二重家賃を払いたくありません。お得に引越しする方法を教えて!|教えてAGENT

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二重家賃を払いたくありません。お得に引越しする方法を教えて!

           

二重家賃を払いたくありません。お得に引越しする方法を教えて!

新居への引越し代や敷金礼金など、新生活をはじめるには何かと出費がかさむものです。特に賃貸住宅から別の賃貸に引っ越す場合には、「二重家賃」というやっかいな費用に悩まされることになります。

旧居の解約日と新居の契約日が重なってしまった時に発生する二重家賃ですが、いったいどうすれば避けることができるのでしょうか? 今回は二重家賃の対処法をご紹介します。お得に引越しをしたい方は、ぜひご一読ください。

入居可能日は物件ごとに違う

二重家賃というのは、旧居の契約が終了する前に新居の家賃が発生した場合に起こる現象です。つまり二重家賃を避けるためには、なにより旧居の退去日と新居への入居日のズレをなくすことが肝心となります。

そもそも旧居の退去日と新居への入居日のズレがどうして起きるかというと、賃貸契約には「解約予告期間」というものが設けられているからです。この解約予告期間はほとんどの物件で「退去日の1ヵ月前」と決められています。

例えば新居の契約を3月15日に結び、同日中に旧居の大家さんに「解約したいです」と伝えたとしましょう。この場合は旧居の解約が切れるのは1ヵ月後の4月15日となり、家賃も当然4月15日まで発生することになります。さらに新居の家賃も3月15日から発生するため、最終的に旧居と新居の二重家賃となるわけです。

そのような状況を避けるために、まずは新居の入居可能日を確定させましょう。新居の入居日が3月15日の場合、二重家賃が発生しないよう、旧居の解約申し出はその1ヵ月前の2月15日に済ませましょう。

即日入居できる物件やリフォーム後に入居できる物件など、入居可能日は物件ごとに異なります。それぞれどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか? 順番に見ていきましょう。

即日入居可物件

即日入居可能物件とは、現在空き室になっている物件のことです。この場合は物件を下見した後に即日契約することができますが、それだけに二重家賃が発生する可能性が高いと言えます。家賃は入居開始日から発生するものなので、すぐに旧居の大家さんに解約予告したとしても1ヵ月は二重で家賃を払わなくてはなりません。

即日入居可能物件で二重家賃を避けるためには、できるだけ新居の入居開始日を旧居の解約日に近づける必要があります。新居の大家さんに、可能な限り入居開始日を延ばしてもらえるよう頼んでみましょう。

リフォーム後に入居可の物件

リフォーム後に入居可能な物件は、契約日もリフォームが完了してからになります。この場合は、できるだけリフォーム完了予定日が1ヵ月先の物件を選ぶといいでしょう。旧居の解約予告をリフォーム完了予定日のちょうど1ヵ月前に済ませれば、二重家賃が発生するのは引越しの日のみに抑えられます。

現在入居中の物件

現在入居中の物件に引っ越す場合、契約日は住居者が撤去した後すぐ、もしくはクリーニングなどの作業が完了した後になります。こちらの場合もできるだけ入居日が1ヵ月先の物件を選ぶようにしましょう。ちょうど1ヵ月先というケースは稀ですが、契約日まで日数がかかるほど二重で家賃が発生する日は少なくなります。

現在の物件の解約について

新居への入居日が決まったら、今住んでいる物件の大家さんに解約予告をすることになります。二重家賃になる期間をできるだけ少なく済ませるために、次の「解約予告期間」について学んでおきましょう。

解約予告期間について

今住んでいる賃貸物件を退去するには大家さんに解約予告をしなければなりませんが、「新しい家への入居が決まったので明日退去します」というような突然の解約ではあまりに不誠実です。そういった解約がまかり通らないように、解約予告には一定の申し出期間が定められています。この申し出期間のことを「解約予告期間」といいます。

契約書を確認する

ほとんどの賃貸契約では解約予告を1ヵ月前までに済ませることになっていますが、ごく稀に2ヵ月前や3ヵ月前に設定している物件もあります。解約予告期間は「賃貸借契約書」に記載があるので、新居を決める前に必ず確認するようにしましょう。解約予告には電話だけでなく書面での通知が必要になることもあるため、その点についても注意が必要です。

どうしても解約が間に合わない時は?

解約予告期間のことをすっかり忘れていた場合や、急な転勤などで新居を決める必要がある場合、旧居への解約予告がどうしても間に合わないこともあります。そんな時はどのようにすれば二重家賃を避けられるのでしょうか?

フリーレントの物件を選ぶ

はじめの数ヵ月間の家賃が無料になるフリーレント物件なら、旧居への解約予告が遅れても二重家賃を抑えることができます。2000年頃から登場し始めたフリーレント物件ですが、現在ではかなりの物件数があります。

ゼロゼロ物件を選ぶ

敷金・礼金ゼロの物件を選ぶことで、浮いた初期費用を二重家賃に充てるという手もおすすめです。敷金と礼金は金額に幅はあるものの、両方の費用がゼロなら二重で家賃を払わなければならないとしても余裕をもって対応できます。

完成前の新築物件を選ぶ

新築物件なら入居可能日が1ヵ月以上先に設定されているものが多いので、旧居への解約予告が遅れた時にも比較的対応しやすいと言えます。ただし新居の賃貸物件はあまり多くないので、不動産情報をこまめにチェックすることが必要です。

 入居可能日が1ヵ月以上先の物件を選ぶ

前の住人の解約予告とタイミングが合えば、新築でなくても入居可能日が1ヵ月以上先に設定されている物件を見つけることができます。こういった物件なら即日でも安心して申し込めますし、旧居への解約予告も間に合うことが多いです。

まとめ

二重家賃は旧居の解約日と新居の契約日を調整することで避けることができます。ただし旧居の解約には「解約予告期間」が設けられているため、新居の契約日の1ヵ月前には大家さんに解約の意思を伝えておかなければなりません。

つまり二重家賃を避けるためには引越し予定日の1ヵ月前に新居を決めておくのが理想的ですが、現実的には二重家賃をゼロにすることは難しいと言えるでしょう。とはいえ工夫次第で二重家賃の負担を少なくすることはできますので、ぜひケースに合わせて本記事を参考にしてみてください。何か分からないことがあればエイブルにお気軽にご相談ください。

<関連リンク>
自分の家賃に合った収入の割合を教えてください。目安などを説明
ゼロゼロ物件はお得なの?メリット・デメリットと物件探しの注意点を教えて!


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