賃貸でも電力会社を選べますか?電力自由化と賃貸について教えて!|教えてAGENT

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賃貸でも電力会社を選べますか?電力自由化と賃貸について教えて!

           

賃貸でも電力会社を選べますか?電力自由化と賃貸について教えて!

「電力自由化って何だろう?自分の家は賃貸だから関係ない?」このように考えていませんか?確かに賃貸物件の場合、家は借りているものなので電力会社の変更はできないと思ってしまいがちです。しかしそれは誤解です。賃貸物件に住んでいる人でも、電力会社の変更はできるのです。この記事では、電力自由化について分かりやすく解説しています。マンションやアパートに住んでいる人も、ぜひ参考にしてみてください。

電力自由化について

電力自由化とは?

以前まで日本では地域ごとにおかれた民営の電力会社が、独占的に電力供給を行っていました。しかし電力市場に競争原理を導入し、電気料金の引き下げをすすめるため法律が改正されました。これにより、誰でもどの事業者からでも電力を購入できるようになったのです。これを電力自由化といいます。

電力自由化にともない、ガスや石油などのエネルギー関連会社だけでなく、幅広い企業も新規参入しました。それぞれ独自の特典やセット割引などを用意しているため、まさに自分の好みに合った業者を自由に選べるようになったのです。

いつから始まった?

これまで電力自由化は、段階的に行われてきました。まず、1995年に電力を供給する発電事業者の新規参入が可能になりました。2000年には一部の電力需要の高い人にのみ電力購入の自由が認められるようになりましたが、普及率は伸び悩んでいました。東日本大震災で福島第一原子力発電所の事故が起こったことも影響し、2016年4月1日に一般家庭にも解禁されました。2016年の電力完全自由化により、一気に知名度も普及率も上がったのです。

マンションやアパートに電力自由化は関係あるのか

マンションやアパートでも基本的に選択可

マンションやアパートに住んでいる人は自由化の恩恵を受けられないと思いがちです。しかし、賃貸物件だから電力会社が選べないというわけではありません。

集合住宅に住んでいる人でも、基本的には電力会社を自由に選ぶことができるのです。電力契約を切り替える際には、スマートメーターという電力メーターを設置する必要があります。たとえ賃貸物件であっても電気メーターは電力会社の所有物なので、切り替え工事をすることが可能です。

高圧一括受電契約の場合は選択不可

気を付けなければいけないのは、住んでいるマンションが高圧一括受電契約をしている場合です。この場合、住人が個別に電力会社を選ぶことができません。これから引越しを考えている人は注意しましょう。また、現在高圧一括受電契約を結んでいないマンションでも、将来的に切り替えの同意を求められる可能性があります。賛成するか反対するか悩んでしまうので、あらかじめメリットやデメリットをきちんと知っておくと良いでしょう。

高圧一括受電契約について

高圧一括受電契約とは?

高圧一括受電契約とは、マンションの建物一棟全体で電力会社と契約することを指します。電力会社から価格の安い高圧の電気を購入し、マンション内で低圧に変換して各部屋に電気を届けます。これはマンション単位での契約なので、個人で自由に電力会社を変えることはできません。

メリットとデメリット

高圧一括受電契約にはメリットもデメリットもあります。まず、高圧の電力を安く購入できるため、月々の電気料金やマンションの管理費用が安くなります。電力会社との契約や手続きを個人でする必要がないので楽だというメリットもあります。

一方で、戸別で自由に電力会社を選ぶことができないため、特典やセット割引が受けられないというデメリットもあります。基本的に10年契約なので、中途解約も難しいです。また、定期的に点検が必要なため、マンション全体が停電させられてしまうという問題もあります。

電気代や管理費の安さと自由化による恩恵のどちらが大きいかは人によって変わります。そのため、これからマンションを購入する人は電力の契約がどうなっているのか確認しておくと良いでしょう。

電力自由化とどちらがお得?

結局、高圧一括受電契約と電力会社を自由に選べるのとでは、どちらがお得になるのでしょうか。結論から言うと、地域や人によって求めるものが違うので、一概に断言できません。

電力会社の変更の手順

①新しく契約する電力会社に申し込む

電力会社ごとに契約内容や割引・特典などは異なるため慎重に比較し、自分に合っている会社を選びましょう。変更手続きを行う場合、申し込みは新しい電力会社にのみ行います。現在契約している電力会社へは、切り替え先の電力会社が連絡をするので特に解約手続きなどをする必要はありません。

②スマートメーターを設置する

現在住んでいる家にスマートメーターが設置されている場合、工事は必要なく、そのまま切り替えの手続きが完了します。設置されていない場合、工事が必要になりますが契約者が負担する費用はありませんし、立ち合いも不要です。スマートメーターは2020年までに全世帯へ導入される予定なので、新築の家にはあらかじめ設置されている可能性が高いです。

まとめ

賃貸物件における電力自由化について解説してきましたがいかがだったでしょうか?

電力自由化はCMやインターネットなどで盛んに宣伝されており、各企業力を入れてさまざまなオプションを用意しています。賃貸物件に住んでいる人でも、高圧一括受電契約でなければ変更可能なので、ぜひ自分に合った電力会社を探してみましょう。現代人の生活には必要不可欠な電力。どうせ電気代を支払うなら、少しでも得をしたいと誰もが考えるのではないでしょうか。他にも賃貸物件について何か疑問がありましたら、お気軽にエイブルまでお問合せください。

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