古いアパートのデメリットって?部屋を借りる前にチェックしたいこと|教えてAGENT

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古いアパートのデメリットって?部屋を借りる前にチェックしたいこと

           

古いアパートのデメリットって?

アパート探しの相談を受ける時に新築物件ばかりを狙うお客様がいらっしゃいますが、物件探しは古いというだけで除外せず、ある程度の築年数の物件も視野に入れていくとお部屋探しの幅が広がります。

今回はその中でも特に古いアパートについて掘り下げて、物件のメリットやチェックポイントなどをお伝えします。

こちらの記事も参考になるのでチェック!
新築の賃貸物件にこだわるべきですか?メリット・デメリットを解説


そもそも古いアパートって?

アパートにも新築から非常に古いものまで幅広くありますが、建築から30年以上経ったアパートの特徴として、一般的に次のようなものがあります。

・単純に建物、お部屋が古い、経年劣化している

・以前の住人の使用感がたくさんある

・設備が旧型で老朽化している

・耐震性能が不安

上の特徴はマイナス面としてとらえられることが多いと思いますが、反面次のような特徴もあります。

・古い分家賃が安い

・レトロな趣に魅力がある物件もある

・外は古く感じるがお部屋はリフォームしてあり、きれいな物件もある

古いアパートはデメリットばかりだけでなく、良い面もあるようです。耐震性能については1981年から現在の耐震基準に改正されており、それ以降に建築された物件であればさほど心配はいりません。


古いアパートの特徴、メリットとデメリット

古いアパートの特徴

古いアパートには新築物件とは異なるメリット、デメリットがあります。それらにはどのようなものがあるのか古いアパートの特徴について細かく見ていきましょう。


古いアパートは家賃が割安

改めてご説明するまでもなく、アパートが建築されてから年を追うごとに家賃は段々と下がっていきます。築20年越えや30年越えの賃貸物件になるとその地域の同じような間取り、広さの新築物件よりも万単位で家賃が安くなることも珍しくありません。つまり同程度の広さのお部屋に住む場合はより安い家賃で、また同じくらいの家賃であればより広い物件に住むことが可能です。

古いアパートには和室があるので畳生活ができる

やはりフローリング仕上げの物件の人気は根強いですが、畳には畳の魅力があります。畳を素足で歩いたり、寝転んだりするのはとても気持ちよく、特別なくつろぎを感じさせます。畳のお部屋のもう一つの良さは、柔軟な使い方ができることです。フローリングのお部屋であれば、テーブルやベッドなどのように使う家具も固定されがちですが、畳のお部屋はお布団でもベッドでもOK。ローテーブルを片付けて、広い場所で快適にアイロンがけをするというようなこともできます。


古いアパートはすきま風が入りがち

木造の古い物件ですと窓やふすまに隙間があり、そこから風が入ってくるようなところもあります。夏はまだしも冬はやはり寒いので、隙間テープで隙間を埋めたり、断熱カーテンを用いたりすることで対策をしましょう。


古いアパートは設備が古く老朽化している

古いアパートは建物だけでなく、キッチン、洗面台、お風呂などの水回りを中心に、設備機器は古くなっていることと思います。最近人気のオートロックや浴室乾燥機などは、そもそも元からついていないことでしょう。しかし、築年数が古いことがすなわち、設備がない、設備が古いということではありません。住みにくい物件には入居者も入らないので、設備の調子が悪くなったり、老朽化してしまった場合にはきちんと交換されているところもあります。設備については、自分に必要で譲れないものであるか見極めてから物件を探すことが重要です。

こだわりのある設備であれば最近交換されたことがあるか問い合わせてみるのがよいでしょう。エイブルではそういった情報も積極的に収集していますので、疑問に思われたことはお気軽にお尋ねください。


古いアパートは虫がでがち

古い建物は最近のものより気密性が低く、いろいろなところに隙間があるため虫が入り込みやすくなっています。虫が出るというのは、建物が汚れているからというものでもありません。後述しますが対策をすることで虫の出現率を低くすることができます。


古いアパートでもリフォームされている物件がある

入居者の退去時には汚れや傷の回復をしますが、その折に壁クロスやフローリングの張り替えがされることもあります。外見は古臭い感じがするけれども、お部屋は新築のようにきれいという物件も多くあるので、物件検索時に写真や基本情報でご確認ください。

また修繕にとどまらず、間取りや設備の機能、配管や配線などまで大幅なリメイクがおこなわれたリノベーション物件も中にはあります。単なるリフォームと異なり、最新の設備が導入されたりと新築と遜色ない住みやすさとなった物件もあります。お得な家賃で最新の設備が整ったきれいなお部屋に住みたいという方にはリノベーション物件は大変おすすめです。


古いアパートはここを見極めろ!

