sohoとオフィスの違いは?やっていい仕事とダメな仕事をご説明|教えてAGENT

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sohoとオフィスの違いは?やっていい仕事とダメな仕事をご説明

           

ペンとスケジュール長

こんにちは、エイブルAGENTです。先日、お客様に「sohoとオフィスの違いはなんですか?」と質問を受けました。sohoで利用できる物件と一般的な事務所の物件には違いがあるので、その点を紹介しましょう。また、soho物件に限らず賃貸物件の契約は複雑になりがちです。他にも同棲の賃貸契約について紹介した記事をご用意しておりますので、こちらもご確認ください。

 

sohoの意味は「small office/home office」の略!

働き方改革の流れも大きくなっている昨今、昔にもましてsohoを耳にする機会も増えましたよね。しかし、その一方でいまいちsohoの意味が理解できていないという人もいます。

 

sohoとは、「small office/home office」の略です。その言葉からも分かるように、小さなオフィスや普段住んでいる住宅をオフィスとしても利用し働いている人たちのことです。最近ではインターネット環境などの発達により、わざわざ会社に出社したり、会社に属さなくても個人の力で仕事ができるようになっています。そのため、sohoという形態で仕事をする人も増えているのです。

 

また、こういったsohoという形態で働く人が利用できる小規模事務所や物件のこともsohoと呼ぶことがあります。

 

sohoとオフィスの違いは営業可能な業務

パソコンと観葉植物

soho物件と一般的なオフィスや事務所といわれる物件では、異なる点がいくつかあります。そのうちのひとつが営業可能な業務の種類です。

 

sohoで営業可能な業務

sohoで営業可能な業務としては、次のようなものがあげられます。

 

・ライター

・ブログラマー

・デザイナー

・Web制作

 

この他にもsoho物件で営業可能な業務はいくつもありますが、基本的にネットとパソコンさえあればできてしまうような仕事は、営業可能だと考えてよいでしょう。もしかしたら、あなたのアパートの隣の住人もsohoとして働いている可能性もあるかもしれませんね。

 

sohoで営業不可能な業務

反対にsohoの賃貸物件で営業が不可能な業務は、物販店や飲食店といった業務です。こういった営業不可能な業務の特徴は、不特定多数の人が出入りをしなければ営業が成り立たない点です。

 

sohoの賃貸物件はあくまで「住居」兼事務所ですから、周りには普通の生活を送っている住人がいます。そんな環境で毎日不特定多数の人が部屋に出入りしていれば、周辺住民の平穏な生活は乱されてしまいます。そのため、sohoの賃貸物件では営業不可能な業務が定義されているのです。

 

sohoと事務所可の違いは「契約」!

sohoの賃貸物件と事務所として利用できる物件は、契約に大きな違いがあります。sohoの賃貸物件はあくまで住居としての利用が前提となっているため、契約上は「住居契約」となります。一方、一般的な事務所の契約は「事務所契約」となります。

 

この契約上の違いによって、それぞれの物件に次のような違いが生まれます。

 

「soho(住居契約)」

・表札や看板の設置は不可能(個人名の併記によって可能な場合もあり)

・不特定多数の出入りが必要な業務は不可能

・税金などの関係で法人登記ができない

 

「事務所(事務所契約)」

・寝泊まりは不可能

・あくまで事務所であり、24時間の使用は難しい

 

sohoをしている人の職業。

今回はエイブルAGENTのスタッフが実際にsohoという形で働いている方にお話をお聞きしました。sohoといってもさまざまな仕事がありますが、具体的には次のような仕事をされている方がいらっしゃいます。

 

sohoしている人の職業例1:ライター

AGENT:Aさんが現在されているお仕事とsohoという形で現在のお仕事をすることになった経緯を教えてください。

 

Aさん:私は現在ライターのお仕事をしています。もともとは出版社に勤務していましたが、何年か経験を積んだ頃に「soho」という働き方をよく耳にするようになりました。そこで私も出版社を退社して、自宅をオフィスとしてライターの仕事をしています。

