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一人暮らしでも犬は飼えますか？住まいの対策や心構えを教えて！

一人暮らしでも犬は飼えますか？住まいの対策や心構えを教えて！

部屋探しの話

AGENT女性スタッフ・I
公開日:2018/06/12 最終更新日:2020/09/11

「一人暮らしだけど犬を飼いたい……！」と思ったことはないでしょうか？　そんなときに大きな障害になるのが、「一人暮らし」という環境です。「犬は飼いたい。だけど一人暮らしだと犬に寂しい思いをさせるし、飼う権利はないのかな」そんな気持ちで揺れ動いているあなたのために、一人暮らしで犬を飼うための対策や心構えを紹介しましょう。

この疑問の目次

1 そもそも一人暮らしで犬は飼えるのか
2 犬を飼うためにまず考えなければならないこと
3 犬を飼う際の最低条件について
4 犬を飼う際に必要な費用
5 犬を飼う際の住まい対策4選
6 まとめ

そもそも一人暮らしで犬は飼えるのか

結論から言えば、一人暮らしでも犬は飼えます。ただし、一人暮らしで犬を飼うためには、犬を飼うための費用の捻出、犬と一緒に住んでも問題のない物件の用意など、乗り越えるべき壁はたくさんあります。ここから先は、一人暮らしで犬と楽しい日々を送るためのポイントや対策を説明していきます。

犬を飼うためにまず考えなければならないこと

単純にお金さえあれば犬は「買え」ますが、犬を買ってしっかりと「飼い」続けるには事前に考えておかなければいけないことがあります。

金銭面について

一人暮らしは、自分の生活にかかる費用をすべて自分で負担しないといけません。そこに犬を飼うための費用が上乗せされても、しっかりと生活を維持できるかどうか計算しましょう。具体的に犬を飼う際に必要な費用は後述しますが、せめて犬を飼っていない今の状態で、余裕のある生活ができていないと厳しいといえます。

しつけについて

犬を飼うためにしつけは必要不可欠です。基本的に犬はどのタイミングでもしつけが可能ですが、しつけのタイミングが遅れれば遅れるほど難易度は上がってしまいます。飼いはじめのタイミングでしつけにしっかりと時間を取れるかは考えておくべきです。

自分の今の生活について

一度人間に飼われた犬は、人間にお世話をしてもらえなければ健康な生活はおくれません。犬を飼うとなれば、餌やり、トイレ、お散歩など毎日のお世話が欠かせません。これまでは自分が遊びたい時にでかけ、気軽に旅行にも行っていたかもしれませんが、犬を飼うとそうもいかなくなってしまいます。今の自分中心の生活スタイルを、犬中心の生活スタイルに切り替えられるか考えてみましょう。

自分の年齢と犬の寿命について

犬を飼い続けるには、犬よりもあなたが長生きしなければいけません。犬の平均寿命が12～15年と言われています。病気や怪我といった予測できないトラブルは除外して考えて、自分自身が今、犬を飼い続けられる年齢なのか確認しましょう。

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犬を飼う際の最低条件について

犬中心生の生活を送れる覚悟ができたら、次の条件をクリアできるか考えてみましょう。

ペット可の物件に住んでいること

ペット可の物件に住んでいなければ、犬を飼うことはできません。稀にペット不可の物件でこっそり犬を飼っている人もいるようですが、大家さんに見つかってしまったら即立ち退きを迫られることもあります。ペット不可の物件に現在住んでいて、これから犬を飼おうと考えている方は引越しが必要になります「。

引越しの予定が当分ないこと

犬にとって環境の変化は大きなストレスです。犬と飼い主の間で信頼関係が築けていればよいですが、飼って間もないタイミングでの引っ越しは控えるようにしましょう。犬を飼う前に、近い将来の自分の引越し予定を把握しておきましょう。

もしもの場合に備えて、受け入れ先を準備すること

「飼いはじめたら、この子（飼い犬）は私が守る！」という心意気は大切です。しかし、いつどんなタイミングで事故や病気が原因となり、あなたが家を空けてしまうかはわかりません。そんな「もしも」の場合に、犬を受け入れてくれる相手を事前に探しておく必要があります。現実的なのは家族や親族でしょう。

留守番ができるようにしつけること

一人暮らしで飼われている犬には留守番がつきものです。しっかりとしつけができないと、あなたの留守中に吠えてしまったり、部屋の中を荒らしてしまうかもしれません。飼いはじめのしつけがなによりも大切なので、まとまった長い休みをとれるタイミングで犬を迎え入れるのがおすすめです。