古いアパートはここを見極めろ!<

アパートの外観の劣化度合い

建物の外観ではひび割れを見ます。外壁や基礎のコンクリート部分に0.5mm以上のひび割れがある場合、放置したままにされているとコンクリート内部の腐食により構造的な強度が低下していきます。


アパート入り口の掃除や管理が行き届いているか

アパート入口の掃除や管理が行き届いているかも重要なポイントです。建物が古くても周辺の掃除や手入れが行き届いていれば気持ちよく生活できます。またこのあたりの管理ができていなければ、他のところもきちんと管理できないことが多いでしょう。


廊下の床のきしみ具合

お部屋に入ったら床にきしむところがないか確認をしましょう。床のきしみにより階下への騒音トラブルにつながることがありますので注意しましょう。きしみは音が問題であるだけでなく、原因が床下の木材の劣化の場合、劣化が進むと床が抜けてしまう危険性があります。またシロアリの繁殖により木材の耐久性が落ちてきしみが発生することもあります。


水回りの清潔感、におい

キッチン、洗面所、お風呂などの水回りが汚れていないか、臭くないか調べてみてください。汚れやにおいは機能には直接影響しませんが、物件のオーナーや管理者がきちんと入居者のことを考え、管理をしているかはこれらのところに表れやすいものです。


蛇口(試しに水を出してみる)

可能であればキッチンや洗面台の蛇口から試しに水を出させてもらいましょう。蛇口が老朽化している場合、再度栓を締めてもぽたぽたと水が漏れることがあります。その時に水圧も確認します。古い建物では水圧が非常に低いところもあり、そのようなところではシャワーの水の出が悪かったり、洗濯に時間がかかるなどの問題があります。また水の使い始め等の水圧の変化時に水道管の錆がはく離し、赤い水や濁った水が出てくる場合があります。この水は直ちに有害というものではありませんのでご安心ください。

排水についても水が漏れるようなことがあれば、家具が台無しになったり階下に迷惑をかけるトラブルにつながりますのでご注意ください。


ゴムパッキンのカビで手入れ具合を見る

窓ガラスやキッチン、お風呂のゴムパッキンにカビが生えている場合、根の深いカビは掃除ではなかなか落とせません。入居後に気になる程度のものか確認しておきましょう。


築年数についてまとめた記事もありますので、合わせてご覧ください。


古いアパートと上手に付き合うコツ

外古くさいキッチンをプチDIYでアレンジ

手作り棚やオリジナルキッチンカウンターを設置したり、ウォールステッカーを貼ったりとちょっとしたDIYで古くさいキッチンがおしゃれな雰囲気に変身します。ゆっくりと自分好みのキッチンを作っていくのも楽しいものではないでしょうか。


対策をすればゴキブリなどの害虫も怖くない!

古い建物では虫が出やすいことは事実です。でも重要なのは害虫が発生しないように管理や対策がされていること。対策されていなければ新築の物件でも虫は発生します。内見の折にはお部屋の中だけでなく、建物回りまできちんと清潔に管理されているかチェックするよう心掛けましょう。

また自分でできる虫対策もあります。例えば次のようなものです。

・バルサンをたく
バルサンをたいて虫を根こそぎ処理しましょう。

・毒餌を置く
特にゴキブリにはコンバットやブラックキャップのような、餌を食べたゴキブリだけではなく巣にいるゴキブリも駆除する毒餌タイプの殺虫剤が、周辺個体の根絶に役立ちます。

・窓を開けるときには網戸をする
入ってくる無視を物理的にシャットアウトできます。しかし網戸の網目よりも小さい虫は侵入してしまうので、網戸用の防虫剤の使用も併せて行うとよいでしょう。

・生ゴミ等は部屋に貯めない
生ゴミなどは部屋に放置しておくと虫を呼び寄せる原因になります。できるだけすぐに処分するようにしましょう。

エイブルで賃貸物件を契約した際には、入居時にお部屋のキッチンと玄関をプロの技術で駆除してもらうことができるメニューを追加で頼むこともできます。気になる方は店舗のスタッフに聞いてみましょう。


狭いお風呂を上手に使うポイント

古いアパートではお風呂が非常に狭いことがあります。ホームセンターなどでお風呂用のコーナーラックを探すと、狭いお風呂でも使いやすい縦に長いラックがあります。このようなラックを用いることで空間を無駄なく使えて効率的な収納ができます。


水道が臭い場合の対策

長い間水を出していなかった蛇口から水を出すと水道水からにおいがすることがあります。原因は様々ですが、しばらく水を出しっぱなしにしておくと解消する場合が多いです。水を流しても取れない場合、そのにおいがカルキ臭のときは、沸かしてみるとカルキがとんでしまうのでにおいはなくなります。


古いアパートも探し方によってはいい物件に出合える

新築、築浅が必ずしもいい物件とはいえません。古いアパートでもおしゃれにリノベーションされている物件や、掃除が行き届いていて清潔感のある物件もあります。築年数が古いというだけで家賃は下がりますので、物件探しの際はぜひ候補に入れてみてください。エイブルではリノベーション済みのアパートや築古物件を紹介していますので、根気強く一緒に探していきましょう。

<関連リンク>
新築の賃貸物件にこだわるべきですか?メリット・デメリットを解説
賃貸物件の築年数は重要ですか?満足する物件の選び方を説明


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引越し好きが昂じて部屋探しスタッフになりました。
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