20万円くらい？名古屋で一人暮らしをする際の初期費用をデータをもとに調べてみました

           

こんにちは、エイブルAGENTです。先日、名古屋で一人暮らしを予定しているお客様から「名古屋での一人暮らしにはどのくらいの初期費用がかかるものなのでしょうか？」とLINEで質問を受けました。

 

そこで今回は社会人や学生の方に向け、名古屋での一人暮らしにかかる相場などをまとめていきます。また社会人の男性、女性ごとの収入に見合う初期費用なども政府統計の数値から算出していますのでぜひ参考にしてくださいね！

 

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名古屋で一人暮らしをする場合の初期費用

まず一般的に一人暮らしを始める際に賃貸物件にかかる初期費用をまとめましょう。費用の項目としては敷金、礼金、不動産会社への仲介手数料、家賃の前払い分がそれぞれ家賃月額の1ヶ月分と、火災保険料が1～1.5万円、鍵交換費用が1万円程度です。

 

これを合計すると家賃月額の5倍程度となります。社会人、学生、男性、女性に関係なく、まずはそれを目安として覚えておきましょう。つまり家賃4万円の場所に住めば初期費用で20万円、5万円の場所なら25万円程度を見込んでおくべきということです。

 

初期費用については、下記記事も併せてご参照ください

「一人暮らしを始めるのにかかる初期費用はいくらですか？大学生・社会人・家賃別に解説」

 

名古屋市で一人暮らしする場合の初期費用と計算方法

名古屋市内で一人暮らしをする学生や社会人の方に特に人気がある地域の、１Rあるいは１K のアパートの家賃相場をピックアップしてみました。

 

・お店が多くにぎわい豊かな栄駅や、大学や病院が多い鶴舞駅を含む中区

→平均家賃6.50万円…初期費用32.5万円

 

・交通の要所であり、商業施設も豊富な名古屋駅を含む中村区

→平均家賃5.55万円…初期費用27.75万円

 

・学校や公園が多く、治安の良さで評価が高い星ヶ丘駅を含む千種区

→平均家賃6.10万円…初期費用30.5万円

 

・熱田神社、名古屋国際会議場などの新旧の名所がある熱田区

→平均家賃5.40万円…初期費用27万円

（※2018/10/23 CHINTAIネット調べ）

 

名古屋の社会人男性・社会人女性・学生で見る一人暮らしの初期費用

次に、名古屋に住む一人暮らしの人の収入を考慮した初期費用を検討してみましょう。

 

名古屋の社会人男性が一人暮らしする場合の初期費用

名古屋などの大都市に住む一人暮らしの社会人男性の年収は、政府統計が発表した平均年収から算出すると約368.8万円とでています。（性別：男・世帯区分：単身　大都市で設定しています）

（参考：e-Stat 政府統計の総合窓口　https://www.e-stat.go.jp/）

 

これを月収に換算するために14で割り（ボーナス2ヶ月/年と仮定）、さらに手取り換算するため80％を掛けると以下のようになります。

 

（368.8万円/14カ月）×0.8=約21万円

 

さらに家賃月額の目安は手取り月収の1/3が適切と言われていますので、21万円/3=7万円となります。つまり家賃は7万円程度までなら問題ないという計算になります。これを5倍すれば初期費用は35万円くらいです。

 

この金額は前の項目で出した名古屋市内の人気地域の家賃相場に十分収まりますから、平均年収が見込める人が1R～1Kに住んでいれば、それほどひっ迫しないで生活できると考えて良いでしょう。

 

名古屋の社会人女性が一人暮らしする場合の初期費用

次も、同様に名古屋などの大都市に住む一人暮らしの社会人女性の場合を算出してみましょう。男性の場合と同様に年収を政府統計が発表した平均年収から算出すると、約279.3万円とでています。（性別：女・世帯区分：単身　大都市で設定しています）

 

これを月収に換算するために14で割り（ボーナス2ヶ月/年と仮定）、さらに手取り換算するため80％を掛けると以下のようになります。

 

