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賃貸申し込みのキャンセルは可能？いつまでなら可能か、注意すべき点などを徹底解説

賃貸申し込みのキャンセルは可能？いつまでなら可能か、注意すべき点などを徹底解説

契約の話

AGENT男性スタッフ・S
公開日:2018/11/27 最終更新日:2020/08/11

疑問に思っている様子

こんにちは、エイブルAGENTです。先日お客様に「賃貸物件を申し込んだのですが、キャンセルしたい場合はどうすればいいですか？」とLINEで質問をうけました。

内見などを済ませていざ賃貸を申し込んだとしても、心変わりをしてキャンセルをしたいと思ってしまった場合どうすればいいのでしょうか？実はキャンセル可能なタイミングというものがあり、タイミングを逃すとキャンセルが出来なくなります。そこで今回は賃貸物件のキャンセルの仕方について解説していきましょう。

途中解約の違約金についてはこちら

「途中解約の場合は違約金が必要？2年契約の賃貸物件を解約する場合の手順などを解説」

賃貸契約のキャンセルについてはこちら

「賃貸契約のキャンセルはいつまでなら可能ですか？契約料の返金やキャンセル期限を解説」

この疑問の目次

1 賃貸の契約申し込みのキャンセルって出来るの？
- 1.1 賃貸契約書を結ぶまでは原則キャンセル可能
- 1.2 申込金支払いや審査を終えていても、まだキャンセル可能
2 賃貸契約書にサインした後はキャンセル不可。書面上の途中解約の条項や違約金取り決めなどに従おう
- 2.1 賃貸物件を含む不動産契約はクーリング・オフ適用外
3 賃貸申し込みをキャンセルするよくある理由
- 3.1 仕事や家族といった、周囲の環境が理由で賃貸申し込みをキャンセルするケース
- 3.2 より条件の良い別の賃貸物件が気になってしまい賃貸申し込みをキャンセルするケース
4 賃貸申し込みをキャンセルすることは悪いこと？
- 4.1 賃貸選びは、大きなお金が動き、その後の生活にも影響する。ためらわず、納得する選択肢を選びたい
- 4.2 キャンセル可能とはいえ不動産会社や大家さんには迷惑をかけることに。適当な気持ちで動かず、よく考えて契約を行いたい
5 賃貸申し込みは状況やステップによってはキャンセル可能。考え直す場合はすぐに不動産会社に連絡すること

賃貸の契約申し込みのキャンセルって出来るの？

賃貸契約のイメージ

賃貸の申し込み後のキャンセルは出来るのでしょうか？　最初に申し込み後のキャンセルの有無について解説していきます。

賃貸契約書を結ぶまでは原則キャンセル可能

原則として、申し込んだ時点までならキャンセルは可能です。賃貸契約をしてしまった段階ではキャンセルが出来なくなるので、キャンセルをするのであるのならば申し込んでから契約するまでの期間にしましょう。

申込金支払いや審査を終えていても、まだキャンセル可能

申し込んだ段階ではキャンセル可能ですが、申し込んだときに申込金を支払った後や審査が通った後ではどうでしょうか。

結論から言いますと、キャンセルは可能です。よく「お金を支払った後にはキャンセルが出来ない」と考えている人も多いのですが、申込金を支払った後も契約をしなければキャンセルは可能なので覚えておきましょう。

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賃貸契約書にサインした後はキャンセル不可。書面上の途中解約の条項や違約金取り決めなどに従おう

契約後ではキャンセルが出来なくなると述べましたが、具体的には「賃貸契約書にサインした段階」でキャンセルが出来なくなります。もし契約後にキャンセルをしたい場合は、契約書に記載してある内容に従うことになり、場合によっては違約金が発生することもあるので注意しましょう。

賃貸物件を含む不動産契約はクーリング・オフ適用外

不動産の賃貸というものにはクーリング・オフ制度が適用外となっています。不動産でも売買契約の場合は条件次第でクーリング・オフが可能なのですが、賃貸ではその条件に合うことがないため原則クーリング・オフが出来ません。

賃貸申し込みをキャンセルするよくある理由

仲介業者に電話をしているイメージ

賃貸物件をキャンセルする人は少なからずいますが、何故キャンセルしてしまうのでしょうか。エイブルAGENTの方で実際にあった、「物件をキャンセルした理由」の一部をご紹介します。（プライバシー保護のため、内容の具体性を一部省略しています）

仕事や家族といった、周囲の環境が理由で賃貸申し込みをキャンセルするケース

勤めている会社や家族など、周囲の環境が理由で急遽申込をキャンセルする必要が出てくるケースがあります。これは引越しをする理由にもよりますが、例えば急遽会社で異動を言い渡された、引越しを家族から反対されたなど理由はさまざまです。

より条件の良い別の賃貸物件が気になってしまい賃貸申し込みをキャンセルするケース

物件を申し込んだ後に、さらに良い条件の物件を見つけたケースもあります。条件のいい物件に入るためには申込をキャンセルする必要があり、もし他の物件と迷っているときは契約までの期間を延ばしてもらうことが出来るかもしれません。

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賃貸申し込みをキャンセルすることは悪いこと？

キャンセルには様々な理由があることについて触れてきましたが、果たして賃貸を申し込んでおきながらキャンセルをしてしまうことは悪いことなのでしょうか？　キャンセルが影響を与える事柄について解説していきます。

賃貸選びは、大きなお金が動き、その後の生活にも影響する。ためらわず、納得する選択肢を選びたい

キャンセルという響きに、「自分勝手」という認識がある人もいらっしゃるかもしれません。しかし賃貸物件を契約するというのは初期費用などの少なくない金額がかかり、今後の生活にも影響を与える重要な選択です。そのため、妥協をせずに自分が納得いく物件を選ぶようにしましょう。

キャンセル可能とはいえ不動産会社や大家さんには迷惑をかけることに。適当な気持ちで動かず、よく考えて契約を行いたい

申し込んだ後でもキャンセルは可能ですが、申込の時点で不動産会社や大家さんが既に動いていることに変わりはありません。キャンセルするということは、今まで働いてくれた不動産会社の人や大家さんの時間と労力を無駄にしたことと同じです。無駄にキャンセルを増やさないためにも、納得のいく物件探しを慎重にするようにしましょう。