アパートでのギター練習は違法行為?苦情がきてしまった時の対処法などを紹介|教えてAGENT

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アパートでのギター練習は違法行為?苦情がきてしまった時の対処法などを紹介

           

アパートでギターの練習はできる?

初めまして、エイブルAGENTです。先日お客様から「アパートでギターの練習はできますか?」とご相談を受けました。仕事だけでなく趣味でギターを弾いている方は多いですから、こういった疑問を抱く人も少なくないでしょう。今回は、アパートでギターの練習ができるのかについて説明していきます。


アパートでギターの練習はしていいの?

アパートでギターの練習はしていいの?

ギターを弾く人なら自分の部屋で気が向いたときに練習をしたいものですが、実際にアパートでのギターの練習は許されるものなのでしょうか?


実際ギターはアパートでどのくらいの音がするのか

ギターにも種類がありますが、アコースティックギターの音は大型トラックのモーター音、アンプに繋げたエレキギターの音は空を飛ぶジェット機の音に相当すると言われています。

アパートの部屋でギターを弾けば、このくらいの音が出るわけです。問題は壁・床・天井越しに周囲の部屋にどのくらい音が聞こえてしまうかですが、これはその建物や部屋の構造次第です。

「楽器可」「楽器相談可」でかつ防音対策がされた物件であれば、ある程度防音性にも配慮されていますが、そうでない物件ならアコースティックギターを弾く音、エレキギターをアンプに繋いで弾いて出す音は大なり小なり周りに響いていると考えたほうが良いでしょう。


マンションなら楽器を弾いてもいいの?

アパート(木造や軽量鉄骨造)に比べると、マンション(鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造など)のほうが、部屋の防音性は高くなる傾向にあります。しかし、あくまでアパートに比べて防音性が高いだけなので、「楽器可」や「楽器相談可」の物件でなければ、マンションであっても基本的にはギターの練習は難しいと考えたほうが良いでしょう。


近所迷惑にならないためにも防音は必須

ギターの練習をする場合にはできる限りの防音対策を実践して、騒音で周囲の迷惑にならないように配慮しましょう。また、楽器可や楽器相談可の物件でも、完全な防音性が保たれているわけではありません。いずれの場合でも、アパートやマンションでギターを練習するなら、防音対策は必須だと言えます。


トラブルにならないために!アパートでギターを弾くときの防音対策

アパートでギターを弾くときの防音対策

ギターを弾いて近隣住民と騒音トラブルになれば、最悪の場合は退去も考えなければいけなくなります。具体的な防音対策を紹介しましょう。


 周りに人がいない時間帯や昼間に弾く

騒音トラブルは、騒音を聞く相手がいて初めて成り立つものです。あなたの住んでいるアパートにもよりますが、中にはお昼の時間帯など特定の時間帯は周囲の部屋の住人が部屋を開けているケースもあります。こういった周りの部屋に人がいない時間帯を選べば、ギターも練習できるでしょう。


カラオケや人気のない公園で練習する

部屋でギターを弾くのはきっぱりと諦めてカラオケや人気のない公園でギターを練習するのもひとつの手です。アパートの室内に比べてカラオケや人気のない公園は、確実に音を出して練習しやすい場所だといえるでしょう。

音に対する苦情や指摘があれば、素直に従うように心がけましょう。


スポンジで消音して使う

ギターのブリッジ部分にスポンジを挟むと、ミュートされた状態になり音が気になりにくくなります。この方法だと「今どんな音が出ているか?」を正確に把握するのは難しいですが、普段と同じくらいの強さでストロークできるでしょう。


サウンドホールを塞ぐ

アコースティックギターの場合は、サウンドホールで音が拡張されます。このサウンドホールを塞ぐグッズが販売されているので、これを使うのも良いでしょう。ただし、サウンドホールは低い音にあまり効果を発揮しません。サウンドホール単体で防音対策をするよりは、スポンジやサイレントピックといった対策を併用することをおすすめします。


サイレントピックを使う

薄さと柔らかさを備えた「サイレントピック」を使えば、普通のピックで弾くんのと比べるとかなり音を小さくできます。もちろん完全に音がゼロになるわけではありませんし、イメージとしてはアンプに繋がないエレキギターを弾いた音よりも大きいです。そもそも、アンプに繋がないエレキギターの音で苦情が来るような部屋だと効果は期待できません。しかし、ある程度防音性が保たれている部屋なら、サイレントピックひとつで防音対策ができるかもしれません。


アンプにヘッドホンを接続する

エレキギターの場合は、「アンプに繋がないエレキギターの音では苦情が来ない」ことが前提ですが、アンプにヘッドホンを接続することで自分だけアンプから出るエレキギター特有の音色を楽しめます。

サイレントギターを使う

サイレントギターは、アコースティックギターのホール部分を取り除いたものです。音自体はアンプを繋いでいないエレキギターに似ていますが、しっかりとアコースティックギターの弦のテンションが再現されています。「アコースティックギターを練習したいけど、騒音トラブルは避けたい。」という人におすすめです。

防音マット、防音シートを利用する

ギター自体に工夫をするだけでなく、防音マットや防音シートを使って部屋の防音環境を整えるのもひとつの手です。しかし、賃貸物件である以上完璧な防音は求められません。これも他の防音対策と組み合わせたほうが良いでしょう。


もし騒音の苦情が来てしまったら?

賃貸物件でギターを弾く場合には、どんなに良い部屋に住むとしても騒音トラブルに発展する危険性があることは承知しておきましょう。では、もし実際に騒音の苦情が来てしまったらどうすれば良いのでしょうか?

不動産会社に相談する

楽器可、楽器相談可の物件に住んでいるのにクレームが入った場合は、一度不動産会社に相談しましょう。楽器可、楽器相談可という条件になっているわけですから、完全に楽器演奏がアウトな行為だとは言えません。「楽器可、楽器相談可の物件だから入居したのですが…」と相談すれば、不動産会社も「◯時~◯時までの演奏はOKです」といったようになんらかの対応をしてくれるでしょう。

騒音トラブルから大きなトラブルに発展する可能性もあるので、あくまで不動産会社経由でトラブルに対応するように心がけてください。

楽器可能な賃貸物件の探し方や選ぶポイントについてまとめた記事もありますので、あわせてご覧ください。


アパートでギターを弾く際はしっかりと防音対策しましょう!

楽器可の物件でない限り、部屋でギターを練習するのはおすすめできません。どうしても部屋で練習したいなら、楽器可の物件への引越しを検討しましょう。エイブルでは、楽器可の物件をご紹介することも可能です。もちろん、その他のご希望にも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

<関連リンク>
楽器可能な賃貸物件はどうやって探せばよいですか?選ぶポイントと注意点を解説
賃貸物件の防音性が気になります。建築構造別の防音性や対策方法も説明


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