一人暮らしの引越し。楽な荷造りのコツや、やるべきことは？

           

楽しみな一人暮らしがもうすぐ待ってる……しかし荷造りは面倒くさいし大変ですよね。

ここでは、一人暮らしでも楽にうまくいく荷造りのコツややるべき事を紹介していきます。部屋探し～引越しまでの流れなども知りたい方はぜひ、以下の関連記事を参考にしてください。

引越しの荷造りする前にやっておくべき3のこと

①ダンボールの手配

段ボールは一人の引越しに標準で10枚～20枚必要です。賢くゲットする方法を紹介します。

引越し業者の見積もり時に段ボールをつけてもらうよう交渉する

本来別料金で段ボールを購入する必要がある段ボールですが、最近では段ボール付きの引越しプランなどもあります。問い合わせてみると了承してくれることは珍しくないので試してみて下さいね。

お店でもらう

スーパーやドラッグストアなどでは毎日大量の段ボールが廃棄されていますので、問い合わせしてみればまとまった量をもらえる可能性があります。しかし、物によってはスーパーなどの段ボールは、薄く破れやすい物や弱い物がありますので注意が必要です。家電量販店やホームセンターやドラッグストアのダンボールの場合は比較的丈夫に作られていますのでオススメです。また小・中・大と色んなサイズの段ボールがあると便利です。

②新居へ持っていくものの選別

引越し料金は、荷物の量の影響を大きく受けます。使っていないものや要らないものがあれば、引越しを機会に処分してしまいましょう。荷物の量が減って引越し料金を節約できるかもしれません。

ただ、不用品を処分するときは、粗大ゴミのように捨て方が決まっている場合があるので注意が必要です。ものによってはリサイクルショップやフリマアプリなどを利用すれば買い取ってもらえることがあります。建替えなどによる一時的な転居であれば、トランクルームなどのサービスを利用して、荷物を預かってもらうことができますね。

③荷造りで必要なものを準備

それなりに汚れておりほこりもたまっているはずです。できるだけたくさん準備しておきましょう。古くなったタオルなどで代用すると節約できます。

ガムテープ	手伝ってくれる人がいるなら人数分準備すると便利です。
養生テープ	電化製品や食器棚の扉や引き出しの仮止めに必要になってきます。
マスキングテープ	小物や雑貨などのばらつきなどを防ぐのにあると便利です。
油性マジック	段ボールなどに中身を記入するために使用します
圧縮袋	かさばる物をコンパクトにできます。最近では100均でも手に入ります。
布団袋	かさばるものを詰め込むのに便利です。
新聞紙	割れ物を包んだり、箱の中の隙間を埋めるのにも使用します。
ゴミ袋	断捨離などのいい機会でもあります。ゴミ袋は用意しておきましょう。 また液体の入った物をそのまま箱に入れると漏れ出す危険性があるのでゴミ袋にくるみ、梱包しましょう。
小さいナイロン袋	細かい物を箱詰めするときは小さい袋にいれてから梱包するといいでしょう。 紛失の予防になります。
はさみ・カッター	テープ類をカットするのに使います。
ぞうきん