 

sohoしている人の職業例2:youtuber

AGENT:Bさんが現在されているお仕事とsohoという形で現在のお仕事をすることになった経緯を教えてください。

 

Bさん:私は現在自宅を拠点にして、YouTuberとして活動しています。もともと専門学校に通っていた時代からYouTubeに動画を趣味で投稿していました。専門学校を卒業した後もアパレルショップで働きながら、動画投稿は続けていました。元は趣味で行っていたのですが、私の動画でも多くのファンが付いてくれて次第に動画の広告収入でも食べていけるようになりました。

 

あまりアパレルショップのお給料も良くなかったため、退職して現在はYouTuberとして活動しています。動画の編集などはもちろんですが、動画撮影自体も自宅で行うことが多いのでほぼ1日中自宅にいますね。

 

sohoしている人の職業例3:Web制作

AGENT:Cさんが現在されているお仕事とsohoという形で現在のお仕事をすることになった経緯を教えてください。

 

Cさん:僕は今WEB制作の仕事をしています。この業界では多いのかもしれませんが、元はWEB制作の会社に勤務

しており、そこからsohoという形で独立しました。メインはWEB制作の仕事がメインですが、sohoという形態で自分の好きなように仕事ができるため、現在はイラスト制作の仕事も少しずつ受注しています。

 

sohoしている人の職業例4:データ入力

AGENT:Dさんが現在されているお仕事とsohoという形で現在のお仕事をすることになった経緯を教えてください。

 

Dさん:主婦の私は、データ入力のお仕事を家事や育児の合間に行っています。出産前はパートで働いていたのですが、出産を気に退職し自宅でなにかできないかと思い、ネット経由でデータ入力のお仕事をいただくようになりました。

 

sohoで仕事をしてよかった事は「時間が出来る!」

キーボード タブレット

少しずつ広がっているsohoという働き方をしている人は、他の働き方では得られないようなメリットを感じています。引き続き、上記でインタビューにご協力いただいた4名の方にメリットを聞いてみましょう。

 

sohoでよかった事1:満員電車に乗らずに済むようになった

AGENT:sohoで仕事をしていると通勤の必要性がなくなりますよね。実際に自宅で仕事をしているとその点はどのように感じていますか?

 

Cさん:私自身、会社に勤務しているときは、毎朝満員電車で通勤していましたから、sohoになってから通勤の面のメリットはかなり感じていますね。正直、今さら満員電車で通勤する生活には戻れません。

 

sohoでよかった事2:疲れたらすぐ休める!

AGENT:会社で仕事をしていると、どうしても働く時間を会社に管理されますが、sohoだといかがですか?

 

Aさん:出版社に勤務しているときは、会社にいる時間はとにかく動き回ったり、パソコンでタイピングをしたりと休む時間がありませんでした。今もありがたいことに忙しくはさせてもらっていますが、それでも「疲れた…。」と思ったら、自分の好きなタイミングで休めるので自由度は高いですね。

 

sohoでよかった事3:子供を見ながら仕事が出来る

AGENT:sohoという働き方を選ぶ人の中には、子育て中のお母さんも多いようですがいかがですか?

 

Dさん:私自身、まさに出産・子育てがきっかけでsohoを選んだ身ですが、やはり自宅にいながら自分の好きなタイミングで仕事をできると、子供にも目を配れるので安心ですよね。逆に子供に時間をとられすぎてしまうこともありますが、子供と一緒に長い時間を過ごせるのはとても嬉しいです。

 

sohoでよかった事4:人間関係から解放される!

AGENT:sohoだと1日中1人でお仕事をすることが多いと思いますが、その点はどのように感じていますか?

