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賃貸物件の近隣トラブルに困っています。事例と円満解決のポイントを解説

賃貸物件の近隣トラブルに困っています。事例と円満解決のポイントを解説

部屋探しの話

AGENT女性スタッフ・N
公開日:2018/06/01 最終更新日:2020/09/17

近隣トラブル

賃貸物件に住んでいて近隣トラブルに巻き込まれた経験のある人もいるのではないでしょうか。そのまま放置していても自分の生活に支障が出てきて、最悪の場合、警察が介入する事態になることも…。そうならないためにも、賃貸物件における近隣トラブルの対処法を解説していきます。

この疑問の目次

1 近隣トラブルの原因
2 近隣トラブルによる嫌がらせと対策
- 2.1 近隣トラブルによる嫌がらせについて
- 2.2 自分で出来る近隣トラブルの対策法
3 近隣トラブルがあった時の相談先
4 近隣トラブルに巻き込まれないために
5 まとめ

近隣トラブルの原因

騒音トラブル

近隣トラブルで多いのが騒音トラブルです。生活音ならまだ我慢を出来るかもしれませんが、例えば大音量の音楽などは不快に感じる人も多く、ストレスが溜まってしまうことも多いです。

騒音トラブルによる事件も相次いで起こっており、自宅の庭でBBQを楽しんでいた男性が隣人男性に刺されるという事例も存在します。騒音トラブルは件数として多く、そのため事件にも発展しやすいのです。

ペットに関するトラブル

ペット飼育が許可されている物件でも近隣トラブルが多発しています。犬や猫の鳴き声や臭いがトラブルの原因になることが多いです。その他にも、物件で決められているペットの飼育規約を守らない飼い主とトラブルに発展するなどのケースもあります。

煙草に関するトラブル

近年タバコを吸う人は少なくなってきましたが、ベランダでタバコを吸っている場合はトラブルの元になりやすいと言えます。洗濯物に臭いが付いたり、夏に窓を開けているとベランダからタバコの煙が侵入してきたりと様々なトラブルが起きてしまいます。

ゴミ出しのルールに関するトラブル

他の地域などから引越しをしてきた人が、ゴミ出しのルールを分からずトラブルになるケースがあります。きちんとルールを理解してくれれば解決してくれるケースが多い一方、ゴミ出しの時間を守らないなどの場合、本人が自覚しないと治らないためトラブルになりやすいです。

共用部分の利用に関するトラブル

廊下や共有玄関などの共有部分の利用に関するトラブルも少なくありません。例えば廊下に自転車を停めていて通行の妨げになっていたり、燃えやすい新聞などの可燃物を廊下や玄関前に放置していたりといった事案があります。

各物件にはそれぞれ明確なルールがありますが、共有部分に関してルールがないケースも少なくないため、トラブルに発展しやすいです。

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近隣トラブルによる嫌がらせと対策

近隣トラブルによる嫌がらせについて

近隣トラブルによる嫌がらせは故意に行われるケースも存在します。例えば近所に住んでいる子供に「ピンポンダッシュ」を繰り返されることや、自分の所有している車への落書きされることなどが例として挙げられます。

他にもタバコの吸い殻を自分のベランダに投げ捨てられたなどのケースもあるため、そういった嫌がらせには適切な対策をしなければなりません。

自分で出来る近隣トラブルの対策法

対策として最初に挙げられるのは直談判です。もちろん直接相手に注意を促すことで、すぐに解決するケースもあるでしょう。しかし、相手が自分の起こしているトラブルに関して無自覚だったり、また注意されたことで逆上したりするケースもあり、その場合はさらなるトラブルに発展する可能性があります。

もし自分で直談判しにくいと感じた場合や、トラブルが発生してしまった場合は誰かに相談するというのも手です。

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近隣トラブルがあった時の相談先

管理会社

相談先として真っ先に考えられるのは管理会社です。賃貸物件を管理している管理会社ならば、直接トラブルを起こしている入居者に注意を促してくれます。

それでも改善されない場合や、さらなるトラブルに発展したとしても、管理会社側は入居者に退去勧告を突き付けることが出来ます。大抵の入居者はその時点で生活を改めるケースが多いので、まずは管理会社に相談するようにしましょう。

地域の自治体

管理会社の他には地域の自治体に相談する方法もあります。自治体の生活課では近隣トラブルに関する相談を受け付けているので、何かしらの助言を貰うことができます。しかし自治体が行うのは助言までで、その後の解決は自分で行う必要があります。

弁護士

管理会社や自治体に相談しても改善しなかった場合は弁護士に相談してみましょう。

弁護士に相談すると内容証明郵便という警告書を送ることができます。この内容証明郵便というのは、これ以上トラブルを続けるのなら裁判をすると言った内容の文章であり、多くの人は裁判になることを恐れて迷惑行為をやめるようになります。

それ以外にも簡易裁判所で調停をすることもでき、調停委員が間に入って話し合いをすることもできます。弁護士に相談する費用はかかりますが、比較的穏便に問題解決をすることができます。

警察

最悪の場合は警察に相談する手もあります。1つ注意が必要なのは、警察に相談するのはあくまで近隣住民から暴力や器物損害などを受けたなどの直接的被害を被った場合のみで、騒音などの問題では警察は動きません。

直接的被害を受ける前に状況を改善させることが最善ですが、トラブルを注意したら暴力を受けたなどのケースは少なくありません。そういった場合には警察に相談してみましょう。相談する前にキチンとした証拠が必要になるため、暴力を受けたのなら病院の診断書や、器物損害ならばカメラやビデオなどを使って証拠を集める必要があります。

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近隣トラブルに巻き込まれないために

近隣トラブルに巻き込まれないためにも、入居前に周辺状況を確認することが大事です。例えば物件の周辺や物件にファミリー層が多い地域などは子供によるトラブルが起きやすいので、気になる人は避けるようにしましょう。

他にもごみ捨て場や駐輪場などの共有部分を確認して、きちんとモラルを守った使われ方をしているかを確認することもおすすめです。ごみが散乱して放置されているなどの状況は、それだけモラルが低いという判断材料になります。しかし生活音などの騒音は実際に住んでみないと分からないことが多いので、もしそういったトラブルに巻き込まれたら管理会社などに相談するようにしましょう。

入居前に管理会社や大家さんにどのような人が住んでいるのかを確認することも大切です。また、顔見知りになっておくことで間違ったゴミ出しをした場合に親切に注意してくれたりするので、引越しの挨拶をするというのも1つの手ですね。

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まとめ

賃貸物件に住む上で近隣トラブルというのは意外と少なくありません。迷惑行為をそのままにして、自分の生活にストレスを抱えた状態で過ごすのは心身ともに疲れてしまいますよね。出来るだけ早期解決するには、自ら動くことが大事になっていきます。今回の記事が、現在近隣トラブルに悩んでいる人の助けになれば幸いです。

エイブルでは何か困ったことがありましたら、ご相談に乗っています。お気軽にお問い合わせください。