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フリーターでも審査は降りるの? 賃貸契約の予算から引越しまで、一人暮らしをする方法を教えます

           

フリーターのイメージ

こんにちは、エイブルAGENTです。先日お客様から「フリーターでも一人暮らしはできますか? 部屋探しのポイントを教えて下さい」とLINEで質問を受けました。

 

これまでさまざまな職業の人に賃貸物件を紹介してきたエイブルAGENTが、フリーターの人が一人暮らしをする際のポイントや部屋探しの注意点について解説します。生活費の内訳についても紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

 

その他、賃貸物件の審査基準について知りたい方はこちら

「賃貸の審査基準は何ですか?見られるポイントや対策を解説」

 

初期費用の節約について知りたい方はこちら

「初期費用は0円に出来る?賃貸業界の仕組みと抑える方法をご紹介」

 

フリーターでも一人暮らしはできるのか

一人暮らしは自由で楽しく、憧れる人も多いです。しかしその反面、自分の責任で家賃を払い、生活費を賄わなければならない厳しいものでもあります。近年は非正規雇用のフリーターとして働く人も多く、一人暮らしの相談をお受けする機会も増えました。フリーターは勤務先からの保障が少ない場合が多く、不安定な就業形態であると言えます。そんな、フリーターの人でも、一人暮らしは可能なのでしょうか?

 

フリーターが一人暮らしをするには、どのくらいの手取りがあれば良い?

どんなに家賃や物価が安い地域でも、あまりにも手取り収入が少ないと一人暮らしをするのは厳しいのが現実です。手持ちが少なくても家賃は毎月払わないといけませんし、生きるためには食費も水道光熱費もかかります。一人暮らしをするために最低でも必要な手取りはいくらくらいなのか、考えてみましょう。

 

手取りは15万円は必要

まず、一人暮らしをするために必要な生活費の内訳を確認しましょう。具体的には家賃、食費、水道光熱費、日用品購入費、通信費、交通費、交際費、年金・保険代、お小遣いなどです。それらを全て捻出するためにはフリーターでも最低15万円は手取りの収入が必要になります。

 

15万円を稼ぐためには月20日勤務として1日7,500円、8時間勤務なら時給938円以上は必要ということになります。

 

・938円×8h×20日=15万80円

 

しかし、実際は健康保険や厚生年金、雇用保険などが総支給額から差し引かれますし、毎月の給与が88,000円以上になると所得税が引かれてしまいます。前年度から一定金額以上働いていれば住民税も発生しますので、総支給額ではなく、手取り金額で15万円以上が必要となる以上、これよりももっと勤務時間を増やしたり、時給の高い仕事に就いたりする必要があります。

 

最低限かかる生活費

次に、毎月必要になる生活費の内訳を見てみましょう。

 

・家賃

家賃は地域によって相場が大きく異なります。一般的に、家賃は手取りの3割以内に収めるのが良いとされています。手取り15万円の場合、4万5,000円が適正家賃ということになるでしょう。都内など、家賃相場の高い地域で一人暮らしをする場合、4万5,000円以内の物件を探すのは非常に難しいと言えます。しかし高い家賃の物件に住んでしまうと、生活が苦しくなってしまう可能性が高いので、高くても5万円台の物件を選ぶようにすると良いでしょう。

 

・食費

一人暮らしの理想の食費の目安は3万円だと言われています。1ヶ月30日だとすると1日1,000円なので厳しく感じるかもしれません。勤務先で昼食代補助が出たり、まかないがついたりすると食費を浮かせることができます。

 

・水道光熱費

季節によって変動がある上、物件によってエアコンの効きなどが変わってくる項目です。水道・電気・ガスの3つを合わせて月に1万円~1万2,000円を目安に考えましょう。ガスが都市ガスではなくプロパンガスの場合、利用料金が高額になる場合があるので物件選びの際は注意しましょう。

 

・日用品購入費

トイレットペーパーや洗剤などの消耗品を購入するために月に5,000円はかかると考えておきましょう。セールの日にまとめ買いしたり、安売りをしているお店を把握しておいたりすると節約になります。

 

・通信費

スマートフォンやパソコンの回線代などは月に1万3,000円ほどかかると考えておきましょう。格安SIMに乗り換えることで節約することも可能です。

 

・交通費

勤務先まで交通費が支給される場合もありますが、1日500円×20日勤務で1万円はかかると考えておきましょう。

 

・交際費

友人と食事に行ったり飲みに行ったりする費用は1万5,000円くらいだと考えておきましょう。1回の出費が大きくなる項目なので、あまり頻繁だと生活費を圧迫してしまいます。

 

・年金、保険

年金や保険料の支払いなどは月に5,000円くらいかかると考えておきましょう。社会保険に加入すると、保険料は会社と折半になるのでお得です。加入条件があるので一度勤務先に問い合わせてみましょう。

 

・お小遣い

自分が自由に使えるお金として1万5,000円くらいをお小遣いとして考えておきましょう。生活費が厳しい場合は、優先的に削らなくてはいけない項目でもあります。

 

家賃に見合ったエリアを探そう

生活費の大部分を占めるのが家賃です。適正家賃で生活するためには、エリア選びが非常に重要です。おしゃれな街、人気の街、便利な街は当然家賃相場が高いので、都心から離れたエリアや少し古い街などを選ぶと家賃相場は下がります。住めば都と言うように、不便そうに感じても暮らす内に案外気に入るということも多いです。勤務先の隣の県に住むことなども視野に入れると選択肢が広がります。

 

予算と照らし合わせて物件をチェックしよう

住みたいエリアを決めたら、実際に物件をチェックしましょう。自分の予算と照らし合わせて、気になる物件を探します。家賃以外には何を重視したいのか、あらかじめ優先順位を決めておくとスムーズです。

 

一人暮らしをするにあたって、様々な障壁がある

審査が降りなかった女性のイメージ

ここまで一人暮らしの生活費や物件探しについて解説してきました。手取りや家賃について解決できても、実は他にも障壁は色々あります。フリーターが一人暮らしをする際に気を付けなければいけないポイントとはどのようなことなのでしょうか?

