部屋のブレーカーが落ちた！その原因と対策とは？

           

初めまして、エイブルAGENTです。先日お客様に「部屋のブレーカーがよく落ちます。ブレーガーが落ちる原因とそれを防ぐ対策はありますか？」とLINEで質問を受けました。みなさんの中にも賃貸物件に住んでいて、電気のブレーカーが落ちた、という経験がある方は多いのではないでしょうか。でしょう。

 

そこで今回はブレーカーが落ちる原因と、ブレーカーが落ちないようにするための対策方法をご紹介します。

 

その他、アンペア数を変えられるか知りたい方はこちら→

賃貸物件のアンペア数を変えるメリット・デメリットと注意点

一人暮らしの手続きについて知りたい方はこちら→

一人暮らしの手続きについて教えて！引越しや賃貸契約の手続きを解説

 

賃貸のブレーカーについて

そもそもブレーカーって何？

そもそもブレーカーとは、どのようなものなのでしょうか？

 

ブレーカーとは電気の流れをブレーク、つまり断ち切るための装置のことを指します。契約しているアンペア以上の電気を使ったり漏電などで高圧の電気が流れたりした時に、電気を遮断することで火災などの災害を防ぐために設置されている装置がブレーカーなのです。

 

ブレーカーには三種類ある

ではブレーカーとはどういう仕組みなのでしょうか？

 

じつはブレーカーには3種類あり、それぞれ仕組みが異なります。契約しているアンペア以上の電気を使った時に働く「アンペアブレーカー」、漏電を検知した時に家全体の電気を消すために働く「漏電ブレーカー」、部屋ごとに電気の使いすぎなどを感知し電気を遮断する「安全ブレーカー」の三種類です。この3つを合わせてブレーカーと呼ばれています。

 

ブレーカーが落ちる理由と直し方

どのブレーカーが落ちたのかを確認しよう

ブレーカーには3つの種類があるため、ブレーカーが落ちたらまずはどれが落ちたのか確認しましょう。ここからは、それぞれのブレーカーが落ちる理由やブレーカーの直し方をご紹介していきます。

 

アンペアブレーカー

アンペアブレーカーが落ちた場合、部屋全体で契約しているアンペア数以上に電力を使用しているのが原因です。この場合、まずは付いている電化製品を消して使用電気量を減らしましょう。また、人によってはそもそも契約アンペア数が生活に合っていない可能性もあります。アンペアブレーカーが何度も落ちるなら、契約アンペア数を見直すのもオススメです。

 

漏電ブレーカー

漏電ブレーカーが落ちた場合、部屋のどこかで漏電が起こっている可能性があるので注意が必要です。まずは安全ブレーカーのスイッチを全て切ってから漏電ブレーカーを戻し、安全ブレーカーをひとつずつオンに切り替え確認しましょう。また雷などでブレーカーが落ちた場合は、漏電ブレーカーが誤作動している可能性もあります。その場合にも上記の方法で漏電していないか念のため確認しましょう。

 

安全ブレーカー

安全ブレーカーが落ちた場合は、部屋のどこかで集中的に電力を使っている可能性があります。安全ブレーカーが落ちた時はその部屋を確認し、電化製品のスイッチを切って使用電気量を減らしましょう。その後安全ブレーカーをオンにして電化製品が通常通り動くか確認してみてください。

 

頻繁に落ちる場合

電気を使いすぎているかもしれないので、分散させよう

ブレーカーが頻繁に落ちる場合、まずは電気の使いすぎを疑いましょう。電気の使いすぎを防ぐには、電化製品を使う昼と夜で分散させるなど時間をずらすのがオススメです。また一つの部屋にだけ電化製品が集中しているなら、部屋を分散させるのも有効でしょう。

 

家電ごとの消費電力を知っておこう

家にはさまざまな家電がありますが、当然家電によって消費電力は異なります。特に消費電力が高いのは電子レンジやドライヤーなどです。これらを同時に作動させるとブレーカーが落ちる可能性が高くなります。家電ごとの消費電力を知っておき、高いもの同士を同時に動かさないよう気をつけましょう。

 

電力会社を見直そう

ブレーカーが頻繁に落ちる場合、電力会社が見直すのもオススメです。現在電力自由化によりさまざまな電力会社が登場しており、お得なプランも多数存在しています。自分の生活スタイルに合ったプランを選ぶとよいでしょう。

 

壊れているかも？管理会社に相談しよう

上記の対応をしてもまだブレーカーが頻繁に落ちるようなら、ブレーカーそのものが故障している可能性があります。とはいえブレーカーは電気が通っており、素人に修理や交換はできません。故障しているかも？ と不安に感じたらまずは管理会社に相談しましょう。

 

ブレーカーが落ちる原因をしっかり調べましょう！

ブレーカーが落ちる原因とその理由についてご紹介しました。ブレーカーが落ちるのは消費電力が多い時がほとんどですが、漏電やブレーカーが故障している場合もあり、放っておくと火事などにつながる危険性もあります。ブレーカーが落ちた時は、なぜ落ちたのかきちんと確認し、適切に対処しましょう。

 

もしブレーカーをはじめ賃貸物件の設備について疑問があれば、エイブルまでご相談ください。物件探しはもちろん、賃貸や引越しについての疑問にもお答えします。

＜関連リンク＞

「賃貸物件のアンペア数を変えるメリット・デメリットと注意点」

「一人暮らしの手続きについて教えて！引越しや賃貸契約の手続きを解説」

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