 

Bさん:私がアパレルショップで働いているときは、かなり人間関係にストレスを感じていました。「なんで楽しく働きたいのに、こんなに邪魔してくる人が多いんだ…。」って思って毎日しんどかったです。YouTuberとして一人で活動していると、そういった人間関係のストレスからは開放されました。もちろん、一人が長いと寂しいと感じることもあるので、昔と比べると自分から友達を誘って出かけることも多くなりました。

 

sohoで仕事をして大変だった事は「お金関係」

4名の方はsohoでメリットを感じているようですね。しかし、インタビューを続けると、sohoならではの悩みや困りごとも見えてきました。

 

sohoで大変だった事1:給料が安い

AGENT:お給料を稼ぐために仕事をするといっても過言ではありませんが、sohoのお給料はどうでしょうか?

 

Aさん:出版社に勤務していた頃と比べると、収入は2割ほど減りましたね。ただsohoとして働きだしてまだ1年ほどで働き方や仕事のスタイルにもまだ改善の余地があると感じているので、これから収入をあげていける可能性は十分にあると思っています。

 

Dさん:私は特別な技術やスキルが必要ないデータ入力というお仕事をしているので、収入は少ないですね。ハッキリ言ってパートで働いていたときのほうが、収入は満足していました。それでも、子供の成長を見守りながらお金を稼げるので、収入の少なさには目をつむっています。

 

sohoで大変だった事2:仕事が少ない

AGENT:会社勤務の場合は「仕事がない」と困ることはまずありませんが、sohoだといかがですか?

 

Cさん:WEB制作会社から独立したての頃は、ありがたいことに独立前の会社からいくつか仕事を回してもらっていました。しかし、それ以外の仕事はゼロに等しかったので、前の会社から回してもらった仕事をこなしながら、自分自身で営業をかけて少しずつ仕事を増やしてきました。

 

今でこそある程度仕事量は安定していますが、自分で動かないと仕事が少なくなるのはsohoならではと言えるかもしれません。

 

Bさん:YouTuberの私は動画の撮影、編集、投稿が仕事だと言えますが、はっきり言って自分の中の「ネタ」がなくなってしまえば、その時点で撮影できる動画がなくなり仕事もゼロになってしまいます。一人で食べていけるくらいには私の動画にもファンがついてくれているので、幸い今は「仕事をすれば=動画を投稿すれば」するだけ、収入が増える環境が整っています。しかし、逆にいえばやらなければ収入は増えないですし、タイミング次第ではネタがなくて動画を撮影できないこともあるので、そういったときは苦しいですね。

 

sohoで大変だった事3:分からない事が聞けない

AGENT:sohoという形で仕事をすすめる上で困ることはありましたか?

 

Aさん:常に一人なので、原稿を書いていく中で「これはどうしたらいいんだろう?」といった疑問やわからないことがあっても、身近な人には聞けません。会社勤務なら近くの同僚や上司に相談できていたので、sohoを始めた頃は慣れませんでしたね。今はわからないことはネットで検索したり図書館に足を運んだり、とにかく自分で解決する癖がついています。それでも「あぁ…。あの人に聞いたら早いのになぁ。」と思うことはよくあります。

 

Dさん:データ入力の仕事は単純作業なのですがたまに元のデータに不備があって、依頼いただいている会社に質問しないといけないこともあります。もちろん、質問すれば答えてはくれるのですが、基本的にメールでのやりとりなので返事をいだくまでに時間がかかります。パートで働いていたときは、当然マネージャーや上司に聞けばすぐに答えてもらっていたので、そういった点では少し仕事をやりづらいなとも感じます。

 

自由に働きたい人にはオススメのsoho

インターネット環境の発達によって広がっているsohoという働き方は、給料や仕事の安定供給という面で不安が残ることも多いですが、その一方で自分の裁量ですべてをすすめられるため自由度も高いです。特に会社勤めで感じる人間関係の煩わしさを軽減できるのは、現代社会においてとても大きなメリットだといえるでしょう。

 

エイブルでは、sohoとして利用できる物件探しのご相談も承っております。soho物件探しでお悩みでしたら、エイブルにお気軽にご相談ください。


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