スムーズにいく引越しの荷造り7つのテクニック

①荷造りする順番を決める

部屋単位ごとなど順番を決めましょう。

②荷造りしたダンボールを置く場所を確保

部屋の色々な場所に荷造りした段ボールを置くのではなく1箇所にまとめておきましょう。

③オフシーズンなど使わないものから荷造りしていく

現在は読んでいない本、使っていない食器、季節はずれの洋服など、普段使わないものは引越直前ではなく、早めに荷造りをしてしまいましょう。

④重いものを入れすぎない

段ボールを重たくしすぎると、運ぶのも大変で、破れてしまう可能性もあります。

⑤ダンボールの大きさをうまく使い分け

本や食器など重たいものは小さい段ボールへ、洋服や雑貨などかさばるものは大きな段ボールへ入れ使い分けましょう。

⑥中身とどの部屋に置くかをダンボールに記入する

荷物を詰めた段ボールにはマーカーで中身とどの部屋に必要なのか書いておきます。引越業者やお手伝いの人にもきちんとわかるようにしておくことがポイントです。

⑦引越し当日から使うものはひとまとめに

引越し後に効率的掃除や荷解きできるように当日に使うものは１つにまとめておくと便利です。一般的に引越し当日に使うアイテムはこのようなものです。

・掃除道具（小さなほうき、ぞうきん、ウェットティッシュ、ゴミ袋）

・荷解き用の道具（カッター、ハサミ、ビニール紐、ガムテープ、工具セット）

・照明器具・カーテン

・日用品（トイレットペーパー、タオル類、洗面用具、肌着などの着替え、割りばし、紙コップ、紙皿、携帯、スマホの充電器、人数分のスリッパ）

荷造りする際の上手な梱包の仕方

①本などの重いもの

小さめのダンボールの中に、サイズごとに分けて詰めていきます。1箱が重くなりすぎないよう注意してください。

②カーテン

畳んで段ボールに入れましょう。シワが増えないようにするために、箱に押し込まないようにしましょう。

③照明器具

大切なのは破損を防ぐことです。照明器具は電球を使用しているので、他の荷物と比べてもデリケートなので自分で梱包する場合は、ダンボールにきちんと緩衝材を詰めて衝撃をやわらげるよう対策をとりましょう。

④かばん・靴

柔らかい紙を丸めたものをバッグの中や靴の中にしっかり入れておきましょう。紙をすき間に詰めながら、ゆとりをもってダンボール箱に入れるようにしましょう。

⑤食器

食器などのワレモノは新聞紙などの緩衝材で包み梱包します。

⑥刃物

ハサミや包丁類の梱包は厳重に。ダンボールを二つ折りにしたもので刃をしっかりとくるみ、抜け落ちないようにガムテープなどで留めましょう。

⑦開封済みの液体

キッチンペーパーと輪ゴムで口を覆うようにしばり、万が一漏れても飛び散らないようにしましょう。ダンボールの中にビニール袋を被せておくとなお良いです。

⑧フィギュア

フィギュアを購入した時に入っていた箱を使うのが一番安全です。ない場合は、エアークッションで包みましょう。

⑨観葉植物

ダンボールに詰めて隙間を梱包材や新聞紙、発泡スチロールなどで埋め、動かないように固定します。また水が漏れてこないように一番下にビニール袋、その上に新聞紙を引きましょう

⑩服

シワになるのを防ぐためには、大きめのダンボールを使用すると良いです。引越し業者の中には、衣類専用のハンガーボックスを用意してくれるところもありますよ。

荷造りする際に梱包しなくていいもの

以下のものは、引越し業者の方が梱包し安全に運んでくれるので、自分で梱包する必要はありません。

・大型家具・家電

・布団

・衣装ケースに入った服

引越し当日までにやっておくこと

以下のことは当日のバタバタした時間にやると時間がかかります。前日までに終わらせておきましょう。

・洗濯機の水抜き

・冷蔵庫の霜取り

・PCのバックアップ

引越し業者に頼まず、自分で運んだほうがよいもの

以下のものは引越し業者に頼まず、自分で運ぶようにしましょう。

貴重品

通常の荷物と違って、貴重品や高額品の多くが保険の適用になりません。紛失することを避けたいならお客様自身で運びましょう。

お掃除セット

退去時の部屋の掃除のために、持っておくと便利です。

新居の間取図

到着した荷物を部屋ごとに分ける時に必要です。

はさみ、カッター

荷解きを始めるのに必要です。

引越し後にスムーズにいく荷解きのテクニック

①荷物を「置く予定の場所」へ運んでもらう

間取り図に何をどこにおくかや家具の向きを記載して引越し業者に渡すと楽になります。

②当日使うものは出しやすい位置に

荷ほどきは基本的に、引越し後すぐに使うものからおこないます。分かりやすい目印をつけておきましょう。

③使うものから1つずつダンボールを開けていく

たくさんのダンボールに囲まれていると、一気に片づけようと、一つのダンボールが片づいていないまま次のダンボールに手をつけてしまうことがありますが、荷ほどきが中途半端に終わってしまう原因になるため、一つずつ片づけるように心がけましょう。

④使い終わったダンボールの処分方法

空になったダンボールは、一枚ずつ折りたたみ、ヒモなどで縛ってまとめてごみ収集日に出しましょう。また引越し業者の中には、使用済みダンボールの回収サービスをおこなっているところもありますが、引越し業者が提供したものに限られている場合もあるため、ダンボールの処分方法について、事前に確認しておきましょう。

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