一人暮らしで猫を飼うには? 物件探し、猫との暮らしの注意点を解説|教えてAGENT

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一人暮らしで猫を飼うには? 物件探し、猫との暮らしの注意点を解説

           

猫とソファーとベット

猫を飼いたいけれど、一人暮らしだからと諦めている人もいるのではないでしょか。一人暮らしでもきちんと準備をすれば猫を飼うことができます。今回は猫と一緒に暮らすための部屋探しのコツと、猫を飼うときに気をつけたい心構えを紹介します。

一人暮らしで猫が飼える物件を探すには

猫は犬よりも費用がかからず、散歩に連れて行く必要がないため、一人暮らしでも比較的飼いやすいペットとして人気です。

猫を飼うためには、ペット可物件を探さなければなりません。物件情報サイトで「ペット可物件」を検索する、不動産屋へ相談に行く、AGENTに探してもらうなどさまざまな方法があります。一人暮らしで猫を飼うためにはさまざまな注意点があるので、お部屋探しの段階からしっかりと準備することが必要です。

 

一人暮らしで猫を飼うための「部屋探しの注意点」

キャットタワーに入っている猫
まず、猫と一緒に暮らすための部屋探しの注意点を紹介します。

一人暮らしで猫を飼うことは金銭的負担が大きい

猫を飼うためにはさまざまな費用がかかります。毎日のえさ代やトイレ用品などの費用に加えて、通常の一人暮らしに比べて住居にかかる費用が高くなることを知っておきましょう。金銭的な負担が大きくなるので、それでも猫を飼うことができるかをしっかりと検討してください。

 

賃貸物件で猫と暮らせる物件は限られている

一人暮らしの場合、多くの人は賃貸物件に住んでいるでしょう。通常の一人暮らし用物件に比べて、賃貸ではペット可物件の数はそれほど多くありません。希望する物件が見つからないといって、ペット不可物件でペットを飼うことはご近所や大家さんとのトラブルになりかねないので避けましょう。

 

ペット可物件では賃料や敷金が高めに設定されている

ペット可物件では、通常の一人暮らし用物件よりも賃料や敷金が高くなるケースがあります。猫を飼育すると、ツメで壁や床を引っ掻いたり、トイレのにおいが染みついたりするため、退去時の修繕費用が通常よりも高くなりがちです。大家さんが敷金を高めに設定しているのは、こうしたリスクに備えるため。借主側からすれば原状回復費用に敷金をあてることができるため、敷金が高く設定されている物件のほうが退去時に追加で請求されることが少ないため安心できるといえます。

 

一人暮らしで猫を飼うための「生活面での注意点」

猫とトイレ
猫を飼うためにはさまざまな注意点があります。一人暮らしならではの気をつけたいポイントとあわせて紹介します。

猫との生活でかかる費用

猫を飼っている人が1年間にかけている費用は平均約23万円といわれています。項目ごとの費用に一例は次のとおりです。

項目費用
フード・おやつ4万356円
ペット保険3万1694円
ワクチン・健康診断費1万3489円
光熱費(飼育にともなう追加分)2万5439円
病気やケガの治療費4万356円
合計約11万円

※参考 「ペットにかける年間支出調査(2018)」(アニコム損害保険株式会社)

 

犬に比べると猫のほうがかかる費用は少ないですが、年間で20万円以上かかります。えさ代はもちろんですが、見逃してしまいがちなのが「病気やケガの治療費」です。飼っている猫が突然病気やケガをしてしまうことも考えられます。いざというときにすぐに適切な治療ができるように、治療費を確保しておきましょう。

 

また、猫を飼っていると、外出中でも冷暖房を使用して室温を一定に保っておく必要があります。そのため、光熱費が通常の一人暮らしより高くなりやすいということを知っておきましょう。

 

猫のしつけについて

猫は爪をとぐ習慣があります。賃貸住宅の場合はとくに、壁や床を傷つけられてボロボロにしてしまわないか心配に感じている人も多いのではないでしょうか。

 

修繕費用を抑えるためにも、猫が不用意に壁などを傷つけないように対策が必要です。猫の爪とぎを設置することはもちろん、猫の爪をこまめに切ることも忘れずに。猫の爪とぎ防止スプレーや「ネイルキャップ」と呼ばれる爪カバーなどが市販されているので、これらを使うことも効果的です。ホームセンターなどでは、猫が爪とぎをしても大丈夫な壁紙用カバーシートなども売っています。引っ越してすぐに壁紙の上からカバーシートを貼れば賃貸でも安心して猫を飼えます。

 

また、トイレ以外で排泄をしてしまうと、においが壁にしみついたり、汚れが付着して落ちなくなったりします。決まった場所でトイレをするように習慣づけましょう。

 

猫を飼い始めたら、爪とぎやトイレのしつけをしっかりと行うことが大切です。

 

猫のストレスについて

猫は散歩に連れていく必要はありませんが、室内飼いの猫はストレスを抱えていることがあります。

 

猫は縄張りを意識する動物なので、部屋の中に自分の居場所がないとストレスを感じてしまいます。とくに、新しい部屋に引っ越したばかりのときは注意が必要。猫が落ち着ける場所をつくってあげて、お気に入りのおもちゃなどを置いてあげましょう。

