に充てるもので、余ったら返納されます。敷金は物件を借りる側に寄り添ったお金であるとも言え、大家さん側に寄り添った礼金と違いがあります。

 

いつ、誰に払うの？貯金がない場合は？

礼金は入居時に大家さんに支払います。家賃の一ヶ月分が目安になっているので、金額は家賃に左右されます。そのため初期費用を抑えたい方には礼金なし物件がおすすめです。新生活にはさまざまな費用が掛かりますので、実際には礼金分はないに越したことはありません。

 

礼金を含めた初期費用はどれくらいに抑えるべき？

初期費用を目安は家賃の4～5ヶ月分と言われています。つまり敷金や礼金が大きなウエイトを占めているのを分かって頂けるかと思います。初期費用を抑えるためにも、礼金だけでも0の物件を探すことは大切です。

 

礼金なしの物件を探そう

ここまで礼金と礼金の概要について紹介してきました。ここからは、実際にはどのような方法で礼金なし物件を見ていけば良いのかを説明します。

 

交渉次第では安くなる？

礼金は交渉次第で安くなります。大家さん側からしても、空家状態よりも入居者がいる方が収入になります。入居しようか迷っている旨を伝えて、「礼金さえなしにしてくれれば即決します」「初期費用をどうしても抑えたいです」と伝えてみましょう。常に満室で人気の物件では聞き入れてもらえないかもしれませんが、交渉してみる価値はあります。

 

ただし安くしてくれと強引に交渉を持ちかければ、大家さんとしても気持ちの良いものではありません。「安くなればラッキー」くらいの感覚で交渉することを忘れないようにしましょう。

 

礼金がない物件って？

礼金がない物件は、大家さんが自ら礼金なしに設定しています。もちろん大家さん側からすれば礼金は取れれば大きな収入になりますが、初期費用を高くした結果借り手が付かないのであれば、いつまでも空き家を抱えてしまうことになります。

 

礼金分は損をしてしまうものの、カットすることによって借り手が付けば、長期的に見ればそちらのほうが得ですよね。礼金をなしにしている理由のほとんどはこのような集客関連となりますが、他にも物件によってそれぞれ理由を抱えているケースがあります。

 

礼金なしの物件のデメリットとして特筆すべきものはありませんが、礼金の性質上、「支払っていないけれど、大家さんへの心証は悪くならないだろうか」と不安になってしまうかもしれません。ただし中には上記のように大家さん側から礼金を0にしているケースもあるため、それほど気にする必要はないでしょう。

 

UR賃貸住宅なら礼金が要らない？

テレビコマーシャルなどでもお馴染みのUR賃貸住宅では「敷金なし」「仲介手数料なし」「更新料なし」「保証人必要なし」を掲げています。もし初期費用を抑えたい、保証人が見つからないという方は一考の余地ありです。

 

しかし敷金は必要になってくる他、通常の賃貸物件に比べ審査がシビアという特徴があります。人によってはそもそも借りられるかどうかも分からない、といった形ですので、UR賃貸物件だけに絞らず並行して礼金なし物件を探すことをおすすめします。

 

礼金は関東だけ？

実は礼金という習慣は関東だけで、関西にはありません。「なら関西に住む方が安く住むのでは？」と考えてしまいがちですが、一概にそうとは言えません。

 

関西には礼金をもらわない代わりに、「敷引」というものがあります。これは敷金の一部を返納しない、という仕組みで、この金額が関東で言うところの礼金に相当しているという見方があります。

 

結論として、関東と関西、物件探しにおいてはどちらもほぼ同じ条件と言えるでしょう。それよりもいかにこだわりに合った物件を見つけられるかが大切になります。

 

礼金なし物件を探す際は、エイブルを活用しよう！

初期費用を抑えたい方は、今回紹介した通りまずは礼金なし物件を探すのがおすすめです。敷金は「入居時に支払うか？」「退去時に支払うか？」の違いですので、結局は出ていくお金です。それに対して礼金をゼロにすることが出来れば、その分まるまる費用が浮きます。ぜひ礼金なし物件を検討してみてください。

 

エイブルでももちろん礼金なし物件を多数取り扱っております。初期費用を抑えたい方にとって、エイブルは仲介手数料半月分というのも相まって非常に相性の良いサービスです。物件探しの際は、ぜひ一度ご相談ください！

 

＜関連リンク＞

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