賃貸物件の壁にシールを貼っても大丈夫？おしゃれに貼るコツやきれいな剥がし方を教えて！

           

初めまして、エイブルです。先日お客様に「壁にシールを貼っても大丈夫ですか？」というご質問を頂きました。確かにシールというのは跡になりやすいこともあって、壁に貼るのをためらうことってありますよね。しかし、最近では壁に貼る用のシールなども販売されているのをご存知でしょうか。この記事では、賃貸物件の壁にシールを貼って平気なのかをお悩みの方へ向け、貼る時の注意点や綺麗に貼るコツなどをご紹介します。

 

賃貸物件の壁にシールを貼っても大丈夫？

貼ってはがせるタイプのものであれば大丈夫

基本的に、貼って剥がすことが出来るシールであれば壁に貼っても問題はありません。しかしシールやステッカーによっては貼れる箇所が制限されていることもあるため、シールの注意書きをよく読んで「賃貸でもOK」や「貼っても剥がせる」といったような記述のあるものを利用するよう心掛けてください。

 

基本的に退去時には原状回復を行わないといけないケースが多いため、しっかりと「元の状態」に戻すことが重要になってきます。シールの跡などが沢山残っていると退去費用などを請求されてしまう恐れもありますので、退去時はご注意ください。

原状回復についてのガイドラインはこちらの記事を参考にしてください。↓
https://offer.able.co.jp/oshieteagent/money/restoration/

 

壁にシールを貼るときの注意点って？

注意書きをよく読んで、貼っていい壁とNGな壁を見極めよう

・貼ってはがせるシールを貼っても大丈夫な壁は？
ビニール壁紙などであれば、壁にシールを貼り付けた後でも簡単に剥がせるため出来るため問題ありません。他にもガラスやプラスチックケースのようなものであれば、簡単に剥がせることができるでしょう。

 

・貼ってはがせるシールを貼れない壁は？

壁にシールを貼り付けたいと思っても、コンクリートや砂壁の場合は中々くっつきにくいため注意が必要です。また、繊維質や自然素材の壁紙に貼り付けることはオススメしません。場合によってはシールを剥がす時に壁紙ごと剥がれてしまう恐れもあります。

 

更に貼って剥がせるとシールに書いてあっても、木材に貼り付けることは避けたほうが良いでしょう。場合によってはシール跡がクッキリ残ってしまう恐れもあるため注意が必要です。

直射日光が当たる壁にはシールを貼らないようにしよう

直射日光の当たる部分にシールを貼り付けていると、シールをいざ剥がした時に日焼け跡が残ってしまう恐れがあります。そうなるとシール跡は残らないものの、目に見えて「何かが貼ってあった」という存在感が強く残ってしまうため、極力避けたい場所です。

 

壁にシールをきれいに貼るコツを教えて！

基本的に、砂壁やレンガのように凹凸のある壁にはシールを貼ることが難しいこともあることを念頭に置いてください。

 

貼る前に壁を綺麗に拭き掃除しておく

濡れ雑巾で綺麗に拭き掃除をし、しっかりと乾かしておくことで汚れがとれ、壁にシールがくっつきやすい状況を作ることが出来ます。

 

マスキングテープを使い、シール型に切り抜いたものを試し貼りしてみる

最近のシールはすぐに取り外しが出来る上に貼り直しができるようになっています。しかし、何度も位置を調節していると粘着力が弱まってしまうのも確かです。そのため、マスキングテープを使ってシールをどのように貼るのかイメージトレーニングをしてみると1回でしっかりと貼ることができるでしょう。

 

壁紙シールはタオルを使って圧迫する

片腕で壁紙を貼りつつ片腕で貼り付けていくという作業をしていると、ついつい気泡が入ってしまうものです。そういった事を防ぐために、タオルを使って全体をまんべんなく圧迫する事で気泡が入ることを防ぐことができるでしょう。

 

子供が剥がせないタイプのシールを壁に貼ってしまった！きれいに剥がすコツはある？

壁のシールをきれいに剥がすコツ① ドライヤーを当てて剥がす

温度が上がることで、粘着力が低下するタイプのシールもあるのをご存知でしょうか。もしも誤った場所にシールを貼ってしまった場合は、まずはドライヤーなどで温風を当て、粘着力を弱めつつゆっくりと剥がしてみると綺麗にとれるかもしれません。

 

壁のシールをきれいに剥がすコツ② 中性洗剤で剥がす

家庭用の中性洗剤をスポンジなどに含ませ、シールをゆっくりとこすり洗剤を浸透させます。予め壁を傷つけないようシールを引っかくように傷をつけておくと浸透しやすくなるためオススメです。

 

10分ほど放置すると中性洗剤に含まれている界面活性剤の効果により、シールの粘着物質が壁と分離しているため簡単に取れるようになります。その後はしっかり壁を水拭きして変色を防ぐことを忘れずに！

 

壁のシールをきれいに剥がすコツ③ シール剥がし剤を使う

最近ではシールの粘着力を弱めるスプレーも販売されており、シールはがしの手法として最もポピュラーなものになっています。取り外した跡のシール跡にスプレーを吹きかけるだけで簡単に取れるようになるため、ムリに擦ったりしてしまう前にまずはシール剥がし剤を利用してみましょう。

 

いろんな柄のシールで壁をおしゃれにアレンジしよう！

ウォールステッカーでいろんな柄を楽しむ

ウォールステッカーであればお部屋の壁に貼ることが目的のため、お手軽に貼れる上様々なデザインのものが楽しめます。小さいお子様などがいらっしゃれば壁に絵を描く代わりとしても使えるため、想像力を働かせながらお子様と一緒に楽しむことが出来るでしょう。

 

貼ってはがせる壁紙で一面を鮮やかにする

気分を少し変えたいなと思った時には、気楽にお部屋をアレンジ・デザインできるため、貼ってはがせるシールタイプの壁紙がオススメ。1日でお部屋全体の雰囲気が変わるため、レイアウトを気にしている方はぜひ利用してみてください。

 

はがせるフックで掛けるインテリアを楽しむ

壁に貼るシールの中でも、剥がせるフックというシールが存在します。これを利用すれば何も無かった壁が一瞬にして収納スペースに早変わり。「おしゃれアイテムを沢山持っているけれど、収納スペースに困っている…」「無骨な収納グッズをお部屋に取り入れたくはない…」とお悩みの方がいらっしゃれば、剥がせるフックとウォールステッカーを利用して、自分好みの収納スペースを構築してみては如何でしょうか？

シールを使っておしゃれな部屋へ変身させよう

いかがでしたでしょうか。物件によっては壁の材質なども異なるため注意が必要であるものの、壁にシールを貼る事で居住空間がガラッと様変わりするのはとても魅力的ですよね。しかし、壁にシールを貼る前に、原状回復などの相談はきちんと大家さんや不動産会社へ相談しておくと良いでしょう。

 

エイブルではそういった原状回復などの条件も踏まえ、おしゃれを気にした方にぴったりな物件探しのお手伝いをしております。生活空間を自分好みにコーディネートするためにも、まずはお気軽にご相談ください！

＜関連リンク＞
原状回復について教えてください。定義やトラブル回避ポイントって？

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