犬を飼う際に必要な費用

犬を飼うとなったとき、多くの人が真っ先に気にするのが費用の問題です。

フード
人間と同じように犬も毎日エサを食べますし、体の大きさで食べる量も変わってきます。自分が飼いたい犬種に合わせてエサ代を考えてみましょう。年間平均で5～6万円かかると言われています。

トイレシーツなどの消耗品
トイレシーツは１枚数円程度でも、年間を通してみれば大きな額になります。販売されているトイレシーツによって使い勝手も違うので、犬と相性が良いものを見つけたいところです。年間の平均で1～2万円かかるのを見越しておきましょう。

トリミング代金
トリミングはただ単に犬の毛を整えるだけでなく、全身の皮膚に問題がないか調べる役割もあります。トリマーさんは指示がなければ、「１ヵ月後もキレイな状態、かわいい状態」を目指してトリミングします。犬種にもよりますが、月に１回はトリミングの費用がかかると考えましょう。年間4～5万円を見ておくと安心です。

去勢・避妊手術費用
子供を増やす予定がない場合、去勢・避妊手術をする必要があります。ペットショップには去勢・避妊手術を済ませている犬もいますが、そうでない犬を飼うなら、飼い始めに2～5万円ほどの出費が必要です。

ワクチン・健康診断等の医療費
犬を飼うと年に１回は「感染症予防」「狂犬病予防」のためのワクチン接種を受けなければいけません。また、人間の４倍の早さで歳をとるので、健康診断も毎年受けるのが望ましいです。年間で3万円程度になります。

その他
上の費用以外にも、犬が病気をすればその都度治療費がかかります。治療費を補うためにペット保険への加入を検討するかもしれません。実家の帰省など、どうしても家を開けなければいけないときは、ペットホテルを利用するでしょう。

これらの費用をまとめると1匹の犬を飼う場合、年間で小型犬なら40万～、大型犬なら60万円～の費用がかかると考えられます。

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犬を飼う際の住まい対策4選

犬を飼うなら、犬にとっても安全でストレスのない住まいを実現させる必要があります。気をつけるべきポイントは多いですが、特におさえておきたいのが次の４つのポイントです。

玄関・キッチン・浴室

住まいの中で犬が危険と直面しやすいのが、玄関・キッチン・浴室の３箇所です。玄関から犬が飛び出て事故に巻き込まれるのを防ぐためには、リビングから玄関までが一直線ではない間取りが大切です。もしくは、フェンスや柵で飛び出しを防ぎましょう。

キッチンには刃物だけでなく、犬にとっては危険な食べ物もあります。独立したキッチンを選ぶか、ここもフェンスや柵を上手に利用しましょう。

浴室にはシャンプーや洗剤、浴槽に張ったままの水といった危険があります。犬の侵入を防ぐため扉で浴室を閉めきれるか、万が一犬が侵入して閉めきった場合でも空気はしっかり循環するか、浴槽のフタに犬が登っても問題ないか確認しましょう。

犬のプライベートスペース

飼い主に従順な犬も、怒られたり、留守番したり、怯えたときは一人で安心できるスペースに身を潜めたくなります。いつでも犬が身を隠せるプライベートスペースを用意してあげましょう。

空気環境

住まいの空気環境が悪いと、ホコリ・ダニ・カビが発生しやすくなり、犬は簡単に健康を損ないます。飼い主がこまめに換気や掃除をするのは基本ですが、これから物件を借りる場合には、普段から空気の循環がうまくいっているかチェックしましょう。

収納

あなたが家の中で何気なく使っているものも、犬にとっては遊び道具になってしまいます。それが、犬も飲み込めてしまうような小さな物なら危険です。犬を飼うならペットフードやトイレシーツといった犬のものだけでなく、あなたが使う物もキレイに収納できるように環境を整えましょう。

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まとめ

一人暮らしの味気ない生活が犬を飼うことによって賑やかなものになりますし、癒しや安らぎも与えてくれます。

しかし、犬を飼うためには、生活スタイルの変更、飼育費用の捻出、住まいの対策など考えるべきことはたくさんあります。

「犬を飼いたい！」と思ったらすぐにペットショップへ足を運ぶのではなく、一人暮らしで犬を飼ったときの生活をあらゆる角度からシミュレーションしましょう。これが、将来のあなたと飼い犬の幸せへの第一歩です。エイブルではペットと一緒に暮らせる物件を多数取り扱っております。他にも、様々なご相談をお待ちしておりますので、お気軽にお問合せください。