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賃貸契約のキャンセルはいつまでなら可能ですか?契約料の返金やキャンセル期限を解説

           

大変だった物件探しを終え、契約手続きに向けて敷金・礼金・前家賃・仲介手数料などの契約時に必要な費用を支払い、あとは入居日を待つばかり。そんな中、急な転勤や家庭の事情等のやむを得ない事情で引越せなくなった場合、キャンセルができるものなのか。またキャンセルできる場合、費用がどの程度戻ってくるのかが気になるところではないでしょうか。順を追って説明していきます。

賃貸契約のキャンセルについて

賃貸契約のキャンセルは可能?

賃貸契約のキャンセルが可能かどうかは、契約がどの程度進んでいるのかがポイントです。契約締結日を迎えているか迎えていないかによって変わります。契約日をまだ迎えていない場合は、キャンセルをする事が可能です。

契約締結日時以降のキャンセルは「解約」となる事に注意

賃貸契約締結日以降にキャンセルする場合、たとえ入居前でもキャンセルではなく「解約」とみなされます。契約時に支払った費用のすべてが返還されることはまずないと言っていいでしょう。念のため「契約締結日」を確認してみることをおすすめしますが、エイブルの場合は契約締結日は契約始期日の2~3日前位にしている事が多いです。契約締結日以降は契約始期日を迎えていない状態でも、契約は開始していることになります。

賃貸契約の基本的な流れって?

入居申込書の記入

住みたい物件が決まったら、入居申込書の記入を行います。申込書には自分の個人情報だけではなく、連帯保証人の個人情報の記入も必要になりますので、事前に確認をしておくとスムーズです。この入居申込書は入居意思の確認をするものにすぎないため、記入後でも入居申込をキャンセルすることができます。ただし少なからず迷惑をかけてしまうことになるので、簡単に判断しないよう注意してください。

入居審査をうける

入居審査とは、「入居申込書」をもとに、入居希望者を入居させるかどうかを大家さんが判断するものです。安定した支払い能力があるか、等が判断されますが、早ければ3日以内、長くても1週間以内で結果が通知されます。しかし収入や保証人等の様々な条件を審査した結果、通らない場合もありますので、審査前に大丈夫そうか不動産会社に確認しておきましょう。

重要事項説明を受け、契約書を記入をする

宅地建物取引士より重要事項と賃貸借契約に関する説明が契約締結前にあります。このときに、契約締結日がいつになるかをしっかり確認し、疑問点がある場合はこの時点でよく確認しておきましょう。内容を理解した上で署名捺印を行ってください。

契約金を支払い

敷金、礼金、仲介手数料、前家賃、火災保険料などの諸費用から申込金を差し引いた金額を契約当人の署名捺印を行い、支払います。不動産会社によっては契約金の支払方法は持参ではなく、指定された期日までに指定口座に振り込みという場合もあります。支払い後の領収書は必ず受け取り、紛失しないように保管しましょう。

現在の部屋の大家さんに退去告知をする

新しい入居先が決まった後は、旧居への解約予告通知を行ってください。契約書には一般的に退去予告は解約希望日の1ヶ月前までにすることと記載されていることが多いですが、まれに退去予告は2ヶ月前や3ヶ月前までなどの場合もあるので注意しましょう。二重家賃にならないよう、部屋探しを始める時点で旧居の契約書をよく読み、退去予告の時期と方法をよく確認してください。

「正式契約完了」

重要事項説明をして、契約書に署名捺印をして、契約書に記入がある契約締結日を迎えて正式契約となります。

賃貸契約を交わす際の注意点

賃貸契約書をきちんと読む

重要事項説明時に直接説明を受けることになりますが、契約書と説明がしっかり一致しているか賃貸契約書をよく読みこみましょう。細かい記載も多く、説明も受けたし大丈夫だろうと思ってしまう方も多いかもしれませんが、入居後のトラブルを避けるためにもきちんと確認しておいてください。今回の契約のキャンセルができる期限については、契約書に記載がある契約締結日がそれに該当します。

解約時の「退去告知」について確認

賃貸契約の場合は、いつか退去することを想定して退去予告書を予め渡しておく不動産会社もあります。退去する場合はいつまでに通知が必要なのか、把握しておきましょう。

契約料(初期費用)の内訳とは

礼金とは

大家さんに対して契約締結の謝礼的に支払う費用のことです。一般的に家賃の0ヶ月~2か月分を収めることが多く、解約時や契約終了時も返還されません。

仲介手数料とは

大家さんと借主の間に不動産会社が賃貸借契約の仲立ちを行うことによって発生する手数料のことです。

契約が成立した場合に仲介手数料が発生し、一般的に家賃の0~1ヶ月分の金額を支払うことになっています。

前家賃とは

入居後の家賃は翌月分を前月中に支払うことが大半です。そのため入居前にこれから住み始める最初の1ヶ月分を前家賃として契約費用と一緒に支払います。

例えば、6月の初めに契約をして6月10日に入居をする場合は、「6月の残り15日分+7月分」の家賃を契約時に払うことになります。

契約した月中に入居する場合は、入居日から月末までの日割りした家賃と翌月分が必要となります。

火災保険料とは

保険料とは、これから入居する物件で火災や盗難など万が一の場合に、財産の補償を受けたり、損害賠償義務を負った場合の損害賠償金の支払いを受けるための費用です。火災保険として支払いを義務化しているところがほとんどで、保険料は各不動産会社によって異なります。

未入居で解約した場合契約料は返金される?

未入居で解約の場合は、契約金の全額返金は難しいですが、敷金は返還されるかもしれません。なぜなら敷金は部屋を汚してしまったときや家賃が支払えない時の補填に当てられるお金のことなので、入居前であれば返還相談をしてみるとよいかもしれません。また支払った保険料に関しては、保険契約の約款に従うことになりますが、保険料の多くは手数料を除き、返還される可能性があります。入居前にキャンセルの可能性がある場合は、重要事項説明の際に確認しておきましょう。

まとめ

契約締結以降にキャンセルした場合は、敷金や保険料以外の費用の返還は難しそうです。エイブルでは、物件探しに関する幅広い疑問にお答えし、お手伝いをさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

<関連リンク>
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賃貸契約時の火災保険とは何ですか?概要や解約方法を解説
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