賃貸物件のいい収納方法を教えてください。収納アイデアなどが知りたい！

           

賃貸物件には、限られた収納スペースで片付けなければならないという課題があります。収納できないからと言ってそのままにしておいては部屋が片付きませんし、生活スペースに支障が出ることもあるでしょう。

そこで今回は、基本的な収納術やきれいに片付けるための便利グッズをご紹介します。併せて賃貸物件におすすめの場所別DIYアイデアもご紹介しますので、快適な手作り収納にもチャレンジしてみてください。

まずはここから！今日からでも出来る簡単収納術

まずは、収納の基本から見ていきましょう。

物をしまう場所にルールを作る

収納の基本は、物をしまう場所をきちんと決めることです。使用頻度が高いものは手の届きやすい場所に片付ける、使用頻度の低いものは一定期間一度も使わなかったら処分するなどルールを作るとよいでしょう。

部屋全体の収納を考える場合には、部屋のどのスペースで何をするのかを考えて1つの部屋をエリア分けします。どこに何が必要で何があると便利なのか考え、収納するものを大まかに分類し、その後小さいスペースにも注目して使いやすい収納場所を見つけましょう。

何より大切なのはルールを守ることです。場所を決めても、使った後に元に場所に戻さなければ意味がありません。きちんとルールを守って片付けるようにしましょう。

引き出しなどに仕切りをつける

収納場所には仕切りをつけ、探しやすさを重視しながら片付けることも大切です。そして仕切ったり分けたりする際は、アイテム別・個人別・季節別などテーマを作ると分かりやすくなります。

例えば、食器類はアイテム別に仕切って収納すると見やすくて取り出しやすいですし、家族共通のスペースであれば個人別に収納すると使い勝手が良く便利です。また、衣類は「春夏用」と「秋冬用」の２つに分けておくと、管理しやすく衣替えも簡単です。

収納スペースづくりに便利なグッズ

次に、収納に便利なグッズをご紹介しましょう。

カゴ、バスケット

収納グッズの定番であるカゴやバスケットは、丁寧に並べなくても良いので子供のおもちゃの収納などに便利です。兄弟姉妹がいるご家庭の場合は、ネームカードを付けたりカゴの色を変えるなどして、誰のおもちゃカゴなのか分かるようにしておいてあげましょう。遊び終わったら片付けるという習慣を身に付けるためにも効果があります。

また、どうしても忙しい時などに、後で片付けるためにとりあえずまとめて入れておくカゴを1つ作っておくと便利です。とりあえずでも、きちんとカゴに入れておきさえすれば、置きっぱなしにしてどこにいったか分からなくなることはありませんし、片付けが負担になって挫折することも回避できます。

つっぱり棒

つっぱり棒は、アイデア次第で使い道が多い便利グッズです。特に、賃貸物件の場合は釘などで固定することができないのでかなり重宝します。

例えば引き出しの中を仕切りたい時、つっぱり棒を使えばジャストサイズのケースがなくても代用できますし、サイズに合わせて自在に長さを変えられるので使い回しが効きます。戸棚の中につっぱり棒をつければ、引っ掛けるタイプの収納も作れますし、窓枠に設置すれば衣類をかけることもできます。

また、物件を傷つけずに自由に壁をレイアウトできる「ディアウォール」もおすすめです。ディアオールは壁や床、天井などに傷をつけず、工具を使わず突っ張るだけで壁面収納や飾り棚が作れるキットで、ホームセンターなどで販売されている2×4材や2×6材、1×4材と組み合わせて簡単に作れ、サイズも自由自在でコストも抑えられると大人気です。

布

収納は「しまう」だけではありません。布を使って隠すことも収納の一つです。カゴに片付けたおもちゃや色味の強い電化製品、生活感が溢れる棚を布で隠すだけでもすっきりとシンプルな見映えになります。インテリアを邪魔しない色や柄をチョイスすれば、まとまりがあるおしゃれな部屋に見せることもできます。

賃貸物件で出来る収納DIY～場所別～

では、賃貸物件でもできるDIYを場所別にご紹介しましょう。

押し入れ編

押し入れと言えば収納ですが、その形状から、重ねる収納が主流となってしまいます。つまり、どんどん重ねてみたものの、下の物を取り出すときに上の物をどかさなければいけないのです。この問題は、押し入れの中にさらに収納を作ることで解決されます。仕切りやボックスを用意して、何があるか一目でわかって、すぐに取り出せるようにしましょう。

キッチン編

キッチンには、壁面を利用できるネットや有孔ボード（ベグボード）を使った掛ける収納がおすすめです。あえて見せることでおしゃれなキッチンに演出する効果もあります。また生活感が溢れるという理由で見せたくない物は、つっぱり棒やカフェカーテンを使ってさりげなく隠す収納にしてみましょう。

お風呂編

お風呂の収納は衛生面を考慮して、乾きやすくすることがポイントです。そこでおすすめなのが吊るす収納。タオル掛けの部分にカゴを縦に連結させたり、つっぱり棒を併用して横に並べたりするだけで足元の部分を広くすることができます。

ベランダ編

ベランダにあるものと言えばエアコンの室外機ですが、室外機カバーを作るとその上に物を置くことができます。また、すのこを使って階段状の棚を作れば、直に置いていた植木鉢やプランターを縦長に収納できるので、ベランダの有効スペースを広げることができます。

まとめ

限られた収納では足りないという方も多いですが、ちょっとした整理整頓や収納の工夫で空きスペースを確保することができますし、DIYで新たな収納を作ることもできます。賃貸物件だから仕方ないと諦めずに、ぜひ試してみてください。エイブルでは皆様からのご相談をお待ちしておりますので、お気軽にご相談ください。

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