払わなきゃだめ？賃貸契約の更新料は必須？払わないとどうなるのかをご説明

           

こんにちは、エイブルAGENTです。先日、お客様から「今住んでいる賃貸物件で更新料を支払う時期が近づいているのですが、そもそも更新料って必須なんですか？」といったご質問を頂きました。

 

確かに賃貸物件の契約によっては更新料自体を支払う必要が無いケースもあり、その点で「ひょっとしたら自分も支払わなくていいのでは？」という疑問が浮かんでくるのは自然なことでしょう。また、更新料を支払わなくてはならないケースとそうでないケースで一体どういった違いがあるのか、疑問に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、そんな気になる賃貸の契約更新料についてご説明します！

 

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賃貸物件の契約更新料って何の為にあるの？

賃貸物件は契約更新を2年と設定している事が多いです。実はこの契約更新料、請求している地域に偏りがあり、更新料の存在しない賃貸物件もあるのをご存知でしょうか？　つまるところ、契約更新料とは「賃貸の契約に必須！」という訳ではありません。

 

しかし、地域によっては更新料を徴収していないケースもあるものの、賃貸物件によっては契約内容により更新料を支払わなければならないため、注意が必要です。一体どうして契約更新料が必要とされているのかという点には諸説ありますが、長年の慣習により根付いた風習とも言われています。

 

賃貸物件の契約更新料を払わないと契約解除の可能性も！

「契約更新料を支払っていない人がいるなら、更新料の支払いを拒否したい！」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし賃貸物件を借りる際に結んだ契約内容によっては、契約更新料をしっかり支払わなければなりません。

 

また、更新料を支払わない事で起こるデメリットも当然存在します。大家さん側から賃貸契約を解約するためには、「正当な理由」がなければなりません。「更新料？」という借主側と揉め事があったとしても、自動的に法定更新が行われるため、一方的に解約することが出来ないのです。法定更新とは借地借家法に基づき自動的に契約期間が更新される事を指し、「更新料を支払いたくない」等、大家さんと意見が合致しない際でも移行するフェーズの事をいいます。

 

一方で契約書にて、「法定更新の際であれ、更新料を支払うこと」のようにしっかりと契約更新料について触れられていた場合、これらを支払わなければ大家さんが賃貸契約を解約するにあたる「正当な理由」が生まれます。そのため、法定更新に関係なく契約解除につながってしまうのです。

 

つまり契約更新料を支払う必要があるかどうかは「契約書にしっかりと記載されているかどうか」が分かれ目と言えるでしょう。これを確認せずに契約更新料を支払わないようであれば、上記のように契約解除をされ賃貸物件を追い出されてしまうということも十分想定されますので、ご注意ください。

 

賃貸契約の更新料でよくある疑問

賃貸契約の更新料についてよく知らないという方へ向けて、賃貸契約でありがちなよくある疑問にお答えします。

 

更新料って大体いくらくらいなの？

契約更新料は大体のケースで家賃の1ヶ月～2ヶ月分が相場とされています。平成23年に行われた最高裁判例では、1年更新のペースで2ヶ月分の契約更新料が適正だと判断されているものの、実際には地域によって平均額が大きく異なるのも事実です。

 

賃貸物件の契約を結ぶ際に、しっかりと更新料がいくらなのか大家さんへ質問をしておきましょう。

 

賃貸契約の更新料は全部の物件にあるの？

実は賃貸契約に掛かる更新料は物件によってさまざまです。更新料の支払い自体がないという地域もある一方で、殆どの賃貸物件で更新料を徴収している地域も存在します。同じ地域であっても、管理している大家さんや業者によって賃貸契約の更新料を必要としないケースもあるため、契約時にしっかりチェックしておきましょう。

 

賃貸契約の更新料はどうやって確認すれば良い？

賃貸契約の更新料について、必ず契約書へ明記する必要があります。確認すべき事項は「契約期間・更新における定め」に書いており、賃貸契約を結ぶ際に書類を通じて説明があるため、注意深くチェックしておきましょう。

 

更新時に更新料以外でかかる費用

賃貸契約の更新料はさまざまなケースが想定され、一概に「更新料は○○」と断言することは出来ません。しかし他にも更新時に費用が必要なケースも存在するため、契約更新時に更新料以外で掛かる費用についてご紹介します。

 

更新料以外の費用：手数料

更新時に必要な更新料には、更新事務手数料が含まれているケースも存在します。

 

契約更新には様々な手続きが必要で、更新をするかどうかの意思決定から、書類の作成、保証人や連絡先のチェックなどまでさまざまな手続きが存在するのです。

 

そんな煩雑な事務手続きを実際に行う不動産会社へ、更新時の手数料として支払う料金の事を更新事務手数料と言います。これらを借主側が負担するケースもあるため十分ご留意ください。

 

更新料以外の費用：火災保険

賃貸物件には火災保険が必要不可欠といってもいいでしょう。万が一の際に家財を補償してくれる他、自身の過失で火事を起こしてしまった際にも役立ちます。この火災保険も例に漏れず定期的に契約料を支払わなければならないため、忘れないようにしましょう。

 

更新料以外の費用：保証会社の費用

契約した賃貸物件によっては、大家さんが家賃保証会社などを利用しているケースも想定されます。こういったケースでは保証会社の費用を契約更新時にしっかり支払わなければなりません。実際に掛かる費用は保証会社によってさまざまなため、契約書をしっかりとチェックしておくことをオススメします。

 

もめない為に賃貸契約時に更新料は確認しておこう！

賃貸物件の契約更新料を支払わなくても良い地域もある一方で、契約更新時にさまざまな出費がかさばってしまう賃貸契約があるのも事実です。実際に契約を結んでから「言った・言っていない」のトラブルに発展してしまうのは出来る限り避けたいものですよね。そのため、賃貸契約を結ぶ際には更新料などを支払う必要があるのかどうかしっかりと確認しておきましょう。

 

しかし、出来るなら契約更新料自体を支払いたくないという方も多いでしょう。エイブルではそういった方へ向けて、契約更新料の無い賃貸物件探しのサポートをしております。料金を出来る限り安く抑えて長く住みたい！　という方はお気軽にご相談ください。

 

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