一人暮らしで猫を飼いたい！後悔したことは？リアルな声をご紹介

           

こんにちは、エイブルAGENTです。先日お客様から「一人暮らしで猫を飼うには、ペット可物件ならいいですよね？」と質問を受けました。

 

賃貸物件関連の仕事では常識とされることも、一般には意外と知られていないことが多くあります。今回は、1Kのような一人暮らしの賃貸物件で猫を飼いたい人が知っておくべきことを解説します。

猫は一人暮らしペットの定番

ペットの定番といえば犬と猫ですが、最近は犬よりも猫の人気が高まっています。忙しい現代人の生活のなかで、一人暮らしでも猫を飼う人が増えているのはなぜでしょうか？その理由と考えられる猫の特徴は以下のようなことです。

 

・猫は散歩に連れていく必要なし

・猫は狭い部屋でもおとなしく留守番ができる

・飼育費用が犬よりもかからない

 

このような点が、猫をペットとして飼うにはハードルが低いと考えられている理由です。しかし、楽なところだけを考えて気軽に飼ってしまい後悔する、という声があることも事実。猫を飼うための心構えをしっかり理解して、一人暮らしのルームメイトとして猫を迎える準備をしましょう。

 

猫を飼うときには後悔しないように準備や心構えを

ペット可で猫と暮らしやすい部屋かどうか

猫との快適な暮らしを送るためには、賃貸物件がペット可物件であることはもちろんですが、他にも注意したい点があります。ペット可物件の中でも、どのような賃貸物件を選ぶべきかご紹介します。室内飼いするポイントもあわせて参考にしてくださいね！

 

・猫を飼うことが許可されていること。

ペット可の条件として、飼ってよい動物の種類に指定があることも。猫を飼ってよいか、大家さんの意向をしっかり確認しましょう。

 

・新築ではないこと。

猫は壁や床をひっかきます。新築物件は傷が目立ち、退去時の原状回復費用がかかり、敷金が戻ってこない可能性が高くなります。

 

・高層階ではないこと。

猫がベランダから落ちてしまう可能性を考慮して、階数や高さも気にしましょうね。

 

・浴室に窓や換気機能があること。

誤って猫が浴室に入っていることに気づかず閉じこめてしまった場合、猫が窒息しないように窓や換気機能がある物件のほうが望ましいですね。

 

・近所に動物病院があること。

病気やケガ、予防接種などでお世話になる動物病院が近くにないと不便です。できれば、1箇所だけではなく、相性のよい病院を探すためにもいくつかの候補が近くにあるといいですね。

 

・近所でキャットフードやトイレグッズが手に入ること。

ストックが切れてしまったときのために、近所のコンビニやスーパー、ドラッグストアなどにペット用品が揃っているか見ておきましょう。

 

以上のような条件を満たすかどうか、ペット可物件をさらに詳しくチェックしてみることが必要です。

 

猫に家の家具を壊される覚悟があるか

猫がひっかくのは、家の壁や床だけでなく家具も同様です。ソファや椅子、大物家具でも爪をとぐ感触がよいと分かれば遠慮なくひっかくでしょう。また、子猫の場合、乳歯から永久歯への生え変わり時期には歯茎がかゆくなり、家具などをかじってしまうこともあります。その場で叱ればやめますが、後で気がついたときには「時すでに遅し」です。

 

一人暮らしで猫を飼いたいなら、おしゃれなインテリアやデザイナー家具へのこだわりはあきらめて、傷つけられても許せる心の広さが必要になります。

 

トイレなどの世話が出来るか

猫のトイレは、猫砂を置けばそこでしてくれますが、失敗することも少なくありません。しっかりと覚えるまでに時間がかかることもあり、気長に世話やしつけをすることとなります。以下に、主な注意点をご紹介します。

 

・猫が落ち着く場所で、慣れてからこちらの都合で場所を動かすことはしない。

・お気に入りの猫砂が決まるまでいろいろな種類を試す。

・トイレに失敗した場所の掃除は除菌シートや匂い消しのスプレーなどを使って、同じところで失敗を繰り返させないようにする。

 

