上京した後に区役所でしなければならないこと。

           

こんにちは、エイブルAGENTです。先日お客様に「初めて上京するのですが、部屋を見つけた後に区役所でしなければいけないことはありますか？」とLINEでご質問をお受けいたしました。

 

上京した方だけに限らず、初めて一人暮らしをする方にとっても「区役所などの公的手続きで何をすれば良いのか」と不安になる方が多いようです。そこで今回は、引越しをしたときに区役所ではどういった手続きをするべきかをご紹介した上で、上京者に必要な手続きをご紹介します。

 

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上京後に区役所でやる3つの手続き

引越しをして上京するとなると、区役所ではさまざまな手続きが必要となります。中には上京する前に必要な手続きもあるため、それぞれしっかりとチェックしておきましょう。区役所で必要な手続きの中には、期限内に行わなかった場合に罰金が科せられるケースもあるためご注意下さい。

 

一部の手続きはマイナンバーカードや住民基本台帳カードを使うことで、転入届を簡略化する事が出来ます。

 

【地元の役場で】転出届

転出届は地元の区役所で行う必要があります。基本的には引越しの前に手続きを進める必要がありますが、引越し後でも14日以内であれば転出届を出すことが可能です。

 

本人、あるいは世帯主が区役所へ届け出をする必要があります。代理人が区役所で手続きをすることも可能ですが、委任状・代理人の印鑑・代理人自身の運転免許証など、各種書類が必要となりますのでご注意下さい。

 

必要なもの

・国民健康保険証(加入している方のみ)

・マイナンバーや住民基本台帳カード(交付されている方のみ)

・印鑑

・印鑑登録証(登録している方のみ)

・本人確認書類(運転免許証や健康保険証、在留カードなど)

 

参考:北区役所　転入・転出の住所変更等の届出

http://www.city.kita.tokyo.jp/koseki/kurashi/koseki/hikkoshi/jusho.html

 

「手続きを忘れてしまった！」という場合には、郵送による転出届の手続が可能な役所もあります。ここで注意しなければならないことが、引越し後の14日以内に手続きを行わなければ、最大で5万円の罰金が科されるということです。上京前、あるいは上京後の14日以内に転出届の手続きを済ませておきましょう。

 

後述する転入届手続きと、マイナンバーの住所変更には「転出証明書」が必要です。期間ギリギリでの転出届の手続きは、他2つの手続きに間に合わず、罰金を受けてしまう恐れもある為ご留意下さい。

 

【新居の区役所で】転入届

地元から上京したり、区をまたいで引越しをしたりしたとき、転入届は引越し先の区役所で行う必要があります。

 

手続き期限は住居を移り住んでから14日以内で、本人あるいは世帯主が区役所まで届け出する必要があります。代理人による手続きも可能ですが、同じく委任状・代理人の印鑑・代理人自身の証明書が必要になります。

 

必要なもの

・転出証明書(特例の場合はマイナンバーカード、あるいは住民基本台帳カード)

・転入者のマイナンバーカード、あるいは住民基本台帳カード・通知カード(所持している場合)

・印鑑

・本人確認書類(運転免許証や健康保険証、在留カードなど)

 

参考:北区役所　転入・転出の住所変更等の届出

http://www.city.kita.tokyo.jp/koseki/kurashi/koseki/hikkoshi/jusho.html

 

転入届は区役所へ直接、足を運ばなければなりません。転出届と同じく、14日以内に手続きを行わなかった場合は最大で5万円の罰金が科せられることがあります。

 

【新居の区役所で】マイナンバーカードの住所変更

2015年の10月からマイナンバー制度が導入されています。上京など引越しで住所が変更になる場合は、マイナンバーカードの住所変更が必要になるためご注意下さい。マイナンバーカードだけでなく、マイナンバー通知カードを持っている場合にも住所変更の手続きが必要となります。

 

必要なもの

・転出証明書

・マイナンバーカード

・本人確認書類

・印鑑

 