（279.3万円/14カ月）×0.8=約15.9万円

 

さらに家賃月額の目安は手取り月収の1/3以下が適切と言われていますので、15.9万円/３=5.3万円となります。つまり家賃は5.3万円程度までなら問題ないという計算になります。これを5倍すれば初期費用は26.5 万円くらいです。

 

この金額は前の項目で出した名古屋市内の人気地域の家賃相場からすると若干厳しいように見えますが、上の相場はあくまでも平均値です。安めの物件を見つければ、女性でも十分に一人暮らしを始めることができます。

 

名古屋の学生が一人暮らしする場合の初期費用

続いて学生の場合の初期費用を算出してみましょう。日本学生支援機構が発表している「学生生活調査」によれば、平成28年度の昼間部大学生の平均的年収は1,965,900円となっています。

 

なお、この年収1,965,900円の内訳は以下のようになっています。

項目	金額	割合
家庭からの給付（仕送り）	1,180,700円	60.1%
奨学金	385,300円	19.6%
アルバイト	356,100円	18.1%
定職・その他	43,800円	2.2%
合計	1,965,900円	100%

 

（参考：日本学生支援機構　平成28年度学生生活調査結果

https://www.jasso.go.jp/about/statistics/gakusei_chosa/__icsFiles/afieldfile/2018/06/01/data16_all.pdf）

 

この年収を単純に12ヶ月で割ると、月収は約16.3万円となります。この1/3を家賃と考えれば、16.3万円/3=5.46万円とある程度余裕があるように見えますが、この収入には学費なども含んでおり、実際の支出を見ると住居・光熱費に掛ける平均は4万円未満となっています。これを実現するためには相場が安いエリアや格安物件を探すことが必要です。

 

仮に家賃を3万円で抑えたとすれば、かかる初期費用はその5倍の15万円という事になります。

 

名古屋で一人暮らしをする際の初期費用を20万円以内に抑える方法

ここまでは、名古屋で一人暮らしをする場合の初期費用を平均的な数値から見てきました。現実的には社会人として働いていても平均給与を確保できる方ばかりではありません。また学生の方は出来るだけ安い費用で済ませたいと思うのが常でしょう。家賃相場が安い所を狙って入居する方法もありますが、毎日の生活が不便になったりするのも辛いものがあります。

 

そこで物件の場所やグレードを下げずに初期費用を安く済ませたいという方のために、いくつかの方法をお知らせします。

 

敷金礼金なし

家賃月額の5倍、という数値には敷金礼金1ヶ月分ずつが含まれていました。しかし実際には敷金礼金がゼロという物件もありますから、積極的にそんな物件を探してみてください。

 

ただし、敷金については退去時のその部屋の補修費用を預けるという目的があるため、敷金ゼロの物件に入居した場合は退去する時に部屋のクリーニング費用などを払うことは忘れないでおきましょう。

 

フリーレント

入居から○ヶ月は家賃が発生しない、というフリーレントをしている物件を探してみる手もあります。これは借り手が付かずに遊ばせている物件があることを避けたい大家さんが、入居を検討してもらうために行うサービスです。

 

「フリーレント＝訳アリ物件」と考える方もおられるかもしれませんが、そんな物件と決まっているわけではありません。仮に訳アリ物件だとすれば、大家さんはそれを説明する義務がありますから心配な方はしっかり確認しましょう。

 

名古屋のお部屋も初期費用のご予算に応じてお探しいたします

今回は名古屋での一人暮らしに掛かる賃貸物件の初期費用を中心に情報をまとめましたが、ここにある情報は全てエイブルにご相談いただくことでクリアできます。

 

エイブルは、名古屋市内の鉄道沿線や駅周辺の家賃相場を瞬時にお伝えできるデータを豊富に持っている上、社会人や学生の方といった立場を問わず物件の問い合わせをしていただくことも可能です。女性が比較的安心して住みやすいエリア情報なども持っていますので、男性、女性、社会人、学生を問わず、お気軽にご相談ください！

 

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