アパートで光ファイバーをひくことはできる？賃貸物件でインターネットを使う方法

           

現代は仕事や生活にインターネットが欠かすことができない、まさにインターネット社会です。引越した先でインターネットを使いたい、使う必要があるという方は多いでしょう。賃貸物件でも多く利用されている光ファイバー回線ですが、知っておかないと利用できるまで日にちが経ってしまったり、余計な費用を払わざるを得なくなることがあります。

光ファイバーの申し込み方法や、知っておくことで非効率を回避できる情報を紹介します。

「光ファイバー」について

現在光ファイバー回線でのインターネット利用は、スマホなど携帯電話でのインターネット利用とともに、ネット接続方法の主流となっています。
ここでは光ファイバー回線の特徴や利用の条件などについてご説明いたします。

オール電化についてまとめた記事もありますので、あわせてご覧ください。

そもそも光ファイバーとは

光ファイバーとは光信号により情報伝達を行うインターネット回線です。光回線と呼ばれることもあります。

インターネット回線には電話回線を用いるADSLや携帯電話と同じ電波を用いて通信するモバイルルーター方式もありますが、光ファイバーの特徴は大量の情報を高速で安定して伝送できることです。

そのため光ファイバーではストレスなく動画サイトを閲覧したりと快適にインターネットを利用することができます。

光ファイバーは個人で契約できる？

お住いのアパートに光ファイバーが敷設してある場合、その回線事業者とプロバイダに申し込めば個人でも契約し、インターネットを利用することができるようになります。

敷設されていない場合は敷設工事が必要なPCため賃貸物件の大家さんや管理会社に回線工事の許可を取れば契約することができます。

光ファイバーの速度ってどのくらい？

光ファイバー回線を提供する事業者は複数ありますが、その通信速度は各社最大1～2Gbpsとされています。1～2Gbpsといってもピンとこない方も多いかもしれませんが、大体DVD1枚分のデータが1分ほどでダウンロードできるくらいの速度です。前述のADSLやモバイルルーターと比較すると、その中で最も通信速度が速いのが光ファイバーです。

アパートで光ファイバーを使うのに工事は必要？

光ファイバー回線を利用する前提として、光ファイバーケーブルがお住まいの建物に引き込まれていなければなりません。光ファイバーケーブルは電線や電話線と同じように電柱を渡して張り巡らされています。そこで建物まで光ファイバーケーブルが届いていない場合、近くの電柱から光ファイバーケーブルを引き込み、そのケーブルに接続された回線終端装置という専用の通信機器を設置する工事が必要です。

ただし、マンションやアパートの構造上敷設できないところもあるので注意してください。

お住いのマンションやアパートに既に光ファイバーケーブルが引き込まれている場合には、そのケーブルに回線終端装置を接続・設置する工事によりインターネットの利用が可能になります。

光ファイバーの料金ってどのくらい？

光ファイバー回線を利用するには回線事業者およびプロバイダとの契約が必要です。それぞれ複数社あり、申し込み先の組み合わせや契約の仕方により異なりますが、回線利用料とプロバイダ料金の合計はおよそ4,000円～6,000円台です。

引越し先のアパートで光ファイバーを使いたい！

引越し先で光ファイバーを使いたいときにはどのようにすればよいのでしょう。どのような物件で光ファイバーが利用できるのか、契約の仕方を説明します。

引越し先のアパートで光ファイバーを使う方法

引越し先でインターネットを利用したい場合は「インターネット対応」となっている物件を選びましょう。エイブルではインターネット対応の物件の紹介もしていますので、ぜひ一度お問い合わせください。

光ファイバーの契約方法

引越し先がインターネット対応となっている賃貸物件は既に建物に光回線敷設がされていますので、その光回線事業者、そしてプロバイダと契約することでインターネットが利用できるようになります。

まず敷設されている回線の事業者とその事業者に対応しているプロバイダを確認後、利用申し込みをし、契約の手続きを進めていきます。申し込み方法はインターネット、電話などがあります。

賃貸ネット契約についてまとめた記事もありますので、あわせてご覧ください。

光ファイバーの契約に必要なもの

事業者により異なりますが契約にはおおよそ次のものが必要です。

・本人確認書類：運転免許証、パスポート、健康保険証、住民基本台帳カードなど

・印鑑

・支払い手続きに必要なもの：クレジットカード、キャッシュカード、預金通帳など

光ファイバーの申し込みからインターネット使用可能までの期間

申込みから開通工事まで通常1週間から3週間程度かかるようです。3月末から4月の引越しシーズンになると工事まで1ヵ月以上待たないといけないこともあるため、引越し先が決まり、インターネットを利用する予定があるときにはできるだけ早めに申込みをしておいた方がよいでしょう。

インターネット「完備」と「対応」の違い

賃貸物件を探していると「インターネット完備」と書かれているものと、「インターネット対応」と記載されているものがあります。これらに違いはあるのでしょうか。

インターネット完備の物件とは

入居者に代わり大家さんなどが建物に光回線の引き込み工事とプロバイダ契約を済ませてくれており、入居後直ちにインターネットにつなげられる状態になっている物件を「インターネット完備物件」と言います。LAN用差込口とパソコンをLANケーブルでつなげばすぐにインターネットが利用できます。

光回線とプロバイダは既に契約済みのところを使うこととなり、自分の希望する事業者を選ぶことはできないため、料金や通信速度が希望するものと異なる結果となることがあります。回線は同じ建物の入居者が共同で利用するので、回線が混雑する20時~24時は通信速度が遅くなることがあります。

大家さんの了承があれば新たに回線を引き込み、自分の希望する光ファイバー回線事業者、プロバイダと契約することもできますが、インターネット完備物件の多くは家賃に回線使用料が上乗せされているため、インターネット使用料を実質二重払いすることになるので注意しましょう。

インターネット対応の物件とは

建物への回線引き込み工事がされおり、自分で回線事業者、プロバイダと契約をすればインターネットが利用できる物件を「インターネット対応物件」と言います。好みのプロバイダが選べる点がメリットですが、自分で契約手続きを行う手間がかかります。

光ファイバーに対応したアパートを紹介します！

光ファイバー回線があればインターネット利用においてできることの幅が大きく広がります。エイブルではインターネット可物件や光ファイバーに対応した物件も紹介しています。ご自分に必要なインターネット環境のある物件をお知りになりたいときには、お気軽にご相談ください。

＜関連リンク＞
賃貸のネット契約について教えてください。回線の種類や対応・完備の違いって何？
オール電化だと電気代はいくら？1ヵ月の料金の目安を教えてください。

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