敷金礼金なしのゼロゼロ物件のメリットとデメリットは?|教えてAGENT

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敷金礼金なしのゼロゼロ物件のメリットとデメリットは?

           

お金の袋

初めまして、エイブルです。

先日お客様に「敷金礼金がない物件って何が違うんですか?」というご質問を受けました。賃貸物件関連では通称ゼロゼロ物件とも呼ばれている敷金礼金ナシの物件ですが、意外と知らない方も多いですね。

そこの記事ではそんな敷金礼金ナシのゼロゼロ物件について、メリット・デメリットをご紹介します。

その他、賃貸契約の特約について気になる方はこちらの記事をご覧ください。

初めて一人暮らしをする方はこちらの記事を参考にしてみてください。

敷金礼金の意味とそれぞれの違い。

敷金とは? 敷金を払う理由と用途

敷金とは、物件を契約する際に発生する初期費用の1つで、物件を借りる担保として大家さんへ預ける保証金のようなものです。

物件を借りた際に何らかの不手際で部屋や設備を汚損・破損させてしまった場合、敷金は次の人に物件を貸せるような状況へ修繕するための費用として使用されます。

他にも、家賃を滞納した場合に引かれるケースも。

基本的には敷金は退去後に持ち主へ帰っていくことがほとんどです。

物件を退去した後に不動産会社や大家さんが物件の状態をチェックし、退去費用をどのくらい負担するかという計算を行います。

その退去費用を敷金から差し引いた後、残ったお金が元の持ち主へ戻ってくるという用途になっています。

礼金とは? 礼金を払う理由と用途

礼金とは、昔から存在する習慣のようなもので、部屋を貸してくれる大家さんへお礼の気持ちを示すために渡されているものです。

一昔前は親御さんが大家さんへ直接、「子供の面倒を宜しくお願いします」といった意味を込めて手渡されていたことが多かったようです。

現在では意味合いを無くし、あくまで慣習として続けられているものの、実際に大家さんへ礼金を支払うことで大家さんと円滑な人間関係を構築することが出来るでしょう。

敷金と礼金の意味と用途の違い

敷金と礼金の意味や用途を表にまとめるとこのようなものになります。

意味用途(誰のためか)
敷金万が一のための保証金のようなもの大家さんのために支払われ、万が一の修繕費として家賃の1ヶ月〜数ヶ月分ほどを仮払いしておく
礼金大家さんへ感謝の気持ちを示すもの自分のために支払い、お世話になる気持ちを込めて丁寧に家賃の1ヶ月〜数ヶ月分ほどを礼金として支払う

違いのわかりにくい敷金と礼金は、はっきりと別物ということがわかりますね。

後でもご紹介しますが、敷金は原状回復のために使用されることが多いので、敷金不要と言っても、その費用を前持って払うか、退去時に払うか程度の違いしかないことが一般的です。詳しくは後述します!

敷金礼金なしのゼロゼロ物件はなんで平気なの? 敷礼ゼロの理由

ホワイトテイストの部屋

敷金礼金なしのゼロゼロ物件は、ニーズによって生まれる

なぜ敷金礼金なしのゼロゼロ物件が生まれるかというと、それはニーズがあるからです。

貸し手側である大家さんや不動産会社は極力長期間の空き室を避けようとします。

しかし、敷金礼金があると中々借り手が見つからないケースもあるため、あえて敷金と礼金をゼロにすることで借り手を早く見つけようとしているのです。

借り手にとってはメリットしかないように見える一方で、シーズンによっては借り手が多くあふれることもあり、敷金礼金なしのゼロゼロ物件は中々見つけにくいものとなっています。

更に、メンテナンスは別費用でもらっているため一概にメリットだけとは言えないのが現状です。

敷金は退去時の請求に注意

通常、敷金を支払うことで、退去費用に掛かるクリーニング代を敷金から差し引いて支払うようになっています。

もしこの敷金を支払っていない場合は、物件を退去した際に別途費用が発生してしまうデメリットも。この退去費用が一切掛からないというのは余り見受けられないため注意が必要です。

礼金を払うメリットは大家さんの心象がよくなること

握手する男性

礼金は文字通りお礼金ではあるものの、礼金を支払った人のことを大家さんはよく覚えていらっしゃいます。

特に小さなアパートや大家さんが直接管理しているような物件では、相談事があった際により親切に接してくれるケースも多いようです。

大家さんも人間ですので、礼金を支払うことで人間関係を円滑にすることが出来るのであれば、大きなメリットを得ることが出来ると言えるでしょう。

敷金礼金なしに落とし穴はないけど‥

物件がワケありで敷金礼金ナシに下げるケースは少ないため、純粋に選択肢は減りがちになってしまいます。

「住みたい家がゼロゼロ物件じゃないと嫌だ!」という考え方では物件を探しづらくなってしまうため、あくまで「敷金や礼金がないと良いな」程度に抑えて考えておくのがポイントです。

敷金礼金なしの物件も悪くない

不安に感じられている方もいるかもしれませんが、実際に入居前の契約時点で支払う必要のある初期費用が減るというのは大きなメリットです。

引越しに掛かる初期費用が想定よりも高く付いてしまったせいで、最初の時期はひもじい思いをされる方もいらっしゃるようです。

敷金は退去時に掛かる費用を先に支払うか後に支払うかの違いであり、礼金は大家さんとの人間関係を構築する第一歩のようなもの。

しかし、どちらも対して気にしないという方は、初期費用を減らすことの出来る敷金礼金なしの物件に住まわれてみるのも良いかもしれません。

敷金礼金なしのゼロゼロ物件が中々見つけられないとお悩みの方は、ぜひともエイブルへご相談ください。

<関連リンク>
一人暮らしを始めるのにかかる初期費用はいくらですか?大学生・社会人・家賃別に解説
敷金の特約とは何ですか?賃貸契約前に知っておくべき特約について教えて!


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