アパートの天井は高いほうがいい?高い天井、低い天井のメリット&デメリット|教えてAGENT

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アパートの天井は高いほうがいい?高い天井、低い天井のメリット&デメリット

           

アパートの天井が高いほうがいい?

初めまして、エイブルAGENTです。先日お客様に「アパートの天井の高さ」についてご質問を頂きました。確かにお部屋の広さもそうですが、実際に生活をする上で天井の高さなども気になりますよね。お部屋が広いとは言え天井が低すぎると落ち着かない空間になってしまう恐れがあります。

そこで今回は、アパートの天井の高さについて解説していきます。


アパートの天井の高さは決まっていない

アパートの天井の高さは決まっていない

天井の高さのルール

居室は建築基準法上、天井の高さは2.1m以上でなければならないというルールがあります。しかし、これは「居室」に限ります。例えば「物置」であったり「作業場」であったり、別の名目であれば制限される訳ではありません。

居室かどうかの判断はそのお部屋に空調機能があるか、テレビ配線の設備などが備え付けられているかといった点で判断されるため、予めチェックしておきましょう。

アパートの天井の高さの平均

現代では椅子とテーブルを使うため天井に頭が近くなると言われています。以上のことを配慮して、最近では天井の高さ平均が2.4mほどになっています。新し目のアパートであれば2.5m程度の物件が多くなっていて、年々高さが増しているようです。その一方、海外風住宅では天井が高めに設定されていることも多く2.7m~3mのものもあるなど、アパートの天井の高さには様々なものが存在すると言えます。


アパートの天井が高いことのメリット・デメリット

アパートの天井が高いことのメリット・デメリット

メリット①:開放感がある

天井が高いことでお部屋全体に開放感があるでしょう。ドアを開けた時など、お部屋全体を見渡す時には広々と感じることができます。また、ベッドに横たわった際に見上げた天井が高ければ、閉塞感が無いのは言うまでもありません。しかし、高すぎる天井は落ち着かないという方もいらっしゃるので、ご自身に合っているかどうか内見時にしっかりチェックしておきましょう。


メリット②:レイアウトしやすくなる

従来の照明だけでは足りない!といってシャンデリアを導入するご家庭も存在します。しかし、天井が低ければ頭に当たってしまう恐れもあるため、中々導入しづらいものですよね。そんな中、アパートの天井が高いからこそできるシャンデリアやシーリングファンのインテリアを楽しんでいる方もいらっしゃいます。

レイアウト術についてまとめた記事もありますので、あわせてご覧ください。


メリット③:収納力が上がる

お部屋が高いということはいろいろなものを収納できる範囲が広がります。あまり使わないものなどを高い位置へ、よく使うものを低い位置へ収納することで、効率的にアパートの天井の高さを利用することができるでしょう。

収納についてまとめた記事もありますので、あわせてご覧ください。


デメリット①:空間が広くなることで冷暖房効率が下がる

天井が高くなるということは、お部屋全体が広くなるということ。アパートの天井にたまっている空気も含めお部屋全体に冷暖房を掛けるとなると、その効率は下がってしまうでしょう。また、天井の高さに応じて窓なども大きくなりがちですが、窓も冷暖房効率を下げてしまう要因の1つですので注意が必要です。


デメリット②:電球などを変える際、脚立が必要になる

あまりに高すぎる天井では電球が切れてしまった際の交換作業に手間取ってしまうことも。場合によっては椅子では届かないほどの高さに設置されていることもあるため、アパートの天井にどうしたら手が届くのか、吊り下げ式の電球を利用するのか、高さに対するビジョンを持っておくことも重要です。


アパートの天井が低いことのメリット・デメリット

アパートの天井が低いことのメリット・デメリット

メリット①:冷暖房効率が上がる

アパートの天井が高いケースとはうってかわって、天井が低いことで冷暖房効率が上がることに繋がります。お部屋全体を暖めたり冷やしたりしやすくなるため、冷暖房効率が上がります。


メリット②:地震対策がしやすい

最近では天井と家具の間に突っ張り棒をつけ、家具を固定する地震対策グッズも販売されています。天井が低ければやりやすいものの、家具の背によってはアパートの天井が高すぎると一部のグッズが届かないという声も。アパートの天井が低いほうが家具を固定しやすいと言えるでしょう。


メリット③:電球などを変えやすい

ご自身でお部屋を自己管理したい場合には天井が低いことでメリットがあります。天井に手が届きやすい環境であれば、電球を変えやすいですし、エアコンなどのフィルターをご自身で清掃する際も取り外しなどが簡単にできるようになります。


デメリット①:新しい住宅設備を入れられないことがある

レンジフードなど、様々な設備が通常の天井高である2.4mほどを基準としています。そのため、天井が低すぎると住宅設備が導入できないケースもあるようです。必要な住宅設備が揃っているのか、物件の資料や内見時にしっかりと確認しておきましょう。


デメリット②:光を取り入れづらい

アパートの天井が低い場合それに応じて窓の背も低くなりがちです。それはつまり窓からの光が入りづらくなるということ。そのため、アパートの天井が低いと陽の光を取り入れづらいといったデメリットがあります。


天井の高さが低い場合の改善策

対策①:天井と壁を同系色にする

お部屋全体に開放感をもたらすレイアウトの一つとして、天井と壁紙の色を同系色にするという方法があります。こういった演出をする事で、天井の高さが低くても閉塞感を感じにくいと言われています。


対策②:縦ストライプを意識したインテリアを取り入れる

横ストライプのお洋服は太って見え、縦ストライプは痩せて見えるというのをご存知でしょうか。これは人間の錯視という目の錯覚を利用したもので、縦ストライプのインテリアを取り入れることで、天井の高さが気にならなくなるためおすすめです。


対策③:細長い家具を置く

あえて細長い家具を取り入れると、お部屋全体がシャープに見えるようになります。そうすることで天井の低さから目が逸れ、同時に意識しなくなるとされているのです。


対策④:フロアランプを置く

天井の高さが気になってしまうのは、天井の照明が強く光っているからかもしれません。あえてフロアランプを置くことで柔らかい光を味わうことができる上、光を近くに感じられるため、アパートの天井に目が行きづらくなることにも繋がります。


対策⑤:床生活をする

高めのベッドや二段ベッドを利用していると天井の高さは気になりがちですよね。そこを改善すべく椅子を辞めて座椅子に、ベッドを辞めて布団に、といった具合に床生活をする事で天井の高さを気にせず過ごせるようになるでしょう。


アパートの天井の高さは自分のライフスタイルに合わせて選ぼう

アパートの天井の高さには決まりがなく、物件によって異なります。天井が高ければその分開放感もありますが、デメリットがあるのが事実です。自分のライフスタイルを照らし合わせて選ぶことが重要でしょう。しかし、「どういったライフスタイルを送りたいからアパートの天井の高さはこうしよう」といった判断は、物件探しになれていないとなかなか難しいですよね。

わたしたちエイブルでは、そういった物件探しにお悩みのお客様へ寄り添い、ご相談もお受けしています。ぜひお気軽にご相談ください。

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