部屋の換気に役立つ吸気口の使い方|教えてAGENT

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部屋の換気に役立つ吸気口の使い方

           

595 吸気口

初めましてエイブルAGNETです。ふと天井や壁をみるとそこにある吸気口。吸気口って部屋においてどのような役割を果たしているかご存知でしょうか?お客様からも「吸気口って空気を取り込んでいるみたいだけど、結局どういったものなの?」という質問をよくいただきます。 今回は間近にありながらも、詳細が良くわからない吸気口についてご説明します!

 

マンションの部屋に付いている吸気口を使いこなす

冷暖房の効きを重視した、高断熱かつ高気密の住宅が主流となっています。外からくる冷気や熱気を伴った空気を遮ることで、部屋内の気密性を高くし、冷暖房の効率を上昇させているのです。

 

しかし、外との空気の交換を遮っている都合上、どうしても生活臭や壁などの材料に使用されている化学物質などが部屋にこもってしまうという問題を抱えています。そういった問題を解決してくれるのが部屋に備え付けられている換気システムです。

 

吸気口はその換気システムの一部であり、外の新鮮な空気を吸気口から取り込み、排気口から排気することで、断熱性、気密性の高い部屋であっても、換気をよくすることができるのです。

 

とはいっても、意外と吸気口について詳細をご存じない方も多いと思いますので、次項目から吸気口について説明させていただきます。

 

外気を取り込むためにあるのが吸気口

595 吸気口

まずは、吸気口とは何なのでしょうか?

吸気口とは、外の新鮮な空気を取り込むための「吸い込む」口です。外気を取り込み部屋の空気を循環させるための設備の1つとなっています。平成15年7月より建築基準法が改正され、それ以降に建てられた部屋については、換気設備の設置が義務づけられているため、最近であれば多くの部屋に吸気口が設置されていると思います。天井や壁に設置されていることが多いようです。

 

換気の方法としては、吸気口から外気を取り込み、部屋に溜まっていた古い空気を動かし、排気口から外に排出することで、部屋の換気を行っています。

 

吸気口を正しく使って換気しよう

595 吸気口

吸気口は掃除しないと換気効率が落ちる

吸気口があるはずなのににおいがこもっている!換気できていない!というご質問をよくいただきます。

換気できていない要因の1つに吸気口のフィルターが汚れているというものがあります。汚れでフィルターの目が詰まってしまっている場合、換気効率が落ちていますのできれいに掃除してみましょう。

 

しかし、なぜ吸気口のフィルターが汚れるのでしょうか?

吸気口から取り込まれる外気には新鮮な空気だけでなく、ほこりや汚れなどもどうしても含まれてしまいます。そういったものが部屋の中に入るのを少しでも防ぐために、吸気口にはフィルターが設置されています。   そのフィルターが外気に含まれる、ほこりや汚れを取り除き、新鮮な空気を部屋へ取り込んでいるのです。外気の汚れがフィルターに少しずつたまった結果、フィルターが詰まってしまい吸気がうまくいかなくなることで、結果的に換気がうまくいかなくなるといった症状が出てしまうのです。

 

もし、部屋の臭いがこもっており、換気できていないと感じた場合、吸気口に付属しているフィルターを確認してみてください。もし汚れているようであれば、きれいに掃除し、再設置することで換気が改善されるかもしれません。

賃貸物件の部屋の臭いは気になる方はこちらもあわせてご覧ください。

 

吸気口は24時間開けておくもの?

吸気口は換気のために存在するものであることは上項目で説明いたしました。しかし、吸気口は換気のために24時間開けておかなければならないのでしょうか?実際、冷暖房の効率などを重視して、吸気口を閉めている方も多いと思います。

 

結論から言うと、可能であるならば、吸気口は閉めないに越したことはありません。部屋の換気は換気システムが正常に機能していることを前提に作られていることが多いため、吸気口を閉めたままだと換気システムがうまく機能しないからです。また、吸気口は空気だけでなく、化学物質、湿気などを部屋の外に排出する換気システムの一部として存在していますので、ずっと閉めたままだと湿気、化学物質の排出がうまくいかなくなってしまします。そのため、吸気口をずっと閉めたままというのは避けたほうが良いでしょう。

 

エアコンの効きが悪いときはどうする?

冬場など、吸気口から取り入れた空気も冷たく、暖房の効きを悪くする要因の1つとなることがあります。そういった場合でも、可能な限り吸気口を開けておくべきですが、暖房の効きを重視したい場合などもあると思います。そういった場合は必要最低限の吸気口を閉めて、気密性を上げてもよいかもしれません。しかし、再度吸気口を開けることを忘れないようにしましょう。

 

ずっと閉めたままにしてしまうと、部屋の中に湿気がたまりカビの原因となる場合やシックハウス症候群の原因になる可能性がありますので注意しましょう。

エアコンのトラブルについてまとめた記事もありますので、あわせてご覧ください。

 

空気がこもっている場合は吸気口を正しく使って換気できていないかも

なんだか最近いつも部屋の空気が澱んでいる気がする方や、新しい部屋に引越したのは良いものの急に体調が悪くなってしまったという方は、吸気口を含む換気システムがうまく機能していない場合があります。

そういった方はぜひ一度、部屋の吸気口を掃除してみたりなどして部屋の換気環境を見直してみてください。

 

また、法改正により換気システムの設置が義務付けられたとはいえ、古い物件になると換気システムが不十分ということもしばしばあります。これから引越しをする予定がある方や、今引越しを考えていらっしゃる方の中には、換気のしっかりした物件をお探しの方もいらっしゃると思います。 私たちエイブルでは換気システムが充実した物件を多数ご紹介できます!

 

また、お客様の負担を軽減できるように、LINEでの来店予約の受付・質問対応などを行っていますので、部屋さがしで「わからない事が多い」等ございましたら、お気軽に登録してくださいませ!

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