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賃貸物件でアンペア数は変えられるが注意が必要。アンペア数を変えるメリット・デメリットと注意点

           

719 賃貸 アンペア

こんにちは、エイブルです。

お客様から、「電気のアンペア数は入居後でもアップできますか?」とのご相談をうけました。

今のお部屋では毎朝ドライヤーを使うたびにブレーカーが落ちてしまうので、引越したら様子を見てアンペア数をアップしたいのだとか。もちろん賃貸物件でも契約アンペア数を変えることは可能です。

ただしいくつか注意点がありますのでポイントを見ていきましょう。

賃貸物件でアンペア数は変えるときの注意点

アンペア数を変える前に管理会社、大家さんに確認しよう

アパートなどの集合住宅の場合、特に築年数の古い物件では、使える電気の最大容量が限られている場合があります。

最大容量を超えて契約アンペア数をアップしようと思うと、引き込みケーブルやブレーカーの交換など一定の工事が必要になります。

なので、まずは管理会社や大家さんに連絡をとり、最大容量の「しばり」が無いか確認して変更手続きの許可を取りましょう。

アンペア数を変えられるか電力会社に確認しよう

管理会社や大家さんの許可が得られたら、今度は電力会社(東京電力や関西電力、中部電力等)に連絡をします。

まず希望するアンペア数が実現可能かどうか、可能なら工事が必要かどうかと費用がどのくらいかかるかを確認しましょう。

大きな工事が必要になるようであれば、あらためて管理会社や大家さんに連絡をして許可を得る必要があります。

アンペア数を変えると基本料金も変わることを覚えておこう

2018年7月17日現在、東京電力管内のアンペア別基本契約料金は次の通りです。

地域や電力事情によって変動しますが目安にしてください。

10A280.8円
15A421.2円
20A561.6円
30A842.4円
40A1123.2円
50A1404.0円
60A 1684.8円

ただし、もしも工事の必要があり、別途費用が発生すると、たとえ基本料金が下がっても逆に大きな出費になるので注意が必要です。

アンペアの契約変更は1年契約

アンペアの契約は多くの場合1年単位です。

むやみに変更できないので、1年間で最も電気を多く使用する月(一般的には冬と言われています)を目安に判断しましょう。

また、1年未満で退去する可能性があるなら、無理に変更せず我慢した方がいいかもしれません。

後述しますが、世帯人数別の電気使用量の目安を参考に、自分の電気の使い方が妥当かどうか、工事をしたり費用をかけたりしてまでアンペア数を上げなければならないかどうか、しっかり検討した上で判断しましょう。

アンペアの契約変更は基本的には無料

工事の必要がない通常のアンペア数変更であれば、ブレーカーの容量を変更するだけなので基本的に費用はかかりません。

電力会社に連絡をすれば、契約者立ち会いのもと、15~20分程度の作業で済んでしまいます。

ただし電柱から引いた電気を室内に通す配線の太さが足りない場合など、室内での配線工事が必要と判断されると、改めて管理会社や大家さんの許可が必要になりますし、別途費用も発生します。

そしてその費用は自己負担になる可能性が高いでしょう。

退去時にはアンペア数を元に戻す原状回復が必要

賃貸物件を退去する際は、入居中に手を加えた部分を入居時の状態に戻す「原状回復」という義務があります。

そのため契約アンペア数を変更した場合も、退去時に元に戻すことを要求される可能性があります。

退去前に管理会社や大家さんに連絡して指示を仰ぎましょう。

賃貸物件でアンペア数を変える前に知りたい料金や容量の目安

契約アンペア数を決める目安として、一度に使う家電等の数と種類があります。

家族が増えればそれぞれが使う家電の数も増えますし、同時に使用されるタイミングも増えるので、必要なアンペア数も上がる傾向にあります。

特に消費電力の多い家電としては、瞬間的に大きな力や熱を生む電気ケトル、コーヒーメーカー、電子レンジ、ドライヤー、炊飯器、掃除機、アイロンなどがあります。

これらはそれぞれ10A以上の電力を使いますから、一度に複数を同時に使うとブレーカーが落ちる原因になります。

またオール電化の物件やIHクッキングヒーターを使用する物件では、人数に関わらず契約アンペア数は高めに設定する必要があります。

一人暮らしのアンペア数と料金の目安

いくら一人暮らしで電気の使用量が少ないと言っても、10Aの契約では照明を付けたままで電子レンジを使うことすらできません。

とはいえ、今は家電の省エネ化も進んでいますから、ドライヤーを使う時には冷暖房を切るなどして消費電力の大きい家電を同時に使わないように心がければ、20Aで生活することは難しくありません。

よって一人暮らしのアンペア数の目安は20A程度でしょう。

一人暮らしの生活費の目安についてまとめた記事もありますので、あわせてご覧ください。

二人暮らしのアンペア数と料金の目安

二人暮らしになるとお互いの協力が必要です。生活スタイルにもよりますが、二人が別々の居室でそれぞれ冷暖房やテレビやパソコンを使ったり、一人が炊飯器や電子レンジを使っている間にもう一人が掃除機や洗濯機を使ったりしていると、たちまち使用量が上がってしまいます。

家電はスイッチを入れた時が一番電力を消費するので、時間差で使うなどしてお互いに協力すれば、一人暮らし並の20Aも実現可能です。

余裕を見て30Aくらいが目安になるでしょう。

二人暮らしの生活費の目安についてまとめた記事もありますので、あわせてご覧ください。

家族暮らしのアンペア数と料金の目安

部屋数や人数にもよりますが、キッチンでもリビングでもそれぞれの居室でも常に同時進行で電気を使うスタイルでは、50A以上の契約も視野に入れる必要が出てきます。

家族で電気の使い方をよく話し合い、ルールを決めて守ることで30A~40Aくらいを目指してはいかがでしょうか。

賃貸でもアンペア数は変えられる。過ごしやすく料金もあったアンペア数で暮らそう

普段どのくらい電気を使っているか、自分で判断するのは難しいものです。

しかも最近はアンペア制ではなく、最低料金制と言って、契約アンペア数に関係なく一定額を支払う料金体系も出てきています。
ライフスタイルに合う電気契約がわからなければエイブルにご相談ください。

<関連リンク>
生活費はいくらかかる?大学生の一人暮らしの費用・部屋探しのコツなど
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