単身で田舎に移住?一人暮らしで地方に住むメリットとデメリットまとめ|教えてAGENT

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単身で田舎に移住?一人暮らしで地方に住むメリットとデメリットまとめ

           

田舎の山の風景

はじめまして、エイブルAGENTです。今回はお客様からLINEでご質問いただいた「田舎で一人暮らしを考えていますが、メリット・デメリットってありますか?」という内容に関して、分かりやすく解説していこうと思います。

 

田舎暮らしは、一度は憧れますよね。都会の喧騒を抜け出して静かでのんびりとした田舎暮らしを満喫したい…と考える人から、生活費の面で出費を抑えられる田舎に引越したい…と思う人まで、その理由は様々だと思います。そんな田舎暮らしのメリット・デメリットには、一体どんなものがあるのでしょうか。田舎へ移住を検討している人は、是非この記事を参考にしてみてください。

 

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一人暮らしの田舎暮らしについて

一人暮らしで田舎暮らしを決意するには、いろいろな考えや状況があってのことだと思います。初めて一人暮らしをする人にとっては、都会に出る方が落ち着く人もいれば、実家がある町に似た環境に身を置く方が落ち着く人もいるでしょう。新生活には楽しい期待がつきものですが反面、不安な気持ちもあるかと思います。

 

そもそもなぜ移住をしたの?移住をした人に聞いてみた

田舎暮らしを決めた人にはいろいろな考えがあったと思いますが、実際にはどういったことで移住を決意したのでしょうか?実際に田舎へ移住した人の声を聞いてみましょう。

 

「単純に田舎が面白そうだと思い、移住を決めました。田舎で輝いている人たちを見て、あんなふうになりたいと思ったのもあります。あとは、震災をきっかけに食や生活の安全を考えるようになり、田舎暮らしを考えるきっかけになりました」(20代 男性)

 

震災をきっかけに田舎へ移住を決める人は意外と多いようです。また田舎で活き活きと働く人たちを見て「面白そう」と、興味を抱く人もいるとのこと。

 

「外国語を学んでいたときに、その国の言葉を話せるかどうかよりも、その言語がどこで必要なのかを考えるのが重要なのだと気付きました」(20代 男性)

 

自分の持っているスキルを最大限生かせるのはどこかと考えて、発展途中の田舎へ移住を決める方も多くいます。充実したワークスタイルを優先する人が増えている証拠でしょう。

 

「自宅に仕事のための広い場所が欲しいというのが最初のきっかけですが、一番は食べ物ですね。自分で作ったりご近所から新鮮な野菜をいただいたり、食生活が豊かになったうえに常に採りたての旬のものが食べられるのは幸せです」(20代 女性)

 

安全な食の観点から田舎へ移住する人は増えています。人と人との繋がりを求めて田舎を選ぶ人も、今は多いかもしれません。

 

「もっと自然の中で暮らしたいと思い、ネットで田舎体験のイベントに申し込んで参加をしたんです。とても楽しくて、次の年には引越していました」(30代 女性)

 

「自然の中で暮らしたい」というのは、田舎へ移住しようと考えるきっかけの大半を占めるかもしれませんね。今ではネットで田舎体験ツアーなどが組まれているため、興味のある人はツアーなどで田舎暮らしを体験して、移住を決意する人もいます。

 

「自然の中で子供を育てたいと思ったのが一番です。シェアハウスに住みたいとも思っていて、その時見つけたのが田舎でのシェアハウスだったので移住を決めました」(20代 女性)

 

将来のことを考え、田舎へ移住をする人もいます。将来結婚して子供ができたら自然豊かな田舎で育てたい…と考える人は多いのではないでしょうか。とはいえ、女性でそれを実行に移せるのは、とても勇気のいることでしょう。

 

田舎で一人暮らしのメリット

田舎で一人暮らしを満喫したい…田舎に移住して充実した毎日を送りたい…様々な心の内があるかと思いますが、どんなとことにもメリット・デメリットは必ずあります。まずは田舎暮らしのメリットから見てみましょう。

 

人間関係が濃い

最近では薄くなりつつある「近所付き合い」というものが、田舎では当たり前になってきます。近所の人と交流を大事にしたい、家族のように暖かい近所付き合いをしたい、人と関わる環境にいたいと思う人には、こうした密度の濃いご近所付き合いはメリットと言えるでしょう。野菜のおすそ分けや地域のお祭りの準備など、様々な人と人とのふれ合いを体感できます。人によってはこれがデメリットになる場合もありますが、一人暮らしで感じる寂しさにはとても良い習慣だと思います。

 

物価が安い

物価が安い…というと何でも安いように思いがちですが、一番は土地が余っているため賃貸物件の家賃や、駐車場代などが安いというのがメリットに挙げられます。人の集まるタワーマンションなどは別ですが、普通のアパートやマンションなら安く部屋を借りられるでしょう。畑も余っているところが多く、月1,000~2,000円で借りることができるところもあります。

 

