1口コンロでも十分?一人暮らしに2口コンロって正直必要ですか?|教えてAGENT

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1口コンロでも十分?一人暮らしに2口コンロって正直必要ですか?

           

初めましてエイブルAGENTです。今回はキッチンまわりの「コンロ」についてです。つい最近、お客様とやりとりをしていて、初めての一人暮らしで2口コンロは必要か?という質問がありました。たしかに2口あれば便利なのは間違いありませんが、ライフスタイルによってはコンロを使う頻度が少ない場合があります。家賃にかけられる予算の問題、住みたいエリアの気に入った物件が1口コンロだったときの条件も考慮しながら、1口コンロ、2口コンロそれぞれのメリット・デメリットに始まり、ガスコンロ・IH(クッキングヒーター)の違いなど、事例をもとにくわしく解説していきます。

2口コンロがあると便利な点

2口コンロのメリットをひとことで言えば「料理のしやすさ」でしょう。

たとえば、炒めものを調理しながら、作り置きしてある味噌汁をもう片方のコンロで温めたりと、同時進行で効率良く調理を進めることができます。さらに欲を言えば、2口よりもさらに3口とあれば申し分ありません。料理が好きな方や、頻繁に料理をする方には必要で妥協せずにこだわりたい設備ですね。

1口コンロでも意外と料理が出来ちゃう

1口コンロは2口コンロと比較してやっぱり不便なのかなと感じてしまいがちですが、知恵と工夫でそれなりに補うことができます。

たとえば、お湯を沸かすのに便利な「電気ケトル」は500mlの水を沸かすのにわずか3分程しかかかりません。電気代も500mlの同じ条件で、1回1〜2円程度で済みます。他にも、コンパクトで場所を取らない「カセットコンロ」を補助的に併用したり、「電子レンジ」も活用することで料理時間を短縮することができます。比較的簡単な料理をする分には、1口コンロでも十分対応できますので2口コンロは必要ではないでしょう。

2口以上に絞ると物件数が減る

池袋駅周辺で186件の物件が該当するのに対して、「コンロ2口以上(ガス・IH)」の条件を追加して検索すると74件と半減以上の検索結果になり、かなり物件数が減ってしまうことが分かります。特にワンルーム物件では、1口コンロの割合が高く、キッチンまわりのスペースも狭くなりがちです。2口コンロでは当然ながら家賃も高めになることが分かります。(CHINTAIネット調べ)

コンロは後からでも取り付けれられる場合がある

賃貸物件を管理している不動産会社へ事前確認が必要になりますが、コンロを後から取り付けられる場合があります。

ガス栓とホースが見える場所にあり、つなぐだけの「テーブルコンロ」と呼ばれるタイプです。コンロ2口と魚などを焼くグリルもセットになっているタイプも多く、コンロの下が引き出し型になっていて、料理好きな方にはうれしい機能です。もちろん設置できるかどうかスペースの問題や、ガスの種類など安全確認がクリアできれば、既存のコンロから新しいコンロに交換できるか相談してもいいかもしれません。反対に、キッチンまわりと一体化しているコンロ「ビルトインコンロ」は、設置する際に資格者が特別な施工を行なっているため、自由に交換することはできません。

最近の物件では、ビルトインコンロの設備が多いです。物件の規定やルールをしっかり確認して、特に安全には配慮しなければなりません。

IHとガスコンロの違い

コンロというと、ガスコンロをイメージされる方が多いかもしれませんが、最近は「IHクッキングヒーター(電磁調理器)」と呼ばれるIHの物件もかなり増えて一般的になってきています。IHはガスや火を使わずに電力を使って加熱します。安全性が高く、プレートになっているため掃除も楽に済ますことができます。気になるIHの電気代ですが、家族4人暮らしで標準的な料理を毎日調理した場合で月に1000円程といわれていますから想像よりも実際はかなり安いです。デメリットは、フライパンや鍋など、IHのプレートに対応した専用の調理器具が必要だという点です。また、IHはプレートに接触していないと熱が伝わらない仕組みのため、フライパンを浮かしたり振ったりといった調理方法が難しいので慣れる必要があります。一部では鍋振りに対応したIHも登場し始めてきています。加熱するプレート部分にうっかり手をおいたりすると火傷をするので気をつけましょう。

ガスコンロの場合ですが、「ゴトク」と呼ばれるフライパンなどを置くための台に置いて、火を使って加熱を行います。調理器具もたくさんあり、幅広く対応していてガスコンロでも使えます。ガスコンロは鍋振りが必要な料理に適しており、距離を離しても火により熱が当たるため、チャーハンなどの炒めものもおいしく作れるでしょう。安全面では、火力の調整や換気などにも気をつけてください。キッチンでのガス代は、家族4人暮らしで標準的な料理を毎日調理した場合で月に800円程といわれています。デメリットは若干掃除が若干しにくいことです。ガスコンロは平面ではないためゴトクを取り外したりして油よごれなどを拭きとります。

このように、IHもガスコンロもメリット・デメリットがあり、特に安全面ではどちらにしてもしっかりと把握しておきたいですね。

2口コンロが必要ではない人の特徴

2口コンロが必要ではない人、十分だと感じている人の特徴をまとめてみました。

仕事が忙しい人

毎日の仕事が忙しく夜遅めの帰宅になったときは、疲れもあるので時間をかけずにできるだけ簡単な食事で済ませたい人。付き合いが多く外食の頻度が高い人。

食事の時間を短縮したい人

仕事や趣味の時間を確保するために、チェーン店の牛丼屋や定食屋などでサッと食事を済ませて自分の時間を確保したい人。

料理にそれほどこだわりがない人

シンプルなメニューにとどめた自炊に徹する。あるいはスーパーで惣菜やレトルト、冷凍食品などを買って、コンロは味噌汁など必要最低限の料理だけにする。

ひとりひとり、それぞれのライフスタイルによっては2口コンロが必要ではないことがうかがえます。

2口コンロはライフスタイルによって必要か分かれる!

いかがでしたでしょうか?1口コンロだとしても、工夫をした活用やライフスタイルを考えると、2口コンロにこだわらない選択もありなのではないでしょうか?2口コンロであれば理想的なのは間違いありません。その場合、家賃が上がって物件の選択肢も狭まってしまうデメリットがあります。物件選びは立地や間取りも重要ですから、できるだけ多くの選択肢の中から絞り込んで決めたいですよね。

エイブルでは、お客様からこういった具体的な相談にもできるだけお役に立てるようにアドバイスをしています。お気軽にご相談ください。

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