14日以内に手続きを行わなければ、5万円以下の罰金が科せられる点は同じです。しかし、マイナンバーカードを活用することで転入届を一部簡略化できるため、ぜひご利用下さい。

 

役所で行う届出はどのタイミングがベスト？

上京する前後で区役所へ手続きを出す必要があるとはいえ、中々タイミングが掴みづらいという方も多いかもしれません。区役所へはどのタイミングで行けばよいのか、ベストなタイミングをご紹介します。

 

引越す前に必要な手続きをするタイミング

転出届の手続きは引越す1週間前がベストだとされています。あまりに前に手続きをすると、引越しの荷物と間違って梱包してしまったり、転出証明書を紛失してしまったりするかもしれません。とはいえ遅すぎてしまうと後々の手続きに困ってしまうものです。余裕を持ちつつも程よい管理の出来る1週間前に手続きを行いましょう。

 

引越した後に必要な手続きをするタイミング

引越しが終わった後は14日以内に手続きを行う必要があります。しかし、引越し直後はバタバタしているため、引越し日から1週間前後がベストなタイミングだといえるでしょう。一緒に上京した人がいるのであれば、その方に代理人をお願いし、それぞれが区役所手続き役、引越し作業担当などと、分担して行うこともオススメです。

 

一部の人が必要な区役所でやること

上京以外のケースでも引越しの基本として、区役所で転入・転出の手続きを行う必要があります。しかしそれ以外にも、区役所で行う必要のある手続きが存在します。個々人によって必要な手続きが異なるため、自身に必要なものはどんな手続なのか、確認しておきましょう。

 

ペットを飼っている人がやること

犬や猫など、国が指定している動物をペットとして買っている場合は、引越し先の区役所へ届け出を出す必要があります。旧住居近くの区役所、あるいは保健所で登録事項変更の届け出を出し、許可証をもらった後、上京先の区役所・保健所にて手続きを済ませる必要があります。

 

また地域によっては狂犬病の予防注射を受けた証明や登録料など、別途手数料が必要になることもあります。

 

フリーターや起業するために上京した人がやること

職場で手続される健康保険制度に加入していない方は、国民健康保険へ加入することが定められています。国民健康保険の手続は各自治体で行われます。引越す前には地元の役所で資格喪失手続きを、引越し後はその管轄の役所にて加入手続きが必要です。

 

代理人を立てられるものの、自身の手で素早く手続きを済ませることをオススメします。一時的に国民健康保険から離脱しているため、仮に医療機関を利用することがあればその期間の医療費は全額負担となってしまいます。

 

国民健康保険への加入手続きが完了すれば、ある程度の医療費分は払い戻されるものの、万が一の時に慌てないためにも、迅速に加入手続きを済ませておきましょう。

 

車の購入予定がある人がやること

「引越し前に車を準備したほうが荷物の持ち運びも含めて楽だ」と考えてしまう方も多いようですが、実際に引越しとなると、車に関してもさまざまな手続きが必要となります。例えば、車庫証明書や車検証などが挙げられますし、ナンバープレートの交換手続きも必要となります。

 

旧居で車を購入した場合は、旧居で車庫証明を取る必要がある一方で、新居へ移り住んだ時に再度現住所の車庫証明を取る必要があるのです。また、これらの手続きは平日に警察署へ行かなければなりません。

 

上京時に手続きなどを簡略化させたいのであれば、引越し先で車を購入するのも1つの手段かもしれません。

 

上京後にしなければいけないことがわからない人は、エイブルに相談！

上京後には区役所でさまざまな手続きを行う必要があります。しかし、各々必要な手続きが異なるため、「一体何から手を付ければ良いんだろう？」「引越す前にやっておいたほうがいいことってなんだろう？」と不安になられる方も多いでしょう。

 

区役所で必要な手続きにお困りの方や、条件にマッチしたお部屋探しをしている方へ向けたアドバイスも行っておりますので、ぜひお気軽に相談ください。
 

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