 

フリーターが一人暮らしをするときの壁、その1「まとまったお金が必要」

一人暮らしをする際に必要になるのは毎月の家賃と生活費だけではありません。契約の際に敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用が必要になります。また、家具や家電を新たに購入したり引越し代金がかかったりするので、貯金がないとそもそも引越しができません。現在貯金がないか少ないフリーターの人の場合は、初期費用を捻出するためにしばらく貯金が必要になります。

 

フリーターが一人暮らしをするときの壁、その2「審査が降りにくい」

物件を借りる際は、審査というものがあります。前年度の年収、職業、年齢などを申告し家賃を支払う能力が本当にあるのか判断されます。一般的にはフリーターなどの非正規労働者には審査が厳しい傾向があり、まじめに働いて貯金があっても断られてしまうことがあるのです。不動産会社に相談すると、大家さんに掛け合ってくれることもあるので色々な方法を試しましょう。

 

フリーターが一人暮らしをするときの壁、その3「都内の場合、家賃が高い」

前述した通り、都内の家賃相場は非常に高いです。5万円台の物件を探すのにはとても苦労する上、多くのことを妥協する覚悟をしましょう。都内勤務であっても、千葉県や埼玉県に住めば比較的家賃相場は下がりますし、通勤にも便利な路線が多いので、候補に入れても良いかもしれません。

 

節約を意識することがポイント

あらゆる条件をクリアし、フリーターで一人暮らしを始める場合でも、やはり毎日の節約意識は大切です。節約して暮らしていくために、どのようなポイントがあるのでしょうか?

 

毎月かかる固定費を見直す

まずは、面倒であっても固定費の見直しをしましょう。特に通信費は格安SIMの台頭によって大幅に削減可能な項目です。また、プランを見直して、利用していないオプションは解約することも大切です。生命保険の見直しなども効果的でしょう。

 

外食ではなく自炊を心がける

自炊のイメージ

食費は工夫次第で節約しやすい項目です。基本は自炊をし、外食や出来合いの物で済ませるのは避けましょう。食材を安売り日に買ったり、値引き時間帯に買い物をしたりするのも良いでしょう。夕飯の残りを朝にまわしたり、お弁当に詰めてランチにしたりすることもオススメです。自炊の経験がない人でも慣れれば楽しくなってくるものです。健康にも良いのでぜひ挑戦してみてはどうでしょうか。

 

まかない付きのアルバイトを見つける

先ほども少し触れましたが、まかないつきのアルバイトを見つけると非常に生活は楽になります。仕事の休憩中に食事を済ませられれば時間の節約にもなりますし、一食分浮かせることができます。もしこれから勤務先を変えたり、かけもちしたりすることがあれば、まかないつきの飲食店などを視野に入れるようにしましょう。

 

家計簿をつけて、出費を把握する

地味な作業に思えますが、家計簿をつけることによって節約意識を高めることができます。一番いけないのは、何にいくら使っているのか分からないけど、何となくいつもお金がない、という状態です。買い物をするたびにしっかりと記録し、出費を把握することによって使いすぎを防ぐ効果があります。最近は家計管理ができるスマートフォンのアプリも増えているのでぜひ活用してみましょう。

 

フリーターの物件探し、注意点とは?

一人暮らしの初期費用を払えるだけの貯金があり、生活費も何とかなりそうな人は実際に物件探しを始めましょう。フリーターで物件を探す場合の注意点をまとめてみました。

 

家賃の安さを一番に考えよう

繰り返しの説明になりますが、家賃の安さは最も重要な項目だと考えましょう。家賃の支払いが滞ると退去を命じられたり、今後の自分の信用情報が傷ついたりしてしまいます。決して無理をせず、堅実に暮らせる家賃の物件を選びましょう。

 

物件の希望条件は控えめに

家賃の安さが最も重要なので、その他の希望条件はあまり挙げすぎないようにしましょう。「駅近で、築浅で、オートロックで、バストイレ別で、エレベーターつきマンションを、5万円台で」と言っても厳しいのが現実です。適正家賃の物件が複数見つかった場合、どういう基準で選ぶのか、という優先順位を考えておくくらいがちょうどいいでしょう。

 

審査は正規雇用より厳しく行われる

フリーターの審査は、正規雇用の人よりも厳しく行われるので、何件か断られても諦めずに物件探しを続けましょう。落ち込んでしまうこともありますが、あなた自身が否定されているわけではありません。受け入れてくれる物件が見つかるまで粘り強く交渉しましょう。

 

できれば正規雇用を目指そう

これまでフリーターの一人暮らしについて解説してきました。工夫次第ではフリーターでも一人暮らしは可能ですが、正規雇用であるに越したことはありません。場合によっては正規雇用を目指して就職活動をすることも考えておきましょう。

 

フリーターさんの審査周りの問題も、エイブルにご相談を!

色々と厳しい現実があっても、自由な一人暮らしを手に入れるためには頑張れるという人も多いかと思います。エイブルなら、あなたの手取りに合わせた適正家賃の物件をご紹介することができます。審査についてのご相談にも丁寧にお応えするので、ぜひ一度お気軽にお問合せください。

 

<関連リンク>

「賃貸の審査基準は何ですか?見られるポイントや対策を解説」

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