楽器可能な賃貸物件はどうやって探せばよいですか?選ぶポイントと注意点を解説|教えてAGENT

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楽器可能な賃貸物件はどうやって探せばよいですか?選ぶポイントと注意点を解説

           

普段から楽器演奏に親しんでいるあなたは、楽器可の賃貸物件を探してはいませんか?「楽器可」の賃貸物件と「楽器相談可」の賃貸物件は意味が異なりますし、そもそも楽器可だからといって24時間自由に演奏できるわけではありません。今回は楽器可の物件について紹介します。

楽器可の賃貸物件についてお客様からの質問

お客様情報

・女性

・1人

・20代

・ピアノとバイオリンを大学のサークルで演奏しており、楽器可の物件へ引越しを考えている人

・楽器可の賃貸物件について何も知らない

「楽器可の賃貸物件は、どんな楽器でも演奏して良いのか」

「楽器の演奏時間はいつでもよいのか」など疑問点をたくさん持っている

Q1 楽器可能な賃貸物件はどうやって探せばよいですか?

→楽器演奏をする人は、楽器可の物件への入居を強く望むことでしょう。ただし、楽器可の賃貸物件は、防音性が完璧なわけではありません。楽器を演奏できる時間や、演奏できる楽器の種類には制限があります。

まずは、可能であれば「楽器相談可」よりも「楽器可」の物件を探しましょう。そのうえで内見をして、不動産や大家さんに楽器演奏の時間や楽器の種類についてしっかりと確認をしましょう。

楽器可の賃貸物件についてもっと詳しく知りたい人!

そもそも楽器可物件って?

一般的な賃貸物件は、楽器から発せられるような大きな音に対する防音対策が施されていません。そのため、部屋で楽器を演奏するのは難しいです。楽器可物件というのは、防音性を高めて部屋でも楽器を演奏できるようにした賃貸物件のことです。

防音性が高いため、一般的な賃貸物件ではトラブルのもとになる生活音も気にならないというメリットもあります。

楽器可物件を選ぶポイントと注意点

楽器可物件だからといって「すべての楽器」を「どんな時間帯」でも演奏してよいというわけではありません。楽器可物件を選ぶポイントと注意点を紹介しますので、もう少し詳しく楽器可物件への理解を深めていきましょう。

楽器可物件の建築構造

「楽器可物件=防音性が高い物件」の建築構造は、どのようなものなのでしょうか?

賃貸物件の建築構造としては、次の3タイプが一般的です。

・木造

・鉄構造

・鉄筋コンクリート造、鉄筋鉄骨コンクリート造

この中でも防音性が高いのは、鉄筋コンクリート造と鉄筋鉄骨コンクリート造です。資料には、RC造(鉄筋コンクリート造)とSRC造(鉄筋鉄骨コンクリート造)と表記されるため、物件探しのときは注意してみてみましょう。

楽器可物件を内見する時

RC造やSRC造の物件が、必ず楽器可物件であるとは限りません。RC造、SRC造で楽器可物件と表記されている場合でも、内見時には次のポイントに注意して自分自身でも防音性を確認するべきです。

音の反響

楽器を演奏したいと考える部屋の真ん中に立って手を叩き、大きな音を出してみましょう。響いた音がしっかりと返ってくるなら、防音性が高いといえます。反対に音が返ってこないということは、音が壁の向こう側に抜けている可能性があるので、注意が必要です。

壁の防音性

楽器を演奏する部屋の壁を、軽くコンコンと叩いてみましょう。もしも叩いたときに軽さを感じ高い音がなるようなら、防音性が低い石膏ボードなどの壁の可能性が高いので注意が必要です。

窓の防音性

壁よりも薄い窓は、楽器の音が漏れやすい部分でもあります。実際に窓を開けた状態と締めた状態で、外から聞こえる音の大きさを確認しましょう。内見時に親も立ち会ってくれるなら、1人は室内に、1人は屋外に移動し、音を出して実際に防音性を確認するのも良いでしょう。

フローリングの防音性

壁、窓、ときたら、フローリングの防音性にも注目したいところです。フローリングを踏んだ感じが柔らかいとクッションフロアが導入されており、一般的なフローリングよりも防音性が高くなりますので、楽器の音も漏れにくいです。

24時間演奏しても良い賃貸物件は少ない

「楽器可物件=24時間どんな時間でも演奏してOK!」と考えがちですが、これは間違いです。楽器可物件の多くは、楽器を利用できる時間帯がある程度決められており、その時間内であれば楽器を演奏できるようになっているケースが多いです。

どの時間帯であれば演奏可なのかは、入居前に必ず確認しておきましょう。

楽器の種類が制限されている場合がある

楽器可物件は、時間だけでなく演奏できる楽器の種類にも制限があるケースが多いです。

例えば、習い事としてメジャーで低音がひびきにくいピアノは許可されやすいですが、ドラムなどの打楽器、アンプを通して音を増幅させるエレキギターやベースは制限の対象になることも多いです。この点も、入居前に確認が必要です。

「楽器相談可」の物件

楽器可物件とは別に「楽器相談可」の物件も存在します。楽器可物件でも完全な防音性を確保できているケースは少ないです。しかし、周りの部屋にもあなたと同様に楽器を演奏する人が入居しているため、決められた時間での演奏は許可されています。

しかし、楽器相談可の賃貸物件には楽器を利用しない人も多く入居しており、なおかつ部屋の防音性にも不安が残ります。そのため、楽器相談可の賃貸物件に入居していざ楽器を演奏したら、近隣住人とトラブルになることも珍しくありません。

楽器相談可物件は、楽器利用の判断基準があいまいです。頻繁に楽器を演奏するなら、楽器相談可物件ではなく、楽器可物件を探しましょう。

楽器可物件のデメリットって?

自分の部屋で楽器が演奏できるのは、普段から楽器に親しむ人にとってはこの上ないメリットです。

しかし、そのメリットと引き換えに楽器可物件には「家賃の高さ」というデメリットが存在します。

例えば、東京の目黒駅周辺で一人暮らし用の賃貸物件を探すと1DKであれば6~7万円ほどの家賃の物件を探すことも可能です。※CHINTAIネット調べ

しかし、ここに「楽器相談可」という条件がつくと家賃は17~18万円まで跳ね上がる可能性があります

これは楽器可の物件自体があまり多くないことが原因です。

音楽大学の近く等には物件数も比較的あるので、楽器を演奏したい場合はエリアの検討も必要です。

楽器可であっても防犯性のチェックはしっかりと!

楽器可物件は演奏できる時間帯や楽器の種類に制限はありますが、一般的な物件と比べれば比較的自由に自分の部屋で楽器演奏を楽しめます。ただし、「楽器可物件=完全防音」というわけではないので、内見時には自分自身でも防音性のチェックをしておきたいところです。

エイブルでは、楽器演奏を希望する方の賃貸物件探しもサポートしております。なにかお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

<関連リンク>
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