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オートロック付きマンションで一人暮らしをしたい！セキュリティや防犯対策は安心？メリット・デメリットを紹介

オートロック付きマンションで一人暮らしをしたい！セキュリティや防犯対策は安心？メリット・デメリットを紹介

部屋探しの話

AGENT女性スタッフ・O
公開日:2018/12/17 最終更新日:2020/08/08

オートロック付き賃貸のイメージ

こんにちは、エイブルAGENTです。先日お客様から「一人暮らしをしたいのですがセキュリティ面が心配です。オートロック付き物件は安全だとよく聞くのですが、本当ですか？」とLINEでご質問を受けました。

そこで今回は、これまで数多くの賃貸物件をご紹介してきたエイブルAGENTが、オートロック付き物件のメリットやデメリットを解説します。オートロック以外にもセキュリティ面から注目したい点や、内見時のポイントも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

その他、安全な物件選びについて知りたい方はこちら

「【女性の防犯対策】女性の一人暮らしで1階は危険？安全な物件選びのポイント」

防犯対策について知りたい方はこちら

「女性の一人暮らしには危険がいっぱい。意外とやってる危険な行動と防犯意識を高める対策方法」

この疑問の目次

1 そもそもオートロックとは？
2 オートロックだけでセキュリティは大丈夫？内見時の注意
3 オートロックなしでも防犯性が高い物件
4 オートロック物件で一人暮らしを考えている方は、エイブルに相談を！

そもそもオートロックとは？

一人暮らし用の賃貸物件を探す際、その物件がオートロック付きか否か、ということはひとつのポイントになります。なんとなくオートロック付きの方が良さそう、と思っても具体的にどんなメリットがあるのか、イメージしづらい人も多いかと思います。

そもそもオートロック付きとは、どのような物件のことを指すのでしょうか？オートロックとは「自動」を意味するautoと「錠前」を意味するlockを組み合わせた和製英語です。「ドアが閉まると自動的に施錠する仕組みを持った錠またはそれを中心とするシステム」の総称で、セキュリティ性が高いと言われています。

戸建て住宅やホテルやテナントビルにも採用されていますが、集合住宅の共同玄関のイメージが強いかと思います。では、賃貸マンションにおけるオートロックについて、詳しく見ていきましょう。

一人暮らしでオートロック付き賃貸に住むには

オートロックというと、分譲タイプやファミリータイプのマンションのイメージがあります。しかし単身用賃貸物件でもオートロック付きの部屋はあります。特に若い女性の一人暮らしなどではセキュリティ面を気にする人も多いので、オートロック付きは人気です。

ネットなどで物件を探す際は「オートロック付き」という条件で検索することも可能です。また店舗の窓口に行く際は、仲介業者にオートロック付き物件を探している旨を伝えると話が早いでしょう。

オートロックのメリット

マンションにおけるオートロックとは共同玄関が常に施錠されており、鍵や暗証番号の入力によって開錠できる仕組みのことです。来訪者が来た場合は居住者がインターホンでの通話や映像を確認して、入館を許可するか決めることができます。鍵を持たない者は容易に建物内に入ることはできないので、不審者の侵入を防ぐ効果が期待できるでしょう。また、セールスや勧誘も、興味がなければインターホン越しに断ることができます。誰が来訪しているのか、映像を見れば分かるので、気の進まない時は居留守を使うことも簡単です。

何より共同玄関と自宅の玄関、2つの施錠が、守られている安心感に繋がります。セキュリティの高さと安心感がオートロックの最大のメリットである言えるでしょう。

オートロックのデメリット

セキュリティが高いと言われているオートロックですが、デメリットもあります。

まずオートロックと言っても、完璧に侵入者を防ぐことは不可能です。例えば居住者が共同玄関を開錠した後に素早く一緒に侵入することはできます。また、業者の訪問を装って居住者に鍵を開けさせることもないとは言えません。オートロックを過信し、自宅の施錠を怠ったことによって事件に巻き込まれるケースもあります。「オートロック＝絶対安心」ではないので注意しましょう。

またセキュリティ面以外にもデメリットはあります。新聞が各戸まで届けられないので毎朝1階まで降りて取りに行く必要があったり、居住者自身も2つの施錠を面倒だと感じたりします。また、オートロック付きではない物件に比べて家賃が割高なこともデメリットのひとつです。

オートロックの鍵をなくした時は

セキュリティの高さがメリットであるオートロックですが、万が一鍵を紛失してしまった時は大変です。自分が家に入れなくなるのは、管理人などに話して開錠してもらえば簡単かもしれません。問題はその後です。紛失した鍵が何者かの手に渡ってしまうと、不審者の侵入を許すことになり、全ての住人に危害が及ぶ可能性が出てくるのです。そのため、鍵の紛失時には全室の鍵の交換が必要になり、その費用が紛失した住人に請求されることがあるのです。大型のマンションの場合、その費用は非常に高額になります。

鍵の紛失時には必ず交換費用が請求されるわけではありませんが、そのような可能性も念頭に入れて鍵の管理には気を付ける必要があります。

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オートロックだけでセキュリティは大丈夫？内見時の注意

侵入者を完全に防ぐことは出来ないとはいえ、他の物件に比べたらセキュリティの高さに一定の安心ができるオートロック付き物件。安全に暮らすためには、オートロック以外にも注目したいポイントがいくつかあります。内見時に確認しておきたい点をご紹介します。