以上のような世話をこまめにできる自信があれば、猫との生活が苦になることはないでしょう。

 

猫アレルギーが無いか

一人暮らしで猫を飼い始めてみて、自分に猫アレルギーの症状が出て後悔してしまった、という人もいます。家族に猫アレルギーの人がいれば、自分も同じような体質である可能性も。心配があれば、前もって検査を受けてみることをおすすめします。内科や皮膚科のクリニックで受けられる検査ですが、料金はクリニックによって異なり、3,000円から5,000円程度です。

 

また、アレルギーと診断されたら猫は飼えないのかといえばそうではありません。症状が軽い場合は、アレルギーを発症させにくい種類の猫を選ぶことなどで、猫の飼育をあきらめなくてもよいことも。とはいえ、飼ってから後悔しないためにも、検査しておきましょう。

後悔してる？満足してる？猫を飼ったことのある人のリアルな声

一人暮らしだと旅行や外泊や帰省がし難くなるので大変

数日間やそれ以上の長い日数で留守にする必要があるとき、猫をどうするかというのは飼い主の頭を悩ませる問題です。

 

夏の暑い日に閉め切りの部屋、真冬に数日間冷え切った部屋も、猫にとってはつらい環境でしょう。費用はかかってもペットホテルの利用がおすすめですが、猫にとって外泊は逆にストレスになることも。猫の世話を頼める家族や親戚が近くに住んでいたり、ペットシッターを頼むことができたりするようなら、猫を家に置いておくという選択肢もあります。

 

夏はダイビング、冬はスノボ、のようにアクティブな生活を送るお客様の話では、「猫を飼い始めたことを少し後悔したこともあったけれど、今は猫の方も預けられることに慣れてくれました。」とのこと。これも猫と飼い主との相性や信頼関係だといえるのでしょう。

 

とにかくかわいいのでなんでも許せる、毎日楽しい

一人暮らしは自由な反面、話し相手がいなくて寂しく感じることも。SNSが発達した昨今、リアルタイムで誰とでもつながることはできますが、部屋の中で猫がそばにいることで癒されることもあります。猫は話せませんが、動作やしぐさで気持ちが通じ合うと、まるで会話が通じているように感じられるものです。

 

「たまにあるトイレの失敗なども許せるようになり、仕事から疲れて帰った家に猫が待っていることが幸せ」というのは、初めての一人暮らしで猫を飼い始めたお客様の話です。

 

猫好きとの交流が出来るようになった

猫を飼い始めて友人が増えたという話も多く聞かれます。「猫を飼っていなかったときには話題にもならなかったけれど、会社の同僚や先輩後輩が意外と猫好きで盛り上がった」ということも。

 

インターネットでは猫好きな人のコミュニティや、一人暮らしで猫を飼っている人限定のコミュニティなどもあります。猫を飼い始めることで自分の交際範囲が広がることもありますので、猫が新たな出会いのきっかけになるかもしれません。

 

単純にペット可物件だからじゃなくて、猫を飼えるか、暮らせるかで考えること

一人暮らしの賃貸物件探しでは、落ち着くまでなにかと大変ですよね。猫を飼って一緒に暮らすために大切なことは、単純にペット可物件を選ぶことだけでなく、飼ってから後悔しないための「飼い主になるための心構え」です。

 

まとめ：猫を飼うときにどんな準備が必要？

ペット可の条件として、飼ってよい動物の種類に指定があることも。猫を飼ってよいか、ペット可能な賃貸であるか事前に確認が必要です。大家さんの意向をしっかり確認しましょう。

 

エイブルではできるだけお客様の心配を解消できるように、物件選びだけでなく、ペットを飼いたいというご希望があればそのための注意点や準備などのお問合せにもお答えいたします。「わからないことが多い」と感じることがありましたら、お気軽にご相談くださいませ。

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