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賃貸でも壁紙の貼り替えはできますか?はがせる壁紙・マステ・ホッチキスなどDIY方法を紹介

           

壁紙の画像

賃貸物件は現状維持が鉄則であり、壁紙のDIYはできないと諦めている方は少なくないかと思います。しかし最近では壁を傷めない壁紙やグッズが販売されているため、実は賃貸でも壁紙の貼り替えは難しくありません。

今回は賃貸で壁紙を変更する方法や、その際の注意点をご紹介します。原状回復費を払わずに壁紙を替えたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

賃貸でも壁紙の貼り替えは楽しめる?

そもそも賃貸物件で壁紙の貼り替えを行ってもよいのでしょうか?詳しくみていきましょう。

原状回復費を支払えばOK

自分で壁紙を変更した場合、管理会社から指摘を受けて退去に追い込まれることはないか、違約金などの請求が発生しないかなどの心配があるかもしれませんが、結論から言いますと、基本的に原状回復費を負担する覚悟があるならば壁紙は貼り替えても問題ありません。

ただし、注意していただきたいのが、その金額です。通常、賃貸契約をする際には、退去時の原状回復費として家賃の1ヶ月分~2ヶ月分の敷金を預けてあります。壁紙を元に戻すための費用も、基本的に敷金が充てられることになります。

6畳間の壁紙を全面リフォームする場合、その相場は3~4万円程度と言われています。必ずかかるクリーニング代やその他の修繕費用を支払った場合、敷金ではまかないきれずに追加請求を受ける可能性は十分にあります。

このようなリスクを覚悟の上であれば、壁紙の貼り替えは基本的には問題ないといえるでしょう。

元に戻せる方法なら原状回復費も不要

壁紙の変更をしても原状回復費を支払えば問題ないとお伝えしましたが、もちろん出費は抑えたいと思う方は多いでしょう。その場合、原状回復が必要ない状態であればいいのです。つまり、自分で壁紙を貼り替えたとしても、跡が残ることなくきれいに元に戻すことができれば何の問題もなく、原状回復費を請求されることはありません。

通常、業者が壁紙の貼り替えを行う際は、古い壁紙を一度全て剥がしてから新しい壁紙に取り替えますが、それでは自力での原状回復は困難です。そこで、既存の壁紙の上に新しい壁紙を重ね張りし、きれいに剥がす方法で施工しておけばいいということになります。後ほど、原状回復しやすいDIYの方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

壁紙DIYは管理会社や管理人に申告が必要?

原状回復費を負担するにしても、きれいに元に戻すにしても、「事前に管理会社等に壁紙の貼り替えを申告する必要があるか」という点も気になるかと思います。

基本的に、退去時に原状回復する意思があるのであれば、管理会社への事前申告は不要です。もちろん自力で原状回復ができる方法でDIYを行う場合も同様です。

ただし、壁紙を貼り替えるにあたり大掛かりな工事をする場合は、近隣からの苦情等に繋がる可能性もあるため、先に管理会社に相談した方が無難だと言えるでしょう。また、管理会社によってはNGを出されることもあるかもしれません。

契約書の「禁止事項」に注意

賃貸契約の内容に、禁止事項として壁紙のリフォームが含まれていることがあり、その場合には事情が変わってきます。契約書に定められたペナルティを受ける可能性がありますので、必ずチェックをするようにしましょう。

賃貸の壁紙をDIYする方法

次に、実際に壁紙をDIYする方法をご紹介していきましょう。基本的には原状回復ができる方法をご紹介しますが、既存の壁紙の材質や部屋の環境によっては、元通りにできない場合もあります。必ず注意点とリスクを確認してから施工して下さい。

フレスコのり

フレスコのりとは、のりの粉末を水で溶かして使用するもので、剥がしやすいという特徴があります。

一般的な壁紙に用いられる「ビニールクロス」と呼ばれる素材は、表面が塩化ビニールでできています。このビニールクロスの壁紙であれば、フラスコのりは水で拭き取れば綺麗に取れるので、退去時にはもとの綺麗な状態に戻すことができます。