人混みがない

住む場所にもよりますが、観光地でなければ田舎で人混みに悩むことはまずありません。さらに町や集落から少し離れた場所に住めば、人付き合い自体を断つことも可能かもしれません。静かなところに住みたい人や、本当に一人になりたいと思っている人には、集落から離れた場所も良いでしょう。

 

健康的な生活を送りやすい

時間がゆっくりと流れる自然豊かな田舎では、精神的にも身体的にも健康的な生活を送りやすい環境と言えます。新鮮な空気と季節の食べ物、また四季が移ろう素晴らしさをリアルに体感して感動できるのは、田舎暮らしだからこそです。

 

どんなところを選べばいいのか

ではそんな田舎の一人暮らし、どんな場所を選ぶのがベストでしょうか。まったく土地勘のない場所に移住するのであれば、事前の情報収集はしっかりとしておくことをおすすめします。

 

東京100キロ圏内

田舎での一人暮らしで、どうしても隔絶された環境に住みたい! というわけでないのなら、移住でおすすめするのは東京から約100キロ圏内の地域です。電車では多少時間は掛かりますがおよそ2時間半以内、車でしたら1時間半もあれば東京へと出ることができます。

 

田舎には娯楽や大きなショッピングモールなどの商業施設が無い場合もありますので、そこそこの時間で都心へ出ることができれば、買い物や遊びなどにそれほど不自由することはないでしょう。東京から100キロ圏内ですと、千葉県や茨城県、山梨県などから選ぶことができます。

 

移住者が周りにいる

田舎ではその土地特有の行事やライフスタイルがあるため、まったく土地勘のない地域に暮らそうとする場合は同じ移住者が周りにいる環境を選ぶのがおすすめです。元は同じ立場にあった人達ですから、田舎で一人暮らしをはじめた際に聞きたいことなどが聞きやすいというメリットがあります。

 

街の人の理解がある

町おこしや村おこしなどで移住者に対して理解のある街であれば、田舎で一人暮らしもしやすいでしょう。どうしても小さな町の風習というものはありますので、その風習の中でも移住してくる人をオープンに迎えてくれる地域を探すことをおすすめします。

 

生活がしやすい場所

田舎で一人暮らしをするうえで重要なのは、やはり生活費です。生活費を得るためにも仕事が必要になりますが、その仕事がまったくない町では生活するにも困ってしまいます。ポイントとしては、仕事が得られる環境、医療体制が整った環境、最低でも携帯電話の環境が整っている場所を選ぶのがおすすめです。

 

田舎で一人暮らしのデメリット

いろいろなメリットがある田舎暮らしですが、反対にデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。良いところばかりに気を取られずに、デメリットの部分もしっかりと理解したうえで田舎への移住を検討しましょう。

 

夏は暑く、冬は寒い

移住する地域によって一概には言えませんが、場所によっては都心に比べ夏が暑く、冬は寒くて積雪が酷くなる場合もあります。これらは事前に希望の土地の四季を調べておくのが良いでしょう。

 

都心ではかからなかったお金がかかることも

都心に比べてしまうと田舎では不便だと感じるものが多々ありますが、その中でも交通の便に関しては不便と言わざるを得ません。田舎では車を購入する必要性が高くなりますし、公共交通機関を使うにしてもバス代や電車代が必ず掛かります。これは交通の便が良い都心ではそれほど気になる出費にはなりませんよね。

 

世界が狭い

田舎は昔からの結束が強いところが多く、そういった地域では集落の小さな世界が絶対的なものになり、外から移住してくる人を受け入れられない風習もあります。世界が狭いということは、自分の常識の範囲外のこともあると思っておかなくてはいけません。受け入れてくれる地域であっても、町の行事はほぼ強制参加など、面倒だな…と思うことも出てくるでしょう。

 

仕事が少ない

田舎では地元の仕事がほとんどなく、都心まで出勤している人や街の中心部に仕事へ行く人がほとんどです。田舎での一人暮らしで農業などを生業にしない限りは、車で30分以上かけて通勤をすることを覚悟しておく必要があるでしょう。

 

田舎暮らしにオススメのエリア紹介

とても魅力的な田舎での一人暮らしですが、そんな田舎への移住で人気のある地域はどこなのでしょう。ここでは人気のエリアと特徴をご紹介します。

 

長野県

長野県の風景

・住みやすさ

日本の中でもトップレベルの大自然に恵まれた、縦に長く広い土地を持つのが長野県です。その自然豊かな環境から、すでに移住をした先輩たちが多くいますので、初めての田舎暮らしが不安な方であっても比較的アドバイスをもらえやすいという点で人気が高く住みやすい環境と言えます。また自治体の住まい・子育て・仕事などに関する移住支援制度が手厚く、そういった面での心配も解消できます。

 

・都心へのアクセス

自家用車や高速バスなどの車であれば、長野駅から3時間40分ほどで新宿まで出ることが可能です。新幹線であれば長野駅からおよそ1時間40分、中央線と特急を使えば約3時間で都心へアクセスできます。

 

・気候

場所にもよりますが、夏は暑く冬は寒いと気温の差はハッキリとしています。冬には場所によっては積雪が多くなるところもありますが、年間を通して雨量が少なく湿度が低めなのも特徴のひとつです。

