契約前の重要事項説明ってなに? よく聞かれる注意点と重要事項説明の概要をまとめました|教えてAGENT

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契約前の重要事項説明ってなに? よく聞かれる注意点と重要事項説明の概要をまとめました

           

696 重要事項説明

こんにちは、エイブルAGENTです。

先日LINEのお問合せにて「重要事項説明の意味を教えてください」というご相談がありました。

賃貸物件を契約するときに必ず行われる重要事項説明ですが、実際どのような意味があるのでしょうか。今回は重要事項説明について詳しく解説していきましょう。

重要事項説明とは、法律で定められた契約の確認タイミング

696 重要事項説明

重要事項説明は不動産会社が必ず行うルール

重要事項説明とは賃貸物件を契約する前に必ず行われるもので、主に物件の概要を説明する行為のことを指します。必ず契約前に行わなければならず、重要事項説明が行われない賃貸契約はありません。

宅地建物取引業法において、定められている行為であり重要事項説明を行う人は宅地建物取引士の免許を持っている人に限られています。

重要事項説明には物件の情報、お金、契約について書いてある

重要事項説明書には、今回借りる物件の情報、賃料や礼金などの金額、そして契約のことについて書いています。

物件の大きさや築年数から、部屋の設備情報まで事細かに記載されているので、しっかりと目を通しておきましょう。

賃貸の契約を貸主と直接行う場合は重要事項説明はいらない

重要事項説明は必ず行うものとなっていますが、物件を所有している貸主と直接契約する際は、貸主は重要事項説明を行わなくてもいいことになっています。

これは物件の所有者が不動産業を営んでいない一般の人であるケースも多く、宅地建物取引士の免許を持っていないこともあるため、重要事項説明書の交付はしますが、説明をしなくても違法にならないのです。

そのため、貸主と直接契約する際はトラブルを避けるために、約束事などを別に盛り込んだ契約をするといいでしょう。

重要事項説明は契約前、賃貸借契約書は契約後に確認するもの!

重要事項説明は契約前に行うもので、重要事項説明の時点で契約を撤回することは可能です。

そのため重要事項説明の際に不明な点があったら、必ず聞くようにして後々のトラブルを回避するように心がけましょう。この重要事項説明が終わらない限り、契約書交付はされないので、じっくりと確認しましょう。

重要事項説明の簡単な読み解き方。重要事項説明のチェックポイント

担当者は丁寧に質問を回答してくれるか確認する

重要事項説明の際委に不明点があったら、説明をしてくれている担当者に聞いてみましょう。この際に担当者は答える責任があるので、キチンと丁寧な回答をしてくれるかを確認しておいたほうがいいでしょう。

また、質問する際も大雑把な質問をしてしまうと担当者も返答に困ってしまうので、分かりやすく質問する姿勢が大切です。

契約の内容におかしい部分がないか確認する

事前の説明と契約内容に違いがないかをチェックしましょう。よくあるのが請求金額の違いです。

事前説明で受けた請求金額と異なっていた場合は、その理由を聞かなければ意味もなく支払うことになってしまいます。請求の内訳でも気になった点があったら、忘れず確認するようにしましょう。

物件の原状回復について確認する

退去後にトラブルになりやすい原状回復義務についても確認しておきましょう。

退去した際に敷金はキチンと戻ってくるのかというのは借主にとっては重要な問題であり、避けては通れない問題でもあります。原状回復義務としてどのような借主と大家さんの負担割合を明確する必要があるので、不明な点があったら必ず質問しましょう。

近年増えているのは、退去時にクリーニング費として2万円~3万円程度敷金から引いて、返金するという不動産会社も多いですが、クリーニング費が不当に高い金額になっていないかもチェックが必要です。

退去時の手続きについてまとめた記事もありますので、あわせてご覧ください。

家賃や保証金などお金の話を確認する

家賃や保証金に関して、事前の説明と異なっていないかのチェックも必要です。

重要事項説明の段階で、家賃に関して揉めることは少ないですが、それでも事前説明と異なっていた際は担当者に聞いておく必要があるでしょう。

設備の状況について確認する

重要事項説明に記されている設備の状況と、実際の設備の状況が異なっていないかをチェックしましょう。

「照明器具があることになっているが、実際にはなかった。」、「インターネットを引くことが出来ない」などのトラブルに繋がりかねないため、気になる点は担当者に確認する必要があります。

契約・更新・解約について確認する

更新時の更新費用や、解約に関する事項について確認しましょう。

特に解約に関して、入居後半年間もしくは1年以内の解約は違約金を取るという物件も少なくないため、それを知らずに解約してしまうと違約金を支払うハメになってしまいます。そうならないためにも、特に解約に関する事項については詳しく聞いておきましょう。

注意・禁止事項について確認する

注意や禁止事項に関しては物件ごとに違います。例えば物件の敷地内でタバコを禁止している物件や、敷地内のゴミの出し方に関する注意事項など様々です。

こういった注意事項を知らないと、入居後トラブルに発展してしまいますので、必ず確認しましょう。

安全性に関して確認する

地震の多い日本では物件の耐震性が気になるところ。特に昭和56年以前の建物は旧耐震で建てられているため、安全性に疑問が残る物件もあります。

そういった物件に住む際は物件の安全性に関して納得がいくまで質問したほうがいいでしょう。

重要事項説明を受ける前には、前準備をして臨もう。対策と傾向

696 重要事項説明

細かすぎるくらい質問をして疑問は残さない

分からないことを分からないままにしてしまうとトラブルの元。自分の疑問点が無くなるまで細かく質問をしましょう。

不動産会社としても重要事項説明が終わらないと契約まで進めないため、しっかりと回答してくれるはずです。

捺印前には最終確認を行う

重要事項説明書には、重要事項に関して納得したという意味で捺印する箇所があります。

捺印が終わると重要事項説明が終わり、賃貸借契約に移るため、最後の捺印前に最終確認を行い、改めて不明点がないことを確認しましょう。

重要事項説明はトラブル回避のためにしっかりと聞きましょう!

重要事項説明は賃貸物件の契約には欠かせない行為です。しっかりと説明を聞き、疑問点を解消することで後々のトラブルを避けることにも繋がります。

エイブルでは重要事項説明や賃貸借契約に関する疑問・質問に関して親切丁寧にお答えしていきますので、ご不明点がありましたら、お気軽にお問合せください。

<関連リンク>
賃貸契約書の内容がわかりません。読み方・トラブルになりやすいポイントを解説
賃貸の引越し!損をしない退去の時期や必要な手続きは?


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