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アパートの1階と2階、選ぶならどっち？それぞれのメリット＆デメリット

アパートの1階と2階、選ぶならどっち？それぞれのメリット＆デメリット

部屋探しの話

AGENT男性スタッフ・E
公開日:2018/08/08 最終更新日:2022/08/04

アパートの1階と2階どっちがいい？

初めましてエイブルAGENTです。アパートやマンションにお住まいの方は、今何階に住んでいらっしゃいますか？先日、お客様から「アパートの1階と2階どちらのほうが住みやすいですか？」という質問をいただきました。

今回は1階と2階それぞれの部屋のメリットデメリットとともに、下見時に注意すべき点までご説明します！

この疑問の目次

1 アパート1階のメリット
2 アパート1階のデメリット
3 アパート2階のメリット
4 アパート2階のデメリット
- 4.1 下の階を気にする必要がある
- 4.2 アパート2階は1階よりも家賃が高い場合がある
5 アパートの1階も2階も大事なのは住人の生活態度
6 住人の生活態度を見極めるコツ
7 実際にアパートの1階の2階、住んでみてどうだった？

アパート1階のメリット

他の階に比べて家賃が安い

一般的に、集合住宅やタワーマンションでは2階以降の上層階のほうが家賃が高い傾向にあります。逆に1階の賃貸物件は家賃が安いことがありますので、家賃を安く済ませたい方で、部屋の階数にこだわりのない方にはおすすめといえます。

アパート1階なら下の階に気兼ねなく生活ができる

マンションや集合住宅に住んでいると、騒音などによるトラブルは心配の種の一つであると思います。

1階であれば、階下の部屋に気兼ねなく生活できるので、心労も軽減され暮らしやすいというメリットがあります。

アパート1階なら階段やエレベーターに左右されない

1階の物件のメリットとして、エレベーターや階段を利用しなくてもよい、ということが挙げられます。

日々の買い物や引越しの荷物搬入など、上層階になればなるほど上り下りが負担になってきます。エレベーターのある物件であればよいですが、古い物件ではエレベーターのないところも珍しくありません。そういった物件を選択する場合、今後の生活のことも考えると階段を利用しなくてよいというメリットは非常に大きく感じられます。

アパート1階のデメリット

湿気が多い

1階の物件はその性質上、どうしても日陰になりやすい傾向があります。また物件外の地面が舗装されていない場合は、土壌に含まれる水分などの影響を受けやすく湿度が高くなりがちです。洗濯物を干す場合などに注意が必要になります。

アパート1階は虫が出る

家に出没する様々な虫に悩んでいらっしゃる方も多いと思います。虫は家の中で繁殖するだけでなく、外から帰ってきた人について虫が侵入しますので、地面に近い1階の物件ではそのリスクがどうしても高まってしまいます。ドアをすぐ閉めることや、害虫の侵入を防止する薬剤を使用するなどして対策の必要があります。

また、ゴキブリ対策についてまとめた記事もありますので、あわせてご覧ください。

アパート1階は防犯性が低い

皆さんは街を歩いている際、マンションやアパートの1階のベランダが自然と目に入ってくるなんてことはありませんでしょうか。

ベランダの外に配置されている構造物によっては、すぐに侵入できてしまうような配置になっているところもあります。防犯性を考えて、物件を決める前にはベランダの外の環境も下見するようにしておきましょう。

アパート1階は洗濯物が干しにくい

道路に面しているベランダだと、ひと目につくという理由でどうしても洗濯物が干しにくくなります。肌着など、他人に見られたくない方には大きなデメリットとなってしまいます。

また、車道などに近い場合は洗濯物が汚れてしまうこともあります。

先に述べた湿気が多いというデメリットなども相まって、洗濯の仕方には工夫が必要かもしれません。

アパート2階のメリット

風通しがいい

2階以上になると、風通しもよくなり快適に生活することができます。湿気を感じる時は窓を開けることで換気ができますので、非常に住みやすいといえるでしょう。

アパート2階なら1階よりも防犯面が優れている

2階以降の物件ともなると、ベランダからの侵入は比較的難しくなります。1階に比べ防犯面では優れているといえるでしょう。

アパート2階なら日当たりがいい

2階以上は太陽が遮られづらいため、日当たりもよくなります。湿気も軽減されますし、洗濯物等も非常に干しやすい環境といえるでしょう。

アパート2階のデメリット

下の階を気にする必要がある

日々の生活音は騒音トラブルの引き金となりがちです。歩く時の足音を軽減するためカーペットを敷いたり、椅子の脚にカバーを付けるなどして騒音に配慮する必要があります。

アパート2階は1階よりも家賃が高い場合がある

1階のメリットの項目でも触れましたが、集合住宅では上層階ほど人気があり、家賃が高い傾向にあります。そのため、1階と2階を比べた場合や家賃が高い場合があることを知っておきましょう。