 

・家賃の目安

長野県の家賃相場は長野市で5.50万円、最高値でも松本市と大町市の6.00万円となっています。(2018/9/16 CHINTAIネット調べ)

 

佐賀県

佐賀県の風景

・住みやすさ

佐賀市内には大型ショッピングモールが開設されて十分な環境がある反面、駅前や他市ではしっかりと田舎を実感できるエリアです。広い空と素晴らしい景観に商業施設もあるという、田舎といっても意外と住みやすく人気の高い土地です。また、佐賀駅から福岡・博多までは、特急電車に乗れば1時間で行ける距離なので、都心のベッドタウンという側面もあり人気があります。

 

・都心へのアクセス

佐賀空港から飛行機を利用して羽田まで1時間50分、成田まで2時間15分で移動可能です。電車・新幹線では佐賀駅から5時間45分~6時間半程度で東京まで出ることができます。LCCを使えば、片道1万円を切る航空券で東京に行くことも可能です。

 

・気候

年間を通じて昼夜の寒暖差が少なく、全般的に穏やかな気候が特徴です。6月と7月に雨が多く、年間の約3分の1の降水量がこの2ヶ月に集中する傾向にあります。

 

・家賃の目安

佐賀県佐賀市の家賃相場は4.90万円、最高値でも鹿島市の5.50万円となっています。(2018/9/16 CHINTAIネット調べ)

 

山梨県

山梨県の風景

・住みやすさ

日本の世界遺産となった富士山をはじめ、南アルプスなどの雄大な山々の大自然に囲まれた山梨県は、皆さんが思い浮かべる田舎暮らしをそのまま再現できる環境にあります。雄大な自然がつくりだす美味しい果実や素晴らしい景観に恵まれ、移住先としても大変人気が高くそれゆえに同じ移住者との交流も多く、住みやすさも兼ね備えています。

 

・都心へのアクセス

特急電車であれば甲府駅から90分ほどで新宿まで出ることができるため、気軽に都心へ出られる環境としては初めて田舎暮らしをする人にとっては安心できます。また将来的にリニアモーターカーの駅が建設される可能性もありますので、より便利になっていくことも考えられます。

 

・気候

人口が密集する盆地はほぼ全国平均値の気温ですが、標高差による気温の地域差は大きく出ます。また少雨地域と多雨地域とが混在し、盆地では冬から春にかけて著しく空気が乾燥する傾向にあります。場所によっては積雪も多くなる地域があります。

 

・家賃の目安

山梨県甲府市の家賃平均が5.50万円、最高値でも都留市の6.65万円で最低値は甲州市の4.20万円が家賃平均となっています。(2018/9/16 CHINTAIネット調べ)

 

また山梨県は空き家バンク制度があるため、物件を見つけやすいというメリットもあります。

 

千葉県

千葉県の風景

・住みやすさ

誰もが知るテーマパークや航空施設に加え、長い海岸線を有している千葉県はマリンスポーツやマリンレジャーが盛んで、1年を通してたくさんの観光客が訪れる県でもあります。そういう意味では田舎暮らしのイメージを大きく外してしまうかもしれませんが、地域によっては自然が多く街並みも落ち着いており、案外田舎暮らしを実感できる土地柄でもあります。また都心へのアクセスが良いため、買い物や娯楽などでも便利な環境と言えるでしょう。

 

・都心へのアクセス

電車では千葉駅から最短で40分で東京まで出ることが可能で、自家用車や高速バスなら日の出七丁目から約40分、千葉駅からは1時間ほどで東京へアクセスが可能です。東京湾アクアラインによって、車で都心へ出やすくなったため、交通の便は比較的良いでしょう。

 

・気候

千葉県の気候は、夏は蒸し暑くて曇りが多く、冬は晴れが多いですが非常に寒くなる傾向にあります。年間を通して湿度が高いという特徴があります。

 

・家賃の目安

千葉県の家賃平均は、いずみ市が最低値の3.40万円、最高値では浦安市と市川市の6.80万円となっています。(2018/9/16 CHINTAIネット調べ)

 

すぐに住むのではなく、一度旅行に行くのがオススメ

田舎で一人暮らしをするには自分がどんな田舎暮らしを求めていて、どこまで移住先の風習に溶け込めるのかを理解する必要があります。すぐに移住先を決めて引越してしまうよりは、まずは希望の土地へ旅行に行くことをおすすめします。旅行を通して、その地域の環境や風習を一度体感してみましょう。そうすることで自分のイメージをしっかりと持つこともできますし、自分のライフスタイルに合った移住先を見つけることができます。

 

田舎への移住を考えていても不安がある…どうやって賃貸物件を探そう…と悩んでいる方は、ぜひエイブルにお問合わせください。各地の豊富な賃貸物件と、地域の情報をご提供させていただきます。お問合わせもお気軽にできますので、一人で悩む前に先ずはご相談を!エイブルは、お客様のニーズに合わせたご提案を心がけております。

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