上京する人が直面する、東京でのお部屋探しのギャップとは

この疑問の目次

1 上京する人が感じる東京のお部屋探しの違和感
2 上京する人がお部屋探しで気をつけること
3 上京組の知らない、東京でかかる生活費は？
4 初めての上京、エイブルがしっかりサポートします！

上京する人が感じる東京のお部屋探しの違和感

地方と東京では環境も家賃も大きく異なります。実際に東京は世界屈指の大都会であり、ビルが途切れることなく遥か彼方まで続いている街並みや、そこを行き交う人々の多さに、慣れるのにも時間がかかるでしょう。「ネットでいい物件が見つかった！」と思っても、実際に住みはじめるとイメージとは違ったというケースもあります。

地方と同じ感覚で同条件のお部屋探しをすると、東京ではかなり家賃が高くなってしまいます。上京前のお部屋探しでは、地元と同じ感覚ではなかなか先に進まないでしょう。

東京は家賃が高い

東京は地方に比べて家賃がかなり高い傾向にあります。1ヵ月当たりの家賃を都道府県別にみると、東京都が77,174円と最も高く、次いで神奈川県が67,907円、埼玉が58,675円、千葉県が56,855円、大阪府が53,603円などとなっています。

一方、青森県が36,529円と最も低く、次いで岩手県が36,679円、秋田県が37,158円、福島県が37,410円、鹿児島が37,687円となっており、東京都の1ヶ月当たりの家賃は青森県の2.1倍です。

地方から上京してお部屋探しをする時、地元の感覚でお部屋探しをしてしまうと、予算が大きくズレてしまうでしょう。

参考：https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2013/pdf/nihon04-2.pdf

繁忙期は部屋がすぐに埋まってしまう。

上京時にお部屋探しをしようとする方は多くいらっしゃいます。ネットで物件を調べて内見をしても、繁忙期は部屋がすぐに埋まってしまう可能性が高いです。余裕を持ってお部屋探しをしたい場合でも、場合によってはすんでの所で先に契約をされてしまうことがあります。

「おとり物件」という言葉があるため、「どうせ客寄せ物件じゃないの？」と躊躇したり警戒されたりする方がいらっしゃるようですが、しかし全てがそうとは限りません。特に繁忙期は、本当に成約しようとした直前に先を越されることはよくあります。

初期費用が高い

家賃の他にも契約する際に、敷金、礼金、仲介手数料、前家賃、日割り家賃、鍵交換費用、保証会社利用料、火災保険料などの沢山の費用が必要です。これらを合わせると、だいたい家賃の4～６ヶ月分といわれています。

これにプラスして家電や日用品、引越し費用がかかるので、全て含めると上京する際には40万から60万円程度は必要になるでしょう。

上京する人がお部屋探しで気をつけること

通勤風景の画像

お部屋探しをする上で重要なのは、ネットの情報だけでなく実際に目で見て確認することです。基本的にはネットを活用して家賃相場を把握し、その後、周辺の様子を、実際に足を運び目で見ることを推奨します。

また、設備や築年数ではなく、通勤や買い物、生活がしやすい場所であるか、街の空気感など、実際に内見をすることで見えてくるものがあります。

勤務地から住みたいエリアを下調べする。

必ず自分で情報収集をすることが大切です。はじめてのお部屋探しだと、駅が近いか、通勤や買い物、生活がしやすいかなど、把握しにくいかと思います。まず住みたいエリアから下調べをしておきましょう。

東京の鉄道網は発達しているため、乗り換えはそこまで苦ではありません。乗換えを考慮して広めのエリアで下調べするのがオススメです。

ネットの情報を鵜呑みにしない

ネットの情報がすべてではありません！　物件を調べるタイミングも大切です。2月上旬から3月上旬辺りは不動産業界が繁忙期になるため、いい条件の物件はほとんどなくなってしまいます。

また、繁忙期はネットの情報更新が間に合わないことが実情であるため、常に最新だとは限りません。エイブルAGENTではLINEでもお気軽にご相談頂けるため、上京に見合った回答をさせて頂きます。

なるべく内見してから契約する

内見せずに契約をすると、「実際住んでみた時に話が違う」となることも。一見家賃が安そうに見えても、更新料が高かったり、やたらと保険の契約をさせられたりすることもあるかもしれません。

「内見前では基本的に良い情報しか紹介しない」という不動産会社も存在します。お部屋を探したとしても、実際に住んでから悪いところが見え、後々後悔することに繋がります。

住みたいと感じたら当日に契約する

内見をして「住みたい！」と直感で感じたら、即刻契約することをオススメします。そのとき候補にいれておいた物件も、いつ他の人が契約するかはわかりません。そのため、最後は自分の直感的判断を信じて、物件を選ぶのも1つの手段です。

ただし、成約しても、住民票、源泉徴収確定申告書、保証人関連書類の準備も必要です。審査に一週間ほどはかかる点はご注意下さい。

上京組の知らない、東京でかかる生活費は？

水道光熱費のイメージ

地方では物価が安い一方で、東京での暮らしには思ったよりも生活費がかかります。外食店が多いからこそついつい食費がかさんでしまうという事もある上に、物価が高い分いろいろな相場も高くなっています。

普段どおりの生活を送っていても、気付いたら生活費がかさんでいたということも。上京前にお部屋探しをするのも重要ですが、普段以上に倹約が必要になります。しっかりと意識した上で生活費を算出させていきましょう。

東京での一人暮らしの平均家賃

6～8万円

一人暮らしで住むのに家の間取りが1K/1DKを基準として、都内の家賃相場はだいたい6～8万円です。東京のどの位置に住むかによっても、家賃の金額は大きく変わります。

周辺の物件の家賃と比較して家賃の交渉や、管理費を安くしてもらうなどといった値段交渉をしてみるのもありです。

食費の目安

2万円前後

収入1ヶ月あたりの15%が理想の食費といわれていますが、食費は、自炊と外食とでは、かなり費用の差が生まれます。だいたい2万円前後に抑えることが理想的です。しかし「食費を抑えるために食べない」という選択は健康に悪いため、気をつけましょう。

水道光熱費の目安

3千円前後

水道代の目安はだいたい3千円程度になりますが、地域によって変動するのも事実です。高くても4千円くらいでしょう。水の無駄遣いに気をつけていれば、それほど高い料金になることはありません。毎日浴槽にお湯を張るとかなり料金が跳ね上がるため注意しましょう。

交際費の目安

1万円

飲み会や友人や恋人とのお出かけなどにかかる料金は、だいたい1万円といわれています。家でパーティーなどを開き、節約するのもオススメです。

その他の生活費

1万5千円

おしゃれ費や娯楽費、自分のために使うお金も必要です。だいたい1万5千円くらいでしょう。

1ヶ月最低限かかる出費金額は？

12万8千円

家賃を7万円、食費を3万円、水道光熱費を3千円、交際費を1万円、その他の費用1万5千円、あわせて12万8千円になります。ここから節約できるところは節約をしていくと、出費金額を減らすことができます。

また、上記に加えて通勤までの交通費や携帯やネットなどの通信費も必要になるため、それぞれの目安を追加した上で、だいたいの出費金額を把握しておきましょう。