大学生の仕送り、どのくらい貰ってる？仕送りの平均額と使い道まとめ

           

初めまして、エイブルAGENTです。先日、今年度大学受験を控えているお子さんがいらっしゃるお客様から「大学生の仕送りは、どのくらいが相場なのでしょうか？」という質問をLINEで頂きました。

今回は学費だけでなく家賃や食費などの生活費も含めて、現役大学生が東京など大都市で一人暮らしを送るのに一体どのくらいの仕送りを親から貰っているのかを紹介します。

 
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仕送りについて

親から仕送りを貰う必要性

東京など大都市での一人暮らしでは、電車での移動が付き物だったり、家賃が高めだったりと、何かとお金がかかるように感じますよね。仕送りはお子さんの生活費や学費として必要なものですので生活に困らない程度支援してあげるのが良いでしょう。

家賃や光熱費などは親の口座から引き落とす形を取っているという方も多いようです。

 

必要最低限の援助をし、交際費などはアルバイトなどをして補う、なども良いですね。

 

仕送りの平均額

日本学生支援機構の「平成28年度学生生活調査」を元に、大学生（昼間部、国立・公立・私立を含む）における親からの仕送り平均額について調べてみました。

 

一人暮らしの大学生の平均月収と内訳

一人暮らしの大学生における平均年収（平成28年度）は1,965,900円ということで、月収に直すと「163,825円」となります。また、内訳は、親からの仕送り60.1%、奨学金19.6%、アルバイト18.1%となっています。平成26年度の調査結果と比較すると、親からの仕送り分・奨学金よりもアルバイトからの収入が若干増えているようです。

 

仕送りの平均額

短大・大学・院生など学生の種類にもよりますが、一般的な大学生についての年間仕送り平均額（平成28年度）は1,180,700円となっていますので、単純に12ヶ月で割ると月に平均98,391円の仕送りを貰っていることになります。

 

仕送りの内訳（大学形態・居住形態の違いを含む）

一般的な大学生の支出内訳は以下のようになっていることから、年間の仕送りは学費に充てられていることが分かります。

 

学費支出区分	学費支出平均（円）		生活費支出区分	生活費支出平均（円）
授業料	922,400		食費	174,100
その他の学校納付金	124,100		住居・光熱費	190,400
修学費	46,100		保健衛生費	36,300
課外活動費	36,000		娯楽・嗜好費	139,500
通学費	64,800		その他の日常費	150,500
小計（学費）	1,193,400		小計（生活費）	690,800
支出合計		1,884,200円

 

国立・公立・私立大学によって、平均仕送り額の変化

大学の学費は一般的に、私立→公立→国立の順に高額になっています。必要な額に比例して、親からの仕送り額も多くなっているようです。

 

大学別平均年間仕送り平均額（居住形態の違いを含む）（円）
国立大学	公立大学	私立大学	平均
976,100	806,800	1,255,200	1,180,700

 

寮やアパートなど、下宿によって変化する仕送り額

私立大学で下宿・アパート住まいの大学生の場合、学費の高さから仕送りが一番高額になっています。

 

居住形態別の年間仕送り平均額（国立・公立・私立大学を含む）（円）
自宅	学寮	下宿・アパート・その他	平均
963,400	1,273,900	1,501,900	1,180,700

 

実際はどれくらい仕送りがあれば生活を送れるのか

大阪に住む大学生の場合

・大阪の国立大に通い一人暮らしをしています。親からは毎月10万円の仕送りを貰っていて、内訳は家賃5万円（水道・ネット接続費込）・電気代1万円・食費や交際費4万円です。あとはアルバイトで稼いだ分で収入を増やしています。学費は別途振り込んでもらう形です。（21歳・男性）

・教科書、光熱費、家賃（5万円）等全て込みで月15万円の仕送りを親からもらっています。遊ぶお金は自分でアルバイトをして稼いでいますが、結構多めの仕送りも貰っているので親に感謝です。（22歳・女性）

・私立大学の院生です。奨学金を貰いつつ、親からも月に5万円の仕送りをしてもらっています。（24歳・男性）

 
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博多に住む大学生の場合

・私立大で家賃3.5万円のアパートに住んでいます。親からは家賃を含めて7万円の仕送りを貰っていますが、交際費はアルバイトで稼いでいます。（20歳・男性）

・国立大院生ですが、親が定年退職しているので学費は免除、当然仕送りもないです。収入は第一種奨学金と、家庭教師やティーチングアシスタントのアルバイトで賄っていますが、家賃もそう高くないのでなんとかやっていけています。（26歳・男性）

・短大に通っていて、生活費として毎月6万円の仕送りを貰っていますが、家賃・光熱費は親の口座から引き落としになっています。生活費6万円の内訳は食費3.5万円、交際費1万円の他に、趣味でバンド活動をしているので練習スタジオ代や楽器部品代などでお金がかかります。そのため、バンド活動費はアルバイトで賄っている形です。（20歳・女性）

 
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仕送りは大学や居住形態によって異なります！

東京をはじめとする大都市で一人暮らしをしている現役大学生では、大学や居住形態の違いにより、仕送り額も異なっているようですが、多くの方がアルバイトで収入を増やしているようですね。趣味や遊びで必要なお金は自分で稼ぐ、という方式を学生時代に体験しておくと、社会の仕組みや人間関係の作り方なども学べますよね。

 

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