退去時の立会いマニュアル！何をするのか・されるのか・気を付けておきたいポイントをご紹介

           

初めまして、エイブルです。引越しの退去時ってやることがいっぱいで大変ですよね。

先日お客様から、「退去の立会いって何のためにするんですか？」というご質問をいただきました。

今回が初めての退去の立会い、という方もいらっしゃるようなので、今回は立会いの理由と、立会い時に気をつけること、次回の立会いに生かせる知識をご紹介します

 

また、退去時の手順については「退去の手続きについて」がありますので是非参考にしてみてください。また、みんなの退去理由については「退去理由」をご参照ください。

 

退去時の立会いとは修繕費用の負担を決める場のこと

退去時の立会いは、管理会社と一緒に部屋を確認し修繕費用がどの程度かかりそうかや実際の負担額を決定する場となります。

壁や床にできた傷などを確認し、もとからあったものなのか、つけてしまった傷なのか等を確認することで負担割合を決定します。

 

退去時の立会いはいつするもの？

立ち合いのタイミングとしては部屋が空室になったタイミング、つまり引越し荷物をすべて運び出し終わった後に行われます。引越しの当日に行うことが多いようです。ですので、事前に引越し荷物が運び出し終わる時間を把握しておきましょう。

 

退去時の立会いにかかる所要時間は30分程度

所要時間は、話し合いが難航するかや確認作業の量にもよりますが一人暮らしの場合はおおよそ30分程度が目安となります。長くても40分ほどが多いようです。

 

退去時の立会いの流れ

退去時の立会いの流れ①引越しが決まり、荷物を運び出す

引越し先へ荷物を送りだしましょう。退去日、立会日までに荷物をすべて運び出す必要がありますし、ガスや水道電機などの転居手続きも済ませておく必要があります。

 

退去時の立会いの流れ②立会の担当者が部屋に来る

去立ち合いの担当者が部屋にやってきます、日程は事前に調整し、引越し荷物の運び出し時なのか退去日とするのか決定しておきましょう。

 

退去時の立会いの流れ③壁紙や破損など担当者と一緒に確認する

壁や床の状況を確認していきます。退去立ち合いの担当者が、壁や床についた傷について指摘していきますので、その傷が自身がつけたものなのか入居前からある傷なのか返答していきましょう。

ポイントとしてはつけた記憶のない傷であれば、はっきりと自分がつけたものでないことを主張しましょう。

 

退去時の立会いの流れ④補修内容などを確認して契約書にサインする

確認が終わり、負担すべき補修内容などを確認しましょう。支払いなどに影響する契約書になりますのでしっかりと内容に目を通してからサインしましょう。

 

退去時の立会いでよくチェックされるポイント

退去時の立会い時のチェックポイント①壁紙の傷・汚れ

壁の汚れは目立ちやすく良くチェックされるポイントです。たばこのヤニ汚れや油汚れなどはわかりやすいですが、部屋の角などに生じたカビなども、保全を怠ったとして借りた側の負担となることが多いので気をつけましょう。

 

退去時の立会い時のチェックポイント②床の傷・汚れ

日常生活で生じるような傷は問題とはなりませんが、物を落としてつけたような傷やシミ、カビなどが請求の対象となります。

 

退去時の立会い時のチェックポイント③たばこの臭い

本人が気づきにくいのがたばこの臭いになります。たばこの臭いが部屋にしみついてしまっていた場合は、修繕費用を請求される可能性があります。

 

退去時の立会い時のチェックポイント④網戸が破れていないか

なかなか自分で網戸を破る羽目になることは少ないですが、ペット不可の物件で友達の猫を数日預かっていた際に納戸が破れてしまいました。こっそり飼ってもばれないけど、網戸破れないように

 

退去時の立会い時のチェックポイント⑤浴室乾燥機は動くか

備え付けの機器が壊れていないかの確認も行います。経年劣化で動かなくなった等の場合は問題ありませんが、手入れをしていなかったため壊れたといった場合は取り換え費用を請求される可能性があります。

 

退去時の立会い時のチェックポイント⑥ウォシュレットは動くか

上項目と同じで、経年劣化以外で壊れていた場合は請求の対象となる可能性があります。

 

退去時の立会い時のチェックポイント⑦エアコンは動くか

こちらも上記項目と一緒ですが、エアコンのリモコンをなくした場合そちらも請求対象となります。

 

退去時の立会い時のチェックポイント⑧換気扇は動くか

換気扇は動くかのほかに、汚れが異常にひどい場合や明らかに手入れ不足などでさびている場合は請求の対象となる可能性があります。

 

退去時に後悔したくない入居するときに見ておくポイント

退去時の立会いはもめる原因となりがちです。

傷のつけた、つけていないは、一方の主張は通りづらく水掛け論になりがちだからです。

そういった事態を防ぐために、入居時に壁や床の状態を確認し、傷などがあった場合は写真に撮っておきましょう。そうすることで、その傷は入居時にすでについていたものであることを主張しやすくなります。

 

退去時の無駄な出費を防ぐ為にも入居時のチェックが大切

上記以外にも入居時には注意する点がたくさんあります。入居するときにどのように傷を確認しておけば良いのか・傷をつけない為の注意点はどうすればいいのかなど、エイブルでは、そういった引越しにまつわるご相談もお受けしていますので、ぜひお気軽にお問合せくださいませ。

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