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アパートの1階も2階も大事なのは住人の生活態度

大事なのは住人の生活態度

アパートの1階と2階のメリットデメリットをお話してきましたが、部屋を決める場合に重要となってくるのは、ほかの住民の生活態度です。たとえどんなに部屋が理想的であっても近隣トラブルで引越さざるを得なくなってしまった、などといった話は非常によく聞きます。内見の際にどんな人が住んでいるのか、それとなく確認しておきましょう。

また、失敗しないアパートの選び方についてまとめた記事もありますので、あわせてご覧ください。

住人の生活態度を見極めるコツ

通路やベランダ付近

基本的にほとんどの物件において、通路に私物を置くことは禁止されている場合が多いです。

下見の際に通路に植木鉢や傘がおかれている場合は、ルールを守っていない住民が住んでいる可能性はあるため注意が必要です。

郵便受けの状況

郵便受けの中身もチェックポイントです。郵便受けの中に納まらず外まであふれてしまっていたり、公共機関からの郵便物が含まれている場合は注意が必要です。

どのような住人が住んでいるのか不動産会社に確認してみたほうが良いでしょう。

ゴミ出しの状況

ゴミ出しはよく近隣トラブルに発展する要素です。ごみ捨てのルールを守らないような人が野放しになっている場合や、ごみ捨て場に置かれた袋の口が閉まっていないなど、ずぼらな人が住んでいないかを確認しておきましょう。

駐車場、駐輪場の状況

駐車場、駐輪場のルール違反もトラブルのもととなります。あまりに乱雑に停められていたり、明らかに違法改造とわかる車両が止められているような場合、後のトラブルを考え、契約は慎重になったほうが良いでしょう。

深夜でも明かりがついている部屋がある

下見や内見では難しいですが、夜間に物件の近くを通りかかった場合に部屋の明かりを確認してみても良いでしょう。深夜にもかかわらず部屋の明かりが多くついているようであれば、生活リズムの差異から騒音トラブルのもととなりかねません。

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実際にアパートの1階の2階、住んでみてどうだった？

アパートの2階に住んでいるTさんの話（入居9ヵ月）

「1階と比べ、2階は家賃が2000円増でしたが虫が嫌いなので2階にしました。2階に住んで思ったのは、2階でも普通に虫は出るということ。1階だったらもっと出るのかもしれませんが、夏はとくに色々な対策をしています。騒音に関してはトラブルまでには発展していませんが、夜中1階から友人と思われる人との話し声、洗濯機を回す音などは気になります。ですが毎日でもないので、持ちつ持たれつだと思ってやり過ごしています」

2階は1階と比較すると虫は少ないですが、全く出ないというわけではありません。やはり夏場などは対策が必要となってくるでしょう。騒音はトラブルに発展してはいないとのことですが、我慢できないレベルまでに達してきた場合は、直接文句を言いに行くのではなく、不動産会社を通して苦情を入れるようにしたほうが安全です。

アパートの1階に住んでいるKさんの話（入居2年10ヵ月）

「アパートの1階に住んでいますが、騒音トラブルが発生したことはありません。建物の造りが上の階の人と生活音が被らないようになっているからかもしません。湿気も木造なのであまり気にならず、エアコンの「ドライ」機能を使うだけで間に合っています」

とても良い環境にお住まいですね。上階の住人の方とも折り合い良く生活されているようです。1階の湿気が多いという問題も、通気性の良い木造建築が軽減してくれているようです。今後ともトラブルがないように生活できるといいですね。

アパートの１階・２階にはそれぞれ良い点がある！

アパートの1階2階のメリットデメリットについて説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。アパートの1階と2階で迷ったら、皆さんの物件に求める要素の優先度と、それぞれのメリットデメリットを比べてみるといいでしょう。女性は防犯面から考えて2階以上がおすすめですが、地域の治安が良い場合はその限りではありません。

私たちエイブルでは1階の物件も2階の物件も多数ご紹介しております！メリットデメリット共に詳しく説明させていただきますのでお気軽にご相談ください。