家賃と共益費の違いってなに?賃貸生活の基礎知識|教えてAGENT

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家賃と共益費の違いってなに?賃貸生活の基礎知識

           

お金を支払うイメージ

こんにちは、エイブルAGENTです。先日お客様から「共益費とは何ですか? 家賃との違いはありますか?」とLINEでご質問を受けました。

 

共益費についての疑問は日々多く頂くものの一つです。あまり聞きなれない言葉なので分からないまま払っている人も多いですよね。そこで今回は、これまで多くの賃貸物件をご紹介してきたエイブルAGENTが家賃と共益費の違いについて解説します。なんとなく払って損をしないように、注意点も紹介していきます!

 

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家賃と共益費ってなにが違うの?

家賃を比較するイメージ

物件を借りる時にはさまざまなお金が必要になります。一人暮らしをする人の中には、それぞれがどのようなものなのかよく分からないまま毎月の支払いをしている人もいるかと思います。

 

一般的な物件情報には「家賃○万円+共益費○千円」など表示されていることが多いですが、この2つの違いは何なのでしょうか? それぞれの違いや別々に表示されている意味について確認してみましょう。

 

家賃とは

家賃とは、物件に入居する借主が、毎月大家さんに支払う費用のことです。賃貸契約で発生するあらゆる費用の中で多くの人が最もイメージしやすいものかと思います。住宅に関する家賃については消費税がかからないので、表示されている金額が、そのまま支払う金額ということになります。

 

家賃の値段ってどうやって決めるの?

家賃は物件の構造(木造か鉄筋コンクリートか、など)や間取り、立地などをもとに決められます。具体的には広い・バストイレ別・角部屋・南向き・築浅・駅近・オートロックつきなどの物件は人気があるので家賃が高い傾向にあります。

 

また、周辺の他の物件の家賃相場を参考に決められることが多いです。周辺の物件に比べて条件が良いと高めに設定され、悪いと低くなるのが一般的です。またしばらく空室になっている場合や、大家さんの都合などで新しく入居する人に対しての家賃を増減させることもあります。

 

管理費の定義は

賃貸マンションのイメージ

管理費とはマンションの設備や共同部分の維持や管理に使われる費用のことで、家賃にプラスして毎月借主が大家さんに支払います。具体的にはエントランスの清掃・備品交換・エレベーターの点検・敷地内の植栽の管理などに使われ、住人が共同で負担します。

 

また、管理人さんの人件費やエレベーター・廊下部分などの固定資産税の支払いなどもこの管理費で賄われていることが多いです。複数の間取りがあるマンションの場合、管理費は一律ではなく部屋の広さに比例して高くなる傾向があります。また家賃同様、消費税は非課税です。

 

共益費≒管理費

管理費と似たように使われる言葉に「共益費」というものがあります。共益費も物件の共同部分の維持・管理をするのに使われる費用で、家賃と一緒に毎月支払います。

 

実は共益費と管理費の違いはあまり明確にされておらず、どちらも住人が快適に暮らすために必要な費用だととらえて問題はないでしょう。家賃の他に管理費も共益費も両方かかる、ということはまずないので、あくまでも呼び方の違いに過ぎないというのが実態です。

 

家賃と共益費はなにが違うの?

家賃は物件を借りるために支払う費用、共益費は共同部分の管理のための費用。どちらも毎月大家さんに支払うものなら、この2つを分けることに疑問を感じる人もいるでしょう。

 

これらをそれぞれいくらに設定するかは特に決まりがなく、大家さんが自由に設定できます。例えば毎月7万円で人に貸したい部屋があったとしたら、大家さんは家賃6.5万円+共益費0.5万円にしても、家賃6.7万+共益費0.3万にしてもいいのです。実際に共同部分の管理に毎月いくらかかっているかは、共益費の価格設定に関係ありません。

 

結局共益費は家賃の一部?

家賃、管理費、共益費の定義や価格設定は非常にあいまいな部分が多いです。結局共益費(管理費)は単に家賃の一部ということなのでしょうか? そして借主にとって、毎月支払う合計金額が同じなら、家賃と共益費の内訳の違いは何の意味もないものなのでしょうか? ここではそういった疑問に説明を交えて答えていきましょう。

 

毎月、家賃と管理費の合計額を払う

借りる側にとっては、毎月家賃と共益費(管理費)の合計金額を払うことになります。先ほどの例を参考にすると、家賃6.5万円+共益費0.5万円でも家賃6.7万+共益費0.3万でも毎月支払うのは7万円ということになります。家賃だけを見ると6.5万円の物件の方が毎月払う金額が割安に感じますが、共益費も含めて考えなくてはいけません。

 

共益費があることによって更新料が安くなる。

毎月払う金額にフォーカスすれば、家賃6.5万円+共益費0.5万円の物件と家賃6.7万+共益費0.3万は額面上変わりません。しかし実はこの2つは大きな違いがあります。

 

例えば入居の際に支払う敷金や礼金は「家賃の○ヶ月分」とされていることが多く、これに共益費の金額は含まれません。仮に家賃の2ヶ月分だとすると「6.5×2=13万円」と「6.7×2=13.4万円」で払う金額に4,000円の差があるのです。

 

また、更新料も同様の考え方をし、賃貸契約の更新のタイミングで払う更新料も共益費を除いた家賃の金額がベースになります。毎月支払う金額は「家賃+共益費」、敷金・礼金・更新料は「家賃×○ヶ月分」ということを念頭に入れて物件探しをしましょう。

 

共益費などの賃貸に関する知識は、エイブルにお任せください

物件を探す時や賃貸契約を結ぶ際は専門用語が多く、よく分からないこともあるかと思います。契約書を交わす前に、必ず疑問点は解消して損をしないように新生活をスタートさせましょう。

 

エイブルならご希望の物件のご紹介はもちろん、賃貸に関する質問にも丁寧にお答え致します。賃貸生活で何かお困りのことがあったら、ぜひ一度お気軽にご相談くださいね!

 

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AGENT男性スタッフ・N

引越し好きが昂じて部屋探しスタッフになりました。
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