フラスコのりのメリット

・水に溶けやすく、剥がしやすい
・のりが固まるまでに壁紙を動かすことができるので、綺麗に貼ることができる

フラスコのりのデメリット

・対応する素材以外には、接着しなかったり剥がしにくかったりする場合がある
・天井や梁下などへの施工が難しい
・汚れ防止や表面強化の機能性壁紙などコシの強い壁紙はうまく接着しない

はがせる壁紙

賃貸用に特化したはがせる壁紙もあり、シールのように裏面の剥離紙を剥がして既存の壁の上に重ね貼りします。壁紙によって貼り付けられる材質の違いがあるため、購入前に必ず説明書を確認し、既存の壁紙に対応しているかチェックが必要です。

はがせる壁紙のメリット

・のりを塗る手間が省ける
・乾くまでの時間が不要
・綺麗に貼るのが難しい

はがせる壁紙のデメリット

・比較的粘着力が弱いため繰り返し貼り直すと剥がれやすくなる
・広範囲に使用する場合は費用がかさむ

はがせる両面テープ

はがせる両面テープも数多く販売されていますが、その中でも壁紙専用のものがあります。貼った後に押さえることで微粘着から強粘着へ変化するタイプの両面テープは位置の調整も簡単です。

また、水を含ませることで剥がしやすくなる両面テープもあります。いずれのタイプも、既存の壁紙の素材に対応しているか、事前に確認してから購入しましょう。

はがせる両面テープのメリット

・貼り直しができるので位置の修正が可能

はがせる両面テープのデメリット

・紙製の壁紙の場合、湿気によって壁紙がのびてしわになりやすい
・広い面積の施工が難しい

ホッチキス

既存の壁紙の上に新しい壁紙を重ね、ホッチキスで壁に打ち付けるように留めていく方法もあります。ただし、のりで全面を接着する方法に比べると、浮きが生じたり壁紙の重さで剥がれてしまったりすることがあります。

なお、賃貸の場合、壁に穴を開けることは厳禁と思われがちですが、ホッチキスや画びょうなどで開くような小さな穴は通常使用の範囲と判断されるため、原状回復の対象とはされていません。あまりにも数が多い場合を除き、ある程度の数のホッチキスの穴は許される範囲だと認識しておくとよいでしょう。

ただし、賃貸契約に「画鋲の使用は禁止」という内容が盛り込まれている場合には、原状回復費を請求されます。また、ホッチキスが錆て壁が変色してしまった場合なども同様です。しっかり契約書を確認し、ホッチキスはステンレス製などの錆びにくいものを使用しましょう。

ホッチキスのメリット

・手軽に施工できる
・コストが抑えられる

ホッチキスのデメリット

・壁と壁紙の間に空気が入るため、壁紙がよりやすい
・紙製の壁紙の場合しわになりやすい
・契約内容によっては原状回復の対象になる
・錆びて壁紙を傷める場合がある

マスキングテープ

最近DIY好きな方の間で人気なのが、壁にマスキングテープを貼り、その上に両面テープを使って壁紙を貼り付ける方法です。

マスキングテープの本来の用途は、仮止めや短期間の養生です。もともと粘着力が弱いことが特徴で、短期間で使用する分には最適です。

ただし、直射日光が当たるなど、壁の温度が上昇する環境では粘着部分が溶けてベタベタになり、剥がれにくくなることもあります。マスキングテープの品質によっては、短期間でもベタベタとのりが残ってしまうものや色移りしてしまうものがありますので、事前に試し貼りをするようにしましょう。

マスキングテープのメリット

・費用が抑えられる
・貼り直しが簡単にできる

マスキングテープのデメリット

・粘着力が弱いため、壁紙の重さで剥がれることがある
・のりが溶けたり色が移ったりする可能性がある

まとめ

賃貸の壁紙を変える方法は色々ありますが、既存の壁紙の材質に合った方法を選ぶことがポイントです。何度もやり直さなくていいように、きちんと確認したうえで壁紙交換を楽しみましょう。もし不安なことや不明なことがあれば、ぜひエイブルにご相談ください。


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