監視カメラの有無

オートロックの他にセキュリティを高めてくれるものが監視カメラです。何かトラブルがあった際の証拠になるのはもちろんですが、設置されているだけで不審者が近づくのを断念させる効果があります。共同玄関、共同廊下、エレベーター内、階段などあらゆる場所でカメラの有無は確認しましょう。一見して分からない場合は、不動産会社に設置されている場所を聞いてみるのも良いでしょう。

管理人は常駐しているか

管理人の存在も安心感に繋がります。不審者がいた場合に声かけをしてくれることが多く、いざという時に助けを求めることもできます。また昼間だけいて、夜は無人という可能性もあるので、24時間常駐しているとより安心できます。

エリアの治安は良いのか

マンション周辺の治安のイメージ

物件自体のセキュリティ面も気になりますが、そもそもそのエリアは治安が良いのか、ということも重要なポイントです。内見の際は周辺の様子にも気を配りましょう。特にゴミ捨て場の様子はその地域の治安を映すと言われているので必ず見ておくことをおすすめします。

日中と夜で雰囲気が変わる地域も多いので、内見した時間帯とは別の時間帯に再度自分の目で街を歩いてみると分かりやすいです。街灯の明るさ、夜まで開いているお店、交番の場所などはあらかじめ確認しておきましょう。

繁華街の近くは夜になっても明るいことが多いですが、雰囲気が悪いこともあるので注意が必要です。学校の近くなどは街灯が少なくても、パトロールが頻繁にされていることも多いです。

住んでいる居住者はどんな人物が多いか

住んでいる他の居住者についても知っておくと安心です。内見時にすれ違う人の様子、郵便ポストの状態、洗濯物の干し方など。あまりじろじろ見るのは良くないですが、少し意識して見てみると住人の人となりが伺えます。

また不動産会社に他の居住者について尋ねてみることも良いでしょう。もちろん個人情報に関わることは教えてくれませんが、雰囲気は伝えてくれるかもしれません。

共同玄関以外の侵入経路はないか

共同玄関がオートロック式でも、他に侵入できるところがあれば意味がありません。例えば外と敷地を隔てる壁が簡単に乗り越えられる高さであったり、外階段に繋がる扉が無施錠だったりしてはセキュリティが低いと言えます。

内見時には共同玄関と部屋を見るだけでなく、敷地を一周して侵入経路がないか確認しましょう。特に駐車場・駐輪場・外階段などは盲点になっていることが多いです。

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オートロックなしでも防犯性が高い物件

オートロック付きのマンションに住みたくても、家賃の関係で叶わない場合や、そもそも物件の空きがない可能性もあります。では、オートロックがなくてもセキュリティが高い物件はあるのでしょうか？　オートロック以外に防犯性を高める工夫をしている物件もあるので、確認してみましょう。

玄関の鍵がディンプルキーなどの複製がしにくい鍵

自宅の玄関の鍵が簡単に複製されてしまったり、ピッキングされやすかったりすると危険です。従来の先端がとがっていてギザギザしているタイプの鍵は、比較的ピッキングされやすいため防犯性が低いです。

一方で、先端が丸く、表面に小さなくぼみがいくつもあるタイプの鍵は複製やピッキングされづらいです。これはディンプルキーと呼ばれ、セキュリティが高い鍵として近年普及が進んでいます。もちろん不正開錠が不可能なわけではないので過信は禁物ですが、安心感に繋がると言えるでしょう。

モニター付きインターホン

モニター付きインターフォン

ドアの呼び出し音が鳴って、出てしまったらセールスだった、という経験がある人もいるかと思います。誰が訪問してきたのか分からない状態というのをストレスに感じる人も多いでしょう。

オートロックではなくても、モニター付きのインターホンであれば来訪者の様子を映像で確認できるので安心感があります。興味のない勧誘などを面前で断るのは苦手な人は多いですが、インターホンなら切ってしまえばシャットアウトできます。録画機能がついていれば不審者が来ても証拠になるので、よりセキュリティが高いと言えます。

女性専用マンション

いくらセキュリティが高いマンションでも、同じ建物内に不審者が住んでいれば簡単に破られてしまいます。ストーカーや暴漢の被害を防ぎたい女性の場合、女性専用マンションを選ぶということも有効です。もともとセキュリティが高い構造になっていることが多く、また住人が全員女性なので一定の安心感があります。もちろん女性であれば絶対に不審者ではない、とは言い切れませんが、男性がいないことに安心できる人も多いのではないでしょうか。

宅配ボックスがある

通販などをよく利用する人は、荷物を受け取る際にドアを開ける機会が多いかと思います。その時に室内に侵入されないか不安に感じる人は少なくありません。また業者を装った人物の事件も起こっているので、本当に宅配業者なのか見抜くのが難しいと感じることも多いでしょう。

そんな時に便利なのが、宅配ボックスです。マンションにおける宅配ボックスとは、荷物が届いたときに入れておいてくれるロッカータイプの共同施設のことです。不在時でも再配達を依頼することなく荷物を受け取ることができるため、忙しい人にとって非常に便利です。また業者と顔を合わせたくない場合は入れておくよう頼むことも可能なので、防犯にもなります。

一方で数に限りがあるので必ずしも利用できるとは限らない点や、入れ間違いなどのトラブルも少なくありません。一長一短がありますが、少なからずセキュリティ向上が期待できると言えます。