寒い日におこる結露対策と注意点|教えてAGENT

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寒い日におこる結露対策と注意点

           

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はじめまして、エイブルAGENTです。先日お客さまから、「寒い時期になると結露が気になるんですがどうしたらいいでしょうか」という質問をLINEでいただきました。そこで今回は結露が起こるメカニズムから、その影響と簡単にできる対策をまとめました。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

 

その他、マンションの湿気対策について知りたい方はこちら→

マンションの1階は湿気がやばい?万全対策で快適に過ごすコツ

 

アパートの窓掃除について知りたい方はこちら→

アパートの窓、どうやって掃除してる?防犯対策は窓が重要!

 

寒い時期におきやすい結露とは

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結露ってそもそもなに?

結露というと、冬に窓が曇ることを思い浮かべる方が多いでしょうが、冷たい飲み物をグラスに入れた時に外側が濡れてくる、メガネが曇る、なども結露です。また自然現象として朝露・夜露も結露ですし、空に浮かぶ雲も結露によって発生したものです。

 

結露ってどうしておこるの?

結露が起こるシステムは難しいものではありません。「暖かく湿気を含んだ空気」が「冷たいものや空気」に触れた時、表面に水滴となって現れる現象が「結露」です。

 

「冷たい飲み物」で考えると想像がつきやすくなります。夏場にキンキンに冷えた水をコップに入れて置いておくと、コップの回りに水滴がついているのを見たことがあるかと思います。「暖かく湿気を含んだ空気」はグラスの外側で、「冷たいものや空気」はグラスの内側のように、寒くなってきた部屋でも同じ現象が起こってしまうのです。

以下の項目ではグッズなどを使った賃貸物件でもできる対策をまとめます。

 

結露が引き起こすトラブル

カビやダニの繁殖

窓に結露しやすい環境は、そのままカビやダニが繁殖しやすい環境でもあります。これらは見た目の悪さだけでなくぜんそくやアレルギーなどの健康被害の原因にもなりますから、何とか対策したいものです。

 

カビは25℃から35℃の気温と75%以上の湿度を好みます。さらに賃貸アパートや賃貸マンションなどに使用される塗料・合成皮革・ビニールクロスなどを栄養として繁殖しますから、以前は梅雨時に窓の付近に発生しやすかったものが、現在では空調やヒーター防寒などを行うことで年間を通してカビが好む環境を人間が用意していると言ってもいい状況です。

 

さらにダニも同様の環境(湿度60~80%)を好みます。そのうえ、上記の条件で繁殖したカビがダニの食料になりますから、この二つの害は同一環境で現れます。

 

壁や床のシミ・腐食

結露は水滴ですから、放置していると壁や床に垂れてシミや腐食の原因になります。特に壁紙や木目調の床などには目立つ形で残ります。賃貸の場合、内部環境は借りた側の管理責任下と判断される場合が多く、これらの補修費用を求められる可能性もあります。

 

結露が起きないように注意したい5つのこと

対策①室内干しを避ける

室内の湿度を上げることが結露につながりますから、洗濯物を室内に干すのは良い習慣ではありません。

 

対策②お風呂に入った後は必ず換気

お風呂のカビも誰もが気になるところです。シャワーなどで使った後は必ず換気して高温多湿の状態を避けましょう。高温でなければカビは生えにくいので、シャワーの後に冷水をシャワールームに撒き、室温を下げるのも効果的です。その際壁などに飛び散った石鹸やシャンプーの泡の中に含まれる皮脂もカビの食料になるため丁寧に洗い流しましょう。

 

対策③加湿器の使用を控える

冬はインフルエンザ防止や空調やヒーター防寒などで、のどが痛くなることを防ぐために加湿器を使うケースが増えると思いますが、湿度が上がりすぎるとカビやダニが好む環境になります。

 

人間に最適な湿度は40~60%とされており、50%を超えるとインフルエンザなどが生存しにくい環境になります。一方60%を超えるとカビやダニが発生しやすくなりますから、湿度計などを使用して50%前後の湿度を保てば、快適さを維持しつつカビやダニが繁殖する恐れも減ります。

 

対策④ペアガラスの付いている物件を選ぶ

ペアガラスとは2枚の板ガラスの間に、少し間隔が開いている断熱ガラスを指します。ペアガラスは室内の暖かい湿度を含んだ空気と外の冷たい空気が触れにくいので、圧倒的に結露の防止になります。

 

対策⑤結露防止シートや吸水シートを貼る

最近は窓に貼るための結露防止シートや給水シートなどのグッズが、ホームセンターや通販で簡単に購入できます。透明で見た目の影響がないタイプもありますが、可愛い模様が付いたものもありますからプチ模様替えの感覚で試すのも楽しいでしょう。

 

価格としても数百円から数千円程度のものが多数あり、無理がない範囲のグッズがほとんどです。

 

結露対策をしっかりとしましょう!

空調やヒーター防寒などを行う季節に向かっての結露対策をまとめてみました。賃貸物件でも手ごろなグッズなどでできる対策を紹介したので試してみてください。

他にも生活の中でお困りのことがあれば、エイブルにご相談ください。今回の結露についてなら「窓にペアガラスを使った物件はありますか?」という質問を地域や予算などとともに送っていただければ、私たちが持つデータからおススメの物件を選び出して提案いたします。

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