 

また、多頭飼いをする場合は、先住している猫と新しい猫の双方にストレスがかかる可能性があります。いきなり一緒にするのではなく、少しずつ2頭の距離を近づけて慣らしていくようにしてください。

留守番について

猫は犬に比べると一人で過ごすことが好きな動物で、1泊2日程度くらいの留守番であれば大丈夫といわれています。この点も、一人暮らしの人にとって猫が飼いやすい理由の1つです。

 

猫を留守番させる場合は、えさがなくならないように多めにドライフードを用意しておきましょう。また、飲み水が足りなくならないように、部屋の数カ所に飲み水を用意してください。留守番させる前にトイレをきれいに掃除しておき、砂を多めに用意しておくことも忘れずに。留守番中にトイレに排泄物が溜まってしまったときに備えて、トイレの数を1つ多めに用意しておくこともオススメです。

 

住環境について

ペットと暮らす中で室内を汚してしまったり、傷をつけてしまったりすると退去時の費用が高くなってしまいます。入居時に敷金を多めに払っている場合であっても、想定以上の費用がかかってしまうケースも。猫のしつけをきちんと行い、必要な対策をとって物件を大切に扱うようにしましょう。

 

もしもの時のためにかかりつけ医を探しておく

猫を飼っていると、突然病気やケガに見舞われるリスクがあります。いざという時にすぐに適切な治療を受けられるように、近所に動物病院があるかをチェックしてきましょう。かかりつけ医を見つけておくことで、もしもの時に慌てずに済みます。

 

猫と快適に暮らすには? 「室内環境の注意点」

ご飯を狙う猫
猫との暮らしを楽しむために、猫にとっても、人にとっても快適な部屋にしたいですよね。ここでは室内環境の注意点を紹介します。

 

自分の今の生活で猫を飼えるかを考える

大前提として、自分の今の生活で猫を飼えるかをしっかりと考えましょう。猫を飼うということは、1つの命とともに生活するということ。金銭面だけではなくどのくらい家にいる時間があるのか、家にいる時間帯は何時ごろが多いのかと自分の生活スタイルなどをふまえ、飼い主としての責任をしっかりと果たせるかどうかを改めて考え、不安な点を解消してから猫を飼いましょう。

 

玄関と居室が扉で区切られている間取りを選ぶ

玄関が空いたとたんに猫が飛び出てしまうことがないように、間取りは玄関と居室の間に扉があるタイプを選んでください。ワンルームで玄関までつながっているタイプの間取りの場合は避けたほうがよいでしょう。

 

猫は高低差がある場所を好みます。できれば、出窓がある部屋やキャットウォークがある部屋を選ぶとよいでしょう。それらの設備がない場合は、キャットタワーなどを室内に設置するのも手です。

 

シャンプーや石けんなどがある浴室、包丁やコンロなどがあるキッチンなどは猫にとっては危険が多い場所です。必要に応じて侵入を阻むフェンスを設置する、猫が誤飲すると危険なものを不用意に置かない、浴室に水を溜めたままにしないなどの対策を取ってください。

 

猫の爪とぎ対策をする

猫は爪とぎをしないとストレスを溜めてしまいます。部屋の一角に爪とぎを設置し、猫が自由に爪とぎをできる環境を整えてあげましょう。最初のうちは部屋の別な場所で爪とぎをするケースもあるかもしれません。その場合は、設置した爪とぎの場所へ連れていくことで、次第に場所を覚えてくれます。

 

室内の収納に気をつける

猫にとっては部屋にある物すべてがおもちゃになり得ます。そのため、室内にティッシュや小物などを置きっぱなしにしていると、猫が遊んで散らかしてしまう可能性も。安全性の面からも、猫を飼い始めたらなるべく整理整頓を心がけ、猫の行動範囲には不用意に物を置かないようにしましょう。

 

また、猫を飼っていると家具に傷をつけられたり、ソファやクッションをボロボロにされたりするケースもあります。猫を飼う際には、こうしたリスクも考慮しておきましょう。

 

室内の空気環境に気をつける

猫にとって最適な室温は20〜28度、湿度は50〜60度といわれています。なるべく温度差が大きくならないように、一定の室内温度をキープするようにしましょう。適切な温度・湿度が保てないと、カビやダニの発生にもつながります。猫の健康状態にも悪影響を及ぼすため、エアコンや空気清浄機などをうまく活用してください。

 

猫を飼いたいと思っている方は、エイブルにご相談を

猫は比較的飼いやすい動物といわれていますが、一人暮らしで猫を飼うためにはそれなりの覚悟が必要です。猫と快適に暮らしていくためにも、部屋探しの段階からしっかりと準備をしてください。最近はペット可物件に加えて、よりペットとの暮らしを豊かにしてくれるペット共生物件も登場しています。これから猫を飼いたいと思っている方は、まずはエイブルにご相談ください。理想の猫との暮らしを実現させるお手伝いをいたします。

 


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教えてAGENT編集部

物件紹介を行うエイブルが手がける教えてAGENTの編集部です。

 
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