連帯保証人ってなに? そもそもどのような契約なの?|教えてAGENT

  • 0
  • 0
  • 0

連帯保証人ってなに? そもそもどのような契約なの?

           

契約締結のイメージ

こんにちは、エイブルAGENTです。先日お客様から、「よく耳にする連帯保証人という言葉なのですが、そもそも連帯保証人とは何なのですか? また、連帯保証人になった場合、途中で解約することは可能なのでしょうか?」といった内容の質問をLINEにてお受けしました。

 

連帯保証人という言葉自体は実生活やTVドラマなどでもよく耳にするものだと思います。しかし、連帯保証人が実際にどういうことを意味し、またどういう役目を果たすのかは曖昧でよく分からないという人が多いと思います。そこで今回は、連帯保証人について詳しく解説していきたいと思います!

 

家賃の保証会社について知りたい方はこちら

「家賃保証会社は必須?連帯保証人との違い・メリット・デメリットなどをご紹介」

 

連帯保証人の条件について詳しく知りたい方はこちら

「賃貸物件の連帯保証人は友人に頼めますか?条件や友達に頼むリスクを教えて!」

 

連帯保証人ってなに?

そもそも、連帯保証人とは何なのでしょうか? ここからは連帯保証人と保証人の違いなど、連帯保証人の理解につながるように詳しく解説していきたいと思います。

 

連帯保証人と保証人の違い

連帯保証人と保証人は、債務者が返済をできなくなってしまった場合、代わりに返済を負わなければならないといった点では共通しています。しかし保証人に比べて連帯保証人が負わなければならない責任は重い傾向にあります。その一例として、債務者が借金の返済を怠り、債権者が保証人に返済を求めてきた場合、「保証人」であればまず債務者に請求するように求めることができますが、「連帯保証人」の場合にはこの権利がありません。このほかにも、連帯保証人の責任がより重くとらえられているケースはいくつか存在します。

 

連帯保証人はなぜ必要なのか

賃貸物件などの契約を結ぶ際に、連帯保証人が必要な理由とは何なのでしょうか。連帯保証人の必要性に関しては、大家さん側の立場になって考えてみると分かりやすいでしょう。大家さん側からすると、家賃を滞納されたりしてしまうのは困りごとです。そのため、そういったもしもの場合に備えて「保証人」よりも徴収できる確実性の高い「連帯保証人」を必要とするのです。

 

連帯保証人の責任とは

連帯保証人の責任に関しては先ほども少し述べていたのですが、債権者が返済を求めてきた場合にはただちにすべての債務を返済しなければなりません。

 

まず、借主に対して家賃の支払いを求めることも、連帯保証人にはできません。法律的に「家賃の返済を請求された場合に、入居者に催告して支払いを拒否することができる権利」(催告の抗弁権)が連帯保証人には認められていないからです。

 

連帯保証人の契約ってどのようなもの?

疑問を持つ女性のイメージ

ここまで、連帯保証人とはどういうものかということについて説明してきましてが、実際の連帯保証人の契約とはどのようなものなのでしょうか。ここからは、実際の連帯保証人の契約の形態について説明していきます。

 

連帯保証人が親族限定といわれる理由

賃貸契約の多くは、連帯保証人に親族が要求されます。その主な理由としては極端な話、反故にされづらいという意味合いが多分に含まれていると考えられます。大家さんやお金を貸す側の人としては、親族を連帯保証人とすることで債務者が音信不通になることを防ぐ狙いがあります。

 

連帯保証人の契約にはなぜ印鑑証明が必要なのか

連帯保証人として契約を結ぶときには、署名、実印のほかにも印鑑証明が必要となります。その理由としては、印鑑証明がないと「その印鑑は私のものではありません」というような言い逃れをされてしまう可能性があります。そのため、このようなことを防ぐために印鑑証明が必要となるのです。

 

連帯保証人は簡単に解約できない

連帯保証人を辞めたいと思った場合、解約することはできるのでしょうか?

 

結論からいうと、連帯保証人を解約することはほとんどの場合、できません。物件の契約において考えると、連帯保証人というのは、お部屋の借主と大家さんの間で結ばれている契約ではなく、大家さんと連帯保証人自身との間で結ばれる契約なのです。そのため、借主と大家さんの間での契約が継続している限りは、簡単に解約することはできないことになっています。

 

連帯保証人がどうしても立てられない場合は?

連帯保証人がどうしても立てられない場合にはどのような対応策があるのでしょうか。ここからは、そのような場合に選択できるかもしれないオプションについて説明します。

 

保証会社に加入する

親族の収入などの問題でどうしても連帯保証人が立てられないといった場合には、保証会社に加入するという方法もあります。しかし保証会社に入るためには、もちろん審査があります。また社会的な信用が至らないことから大家さんの許諾が得られないこともあることに注意しましょう。

 

クレジット払いによって連帯保証人を立てないケースも

クレジットカード払いのイメージ

保証会社が発行するクレジットカードで毎月の家賃を支払うように設定することで、連帯保証人が不要になるというサービスを利用できる場合があります。人によっては役に立つケースもあるかもしれないので、覚えておきましょう。

 

連帯保証人を立てないと大家さんからは印象がわるいことも

ここまで連帯保証人を立てずに賃貸契約を結ぶ方法について説明してきましたが、大家さんの立場から見れば、連帯保証人を立てないということは不安要素を抱えるということでもあります。そのため契約上は問題なくとも、悪い印象を与えてしまうことがあります。

 

連帯保証人に関するご相談はエイブルまで!

今回は連帯保証人の基礎的なことについて説明しました。賃貸契約を結ぶ際に必要となる連帯保証人ですが、知っておくだけでもいろいろなトラブルを避けることにつながるのでよく理解しておくようにしましょう。そのほかにも、賃貸契約などでお困りのことがございましたらエイブルまでお気軽にご質問ください! それぞれの事情を汲み、親身になってアドバイスいたします。

 

<関連リンク>

「家賃保証会社は必須?連帯保証人との違い・メリット・デメリットなどをご紹介」

「賃貸物件の連帯保証人は友人に頼めますか?条件や友達に頼むリスクを教えて!」


【エイっと検索で部屋探し】

賃貸物件をお探しの方はこちら
 

エイブルでお部屋探し!

 
AGENT女性スタッフ・S

いつも丁寧な接客、お部屋探しを心がけております。
お部屋探しのお悩みや、いいお部屋が見つからないという方の力になれれば幸いです。

 
連帯保証人ってなに? そもそもどのような契約なの?
         

エイブルAGENTの人気記事14

エイブルAGENTの人気記事14

 

教えてAGENTオススメ記事15

教えてAGENTオススメ記事15

エイブルAGENT

エイブルAGENT

過去の賃貸に関する疑問

過去の賃貸に関する疑問

カテゴリ

カテゴリ

人気のキーワード一覧

人気のキーワード一覧