仲介手数料の計算方法、知っていますか?具体例で解説します|教えてAGENT

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仲介手数料の計算方法、知っていますか?具体例で解説します

           

お金の計算をしている様子

こんにちは、エイブルAGENTです。先日お客様から「仲介手数料が高いところと安いところがあるんですが、金額はどうやって計算しているんですか?」というご質問をいただきました。

 

引越し先の賃貸を決める際、幾度となく聞くこととなる仲介手数料。確かに一般的にはその計算ルールが周知されているとはいいがたい状況ですね。そこで今回は、仲介手数料とは何なのか、どうやって計算されているのか、その根拠は何なのかについてご紹介します!

 

仲介手数料だけでなく、賃貸契約の初期費用について詳しく知りたい方はこちら

「賃貸契約の初期費用の内訳は?計算方法や抑えるポイントを確認しよう」

 

不動産会社を決める際のポイントを知りたい方はこちら

「おすすめの不動産会社の探し方は? 賃貸物件を探すときの不動産会社の選び方」

 

仲介手数料はどうやって計算される?

お金や仲介手数料のイメージ

賃貸の仲介手数料とは、「賃貸を契約した契約者が、不動産契約を成立したお礼として不動産会社へ支払うお金」のことです。ここでは、その仲介手数料の計算について解説していきます。

 

契約する賃貸物件の月額家賃が仲介手数料の計算基準になる

賃貸の仲介手数料の計算基準は、契約した家賃を基に計算されます。家賃が5万円であれば5万円を基本として、10万円であれば10万円を基本とするということです。

 

仲介手数料は家賃の半分~1か月分程度が相場ですが、額については不動産会社ごとに異なります。

 

仲介手数料は、法律上では最大でも家賃一ヶ月分+消費税=家賃の1.1か月分

仲介手数料は「原則」と「法律」で決まっています。法律では、建設省告示第1552号の第五項があり、家賃の1.1倍以内(税込み)であれば可とされています。

(参考:建設省告示 宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額

http://www.mlit.go.jp/common/001213871.pdf

 

そのため、前項と同様に家賃が5万円の場合、最大5.5万円まで仲介手数料を請求することが可能となります。

 

仲介手数料半額50%の場合は0.55か月分で済む

また、法律とは別のルールとして「原則」というものがあります。そのルールでは、賃貸の仲介手数料は月額家賃の半分までとなっています。家賃が5万円であった場合に発生する仲介手数料は、その半分+消費税の2.75万円ということとなります。

 

新築やタワーマンション、ファミリー向けなどの家賃が高い賃貸物件は消費税分だけでも負担が大きいので注意

賃貸の仲介手数料は家賃を基準として計算するため、新築やタワーマンションなどの家賃が高い物件であれば消費税分だけでも非常に高額になってしまいます。仲介手数料の半分であっても1月分であっても、かなり重くのしかかってくるので注意が必要とともに、しっかり考慮に入れておきましょう。

仲介手数料の条件や家賃別で、具体的に仲介手数料を計算してみよう

ここでは具体的な例を出しながら、仲介手数料について計算してみます。

 

仲介手数料が一ヶ月分で、家賃8万円の場合

まずは「家賃:8万円 仲介手数料:家賃の1か月分」の例で計算してみましょう。

 

仲介手数料は家賃の1か月分ですので8万円。そこに消費税(10% 2019/10月現在)が加算されます。80,000(仲介手数料)×0.10(消費税)=8,000となり、ここでの消費税は8,000円です。

 

そのため、「家賃:8万円 仲介手数料:家賃の1か月分」の場合、仲介手数料の合計は88,000円となります。

 

仲介手数料が半額50%で、家賃8万円の場合

次に「家賃:8万円 仲介手数料:家賃の半月分(50%)」の例で計算してみましょう。

仲介手数料は家賃の半月分ですので4万円。そこに消費税(10% 2019/10月現在)が加算されます。40,000(仲介手数料)×0.10(消費税)=4,000となりここでの消費税は4,000円です。

 

そのため、「家賃:8万円 仲介手数料:家賃の1か月分」の場合、仲介手数料の合計は44,000円となります。同じ家賃8万円であっても、仲介手数料の割合によっては費用が大きく変わることがわかりますね。

 

仲介手数料無料の場合は、もちろん0円。だが、礼金や保証金などが無いか注意すること

不動産会社によっては、仲介手数料が無料! と宣伝しているところも存在します。仲介手数料が無料であれば、住み始めの初期費用を大きく抑えることが可能です。

 

しかし仲介手数料が無料のかわりに、礼金や保証金などの額が高い場合や、家賃がやや高額に設定されている場合などがあります。仲介手数料だけ見て不動産会社や物件を決めるのではなく、様々な条件を総合して決めるようにしましょう。

仲介手数料のルールや計算式を知っておいて、正しく初期費用を見積もっておこう

疑問にお答えしますというイメージ

仲介手数料だけに限らず、一般的に計算式やそのルールが知られていないものが多数存在します。こういったルールを知っておかないと、引越しの際に想定していた以上の初期費用が掛かってしまった…ということにもなりかねません。正しいルール・計算式を理解して計画的な物件探し・引越しをしていきましょう!

 

エイブルでは仲介手数料や初期費用を抑えたい、というリクエストにも出来る限り対応しながら物件の紹介を行っています。不動産会社をどこにしたらいいかわからない…と悩んでいる方は、ぜひエイブルへご相談ください!

 

<関連リンク>

賃貸契約の初期費用の内訳は?計算方法や抑えるポイントを確認しよう

おすすめの不動産会社の探し方は? 賃貸物件を探すときの不動産会社の選び方


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