日割り家賃の計算方法は?費用を抑える方法・端数の計算・支払い時期等をご紹介|教えてAGENT

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日割り家賃の計算方法は?費用を抑える方法・端数の計算・支払い時期等をご紹介

           

エイブルのお客様には、お部屋探しの際に初期費用をどうすれば抑えることができるのかと、悩んでいる方も少なくありません。さらに日割り家賃というものがあり、その負担も大きいとお考えになる方もいます。そこで今回は日割り家賃についてのご説明とその計算方法、そして日割り家賃を抑えるためのお得な情報をご紹介します。

日割り家賃とは?

日割り家賃とは、賃貸物件への入居開始日からその月の最終日までに相当する家賃のことです。

計算の仕方についてですが、たとえば1ヶ月30日として、その月の10日から入居するとします。その場合、10日から30日までの21日間分の家賃が、日割り家賃ということになります。これは、その月の1日から9日までは契約した賃貸物件には住んでいないわけですから、家賃が発生しないためです。

退去時についても日割り家賃が発生する場合があります。これは賃貸契約書の退去に関する項目に記載されるはずですが、場合によっては半月割り、あるいは月割りとしているケースがあります。半月割りは月を15日に分けて計算する方法で、月割りはいつ退去しても丸1ヶ月分の家賃を支払う方法となります。

いずれかの明記がなければ、日割り家賃として計算し、残った日数分は返却されます。

日割り家賃と前家賃の違いは?

日割り家賃と混同しやすいものに、前家賃というものがあります。これは賃貸物件の賃貸契約を結び、入居が決まった時に支払う翌月分の家賃です。そもそも家賃は、翌月分を前倒しで支払うものなので、契約を締結した月には翌月分の家賃を支払う義務が生じます。

通常は家賃を月末近くの定められた日に支払うか、あるいは銀行口座から引き落としをされます。けれども契約を締結した月に関しては、支払うべき諸費用と一緒に前家賃を支払うケースが多いものです。

よって、日割り家賃は契約した月の残りの日数と家賃で計算した分で、前家賃は翌月の分ということになります。

日割り家賃の計算方法は?

それでは具体的に日割り家賃の計算方法を説明します。

たとえば3月9日に契約をして3月14日から入居をするという場合、3月14日から3月31日までが日割り家賃となります。

そこで計算は下記のように行います。ここでは1ヶ月を30日と明記しているとします。

1ヶ月分の家賃÷30×18(14日から31日までの日数)

ここでもう少し詳しく、月が変わると同じ日に入居しても日割り家賃が変わる例をご紹介します。家賃は90,000円、入居日は14日とします。そして入居月が2月と3月の場合で計算してみます。

2月・・・90,000÷30×15(14日から28日まで)=45,000(円)

3月・・・90,000÷30×18(14日から31日まで)=52,000(円)

月が変われば同じ日に入居しても、これだけの違いが生じることがお分かりいただけると思います。

日割り家賃はいつ支払うもの?

日割り家賃の支払いは、賃貸契約後の契約金(初期費用)を支払う時に一緒に支払います。

タイミングとしては申し込みを行い、入居審査が通り不動産会社で重要事項説明を聞いた後に支払うという流れになります。場合によっては、契約書にサインと判を押す前に初期費用とともに振り込むというケースもあります。ちなみに前家賃もこの時点で支払うケースが多いようです。

日割り家賃を抑える方法は?

日割り家賃は契約時の初期費用と一緒に支払うことが分かりました。そうなると初期費用を少しでも抑えるために、この日割り家賃をいかに抑えるかがポイントになってきます。実はその方法はいくつかありますので、ご紹介します。

日割り家賃を計算して入居時を調整する

日割り家賃は入居してから月末までの計算となります。つまり月末までの日数が多いほどに高く、逆に少ないほどに安くなるというわけです。そこで簡単に日割り家賃を安くするためには、月末近くを入居日とするように契約をする方法があります。

入居日は正式には契約開始日であり、家賃の発生日となります。そしてその日付は契約書に記載されます。通常は契約日から契約開始日まではそれほど日数を置かないものです。それでも場合によっては、たとえば月初の契約日に対して契約開始日(つまり入居日)を月末にしてくれるケースもあります。

フリーレントを使う

賃貸物件の中には、家賃が1ヶ月あるいは2ヶ月分が無料になるものがあります。いわゆるフリーレントと呼ばれる物件ですが、この場合には少なくとも日割り家賃は発生しません。家賃2ヶ月分が無料となれば、前家賃も不要です。ただしこの場合には、月初めに入居しないともったいないので注意が必要です。たとえば3月の29日入居の契約であれば、その月は30日と31日の2日間しか無料になりません。またフリーレント物件は一定期間内での解約には違約金が発生するものがあるので注意しましょう。

大家さんに相談する

良い条件の賃貸物件があれば、すぐにでも申し込みをしないと他の人に取られてしまいます。そう考えると契約日は自分ではなかなかコントロールできないことが分かります。そして契約が決まれば、少しでも早く家賃が欲しいと思うのが大家さんの心情です。そして月初めに契約をした場合には、家賃発生日も早いために月末までの日割り家賃も増えてしまいます。

けれども繁忙期を過ぎると、なかなか賃借人がつかない物件というものも出てきます。そのような場合には、早めに契約を済ませても大家さんに相談すれば、契約開始日を月末近くにしてくれることがあります。もちろんそれまでは引越しはできませんが、日割り家賃も月末までの日数が少なくなるので抑えることができます。

日割り家賃はきちんと計算をしておきましょう!

日割り家賃は契約後の初期費用として支払うので、いかに抑えるかによって引越し費用の負担も軽減できます。エイブルではこのような日割り家賃等諸費用を考慮してお部屋をご提案いたします。

<関連リンク>
フリーレント物件とはなんですか?概要や注意点などを説明
一人暮らしを始めるのにかかる初期費用はいくらですか?大学生・社会人・家賃別に解説
大学生の一人暮らしにかかる費用を教えてください。家賃の目安や生活費